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2011年08月21日 イイね!

それ以前にもっとやることがあるだろう?

新車を売っていた当時の人間自身が知りませんでした。例の「平成22年度燃費基準達成車」とか言う奴のことです。
調べてもいないので正確な内容ではありませんが、遠い記憶を頼りにすれば多分マークⅡブリットとかあの辺の頃に星5つとか星2つとかのステッカーが貼られだしたと思いますので、多分平成14年とか、あの頃からやりだしたんでしょう。

ついでに保険の方でも「それで事故が少ないとは限らんだろ?」とも思うのですが、エコカー割引なんて物をやりだしました。非常に迷惑なことです。どうせそのうち「いつの基準なのか、やってる本人すら知らない」エコカーだらけになることは判りきっているのに、どうせ現場を混乱させるだけなんですから。そんな値引き原資の体力があるくらいなら基本料率を下げるなり、良いサービスをなるべく基本付帯の状態にするなりすればよいと思うのですが、そんなことはやらないんですねえ。

ついでにあの頃から排気ガス基準記号「GF-」から、今時の「CBA-」だの「DBA-」だのとやりだしました。今までは「E-」か「GF-」しかなかったのに、これも迷惑なことです(ディーゼルは少々事情が異なりますが)。
それをするなら書類作成時の記載事項自動反映を可能にするための申請書類の電子化or手書き書類の削減を先にするべきだと思うのですが、そういうことはしないんですよねえ。
もっともその代わりに誰も望んでいなかった(少なくとも自販連以外の人間は)形での「OSS(ワンストップサービス)」なる、現在は新車のみに適用される車両登録システムだけが先行しています。まあ早い話、自販連の「新車登録は俺に全部仕切らせろ」というだけのもの、という印象が強いわけですが。
だって、行政関係の申請書類作成のプロであるはずの行政書士ですらそのシステムに精通しているとは到底言いがたいですからねえ。



まあ、そういういつものグダグダの前置きはともかくとして。今日のお題は例の

また今度、燃費基準をもう25%引き上げるから、そこんとこヨロシクね

という、あまりにも言ったもん勝ちで無責任な発言のことについてです。



私の意見としては、そんなことをやったとしても結局は架空の燃費数字が今以上に更に積み上がるだけでしょう?と。

実燃費数字を今以上に引き上げるのであれば、一番いいのは車両本体重量の軽減なのでしょうけど、現状ハイブリッド一辺倒の国内メーカーにそれを求めるのは無理があります。だって、バッテリーが重すぎるから。せいぜいが必要最低限の発進の時だけハイブリッドみたいな形とか?耐用寿命が読めないらしいのであんまり見ないけどキャパシタ方式とかどうなってるんでしょう?

となると、タイヤの転がり抵抗を鉄道並みに低く抑えるとか。

軽くするにも限度がありますし、素材にアルミを使うにしても、今のように電気事情がいい加減で安定供給が望めそうにも無い国内情勢では、一定品質での量産はちょっと難しいように思います。



もちろんこれからも国内メーカーはじわじわと、少なくともデータ上の燃費数字は必死の努力ももって引き上げていくでしょう。こういう局面においては巷で良く見かけるオカルトグッズには何の効能もありません。あの程度で達成できるものならとうの昔にメーカーは採用しきっている筈です。
でも現状、非現実的に思われる目標数字がもたらすものは、いつの時代もそうですけど「その時だけ何とかなればいい」という刹那的なハードル回避策の多用です。

だって、現実的に今がそうじゃあありませんか。もっと判断基準として、きちんと信用するに足るレベルの実績数字じゃなければ掲載する価値は無いでしょう。モード燃費30km/ℓに対して実燃費60%程度の17~8km/ℓでは虚偽表示と言われても文句を言える立場には無いと思います。

もっともそんな測定方法で良しとしている国土交通省にも誠実さは感じませんが。


私がこういう様子を見ていて非常に腹立たしいのは、お上というものは見栄えのすることばかり言っている裏で、じゃあと翻って、公的機関が自らやれば易々と出来る筈の事にはまったく手を付けず、メーカー側の努力結果が出てくるであろう事に期待するばかり、というように見える現状です。
あいつらの方が圧倒的に人と物を動かせる立場にあるわけですから、やるとなったら動きは早いに決まってます。それが国家権力ってもんです。
もっとも、工事中止を「する、する」と言っていても現実に政権をとったら「やっぱり工事の中止をやめます」としてしまった八場ダムのような詐欺事例もありましたけど。


皆さんもご経験があるでしょうけど、一般に高速道路上では燃費数字が飛躍的に伸びます。ちなみに私の乗っていたi。あれで26km/ℓの数字が出た事があります。一般道では18km/ℓがやっとだったというのに。
その他ではイスト。一般道で12~3km/ℓ程度が普段の数字ですけど、高速に乗ればやはり20km/ℓを超えます。黒インプ君は一般道で11km/ℓ程度でしたが、高速では17km/ℓくらいだったかな。E36/5だと一般道で10km/ℓをぎりぎり切るくらいなんですが、高速では15km/ℓ辺りだった筈です。W202のC200も同じくらいでした。

何が言いたいのかと聞かれれば答えは単純です。

今までにも何度か書いてきている事柄ですが、交通の流れを止めるのが前提の交通設計ではなく、車をなるべくスムーズに流すことを前提とした道路の設計としていけばよほど実燃費が上がる筈です。二酸化炭素削減云々を言う割には何でこれをやらないのかが不思議でなりません。
まずは交通の流れの変化の為に、とうの昔に役目を終えた信号機の撤去から始めるべきでしょう。あれほど腹立たしいものもありません。日々どれだけのガソリンが信号待ちの際のエアコン稼動やオーディオ稼動のためだけに消費されていることか。

また、郊外のよほど交通量の少ない、人目に付き難い道路はせっせと改修をしていくくせに、そのくせ人目に付く市街地の舗装状態は最悪です。たまに思い出したようにして通る田舎道が見違えるほど綺麗になっている反面、市街地の道路の轍は波打ち、表面はひび割れ、そのロードノイズの酷さには呆れるばかりです。路面状況の酷さは特にオートバイ乗りの方ならご理解いただけるかと思います。クルマに乗ってると意外に気が付かないんですよね。いったい重量税やガソリン税はどこに使われているのか不思議でなりません。

こうした道路行政の不備・怠慢に拠る無駄なガソリン消費がどれほどのものか一度試算してみるのも一興だと思います。

もっときちんと実になる仕事をしろよ、っていうね。



ちょっと話は変わりますが昔、先生への通信簿なんていう話がありました。
普段は一方的に評価されるだけの立場の生徒(児童・学生も含む)ですが、逆に先生に対しての通信簿をつけると、どういうものが出てくるか、という話です。それについては、教えてもらう立場の先生に対して失礼だの、教えられる側の態度として如何なものか、などといった反論もありあんまり浸透しなかったように思いますが、でもこれは面白い試みだとは思います。教えられる側の視点、というのは普段ごっそり抜け落ちている視点だと思いますから。


いちおう民主主義体制においては

投票をした側は、選挙で選んだ人がやった事の結果を、すべて受け入れることが前提となっている


という事になっているようです。なんだか改めて聞くと恐ろしい話ですが。

で。

前回の結果を受け、次に信任すべき人に投票して、次回の選挙期間までの政治を信託する、というシステムなわけです。で、その結果責任もこれまた最終的には選挙民がそのすべての責任を引き受ける、と。

でも、

選んでみたらあまりにもダメダメだったから、やっぱ前回の選挙は無しにしようや

という、ありがちな事態に対しての回避システムというか安全装置たる仕組みは存在しないんですねえ。ひー。
やっぱ途中で通信簿を付き付けるシステムがあってもいいような気もするなあ。それも議員や首長だけでなく、各省庁に対する個別の通信簿も。それによって予算の匙加減が変わるとかさ。そこまで信認した記憶は無い、というのが大方の人の実感だと思うんだけどね。
Posted at 2011/08/21 15:18:27 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2011年08月20日 イイね!

目に余るディーラーの営業手法

今に始まったことではありませんが、最近のディーラーの営業手法の劣化は少々目に余るレベルになってきているような気がします。


もともと私自身がそうした環境から、今は第三者として外部からその状況を目にしていますので余計に目に見えやすいのですが、そもそもの一番の原因は

あまりにも車が売れていない

という状況にその理由の発端があります。



昨日聞いてきた話だったんですが、浜松のとある営業所での話。

今月の登録台数が17台だという話でした。まあ、17台なら17台でも良いでしょう。
平成5年~6年頃のとあるマツダディーラーの当時アンフィニ店の話では、とある月の販売台数がなんと2台だったという話を聞いたことがあります。1人の営業成績ではありません。1店舗全体での話です。さすがにその話を聞いたときは唖然としたものです。

まあ、それはそれとして。

でもこの17台というお店、ネッツなんですよねえ。既に旬の時期は過ぎましたけど、それでもトヨタディーラーの中では屈指のラインナップを掻き集めてある筈のディーラーです。
ちなみに初代ヴィッツの販売スタート時の絶頂期。その営業所の当時の目標数字が何台だったのか、ふと聞いてみたところ。なんと。









3桁越えだったそうです。


ちょっとコレも絶句しちゃいました。ええ?3桁?おいおいちょっと待てよって言ったって、ディーラー違いの私ですら初代ヴィッツは10台以上新車を納めたくらいですからねえ。それこそ、ち○こ入れ喰い状態といっても言い過ぎではなかったはずです。
今あの当時のネッツ店のショールーム内の状況を思い浮かべれば割れるような喧騒状態でしたから、まあ、あれが月2万台の営業成績を誇った原動力というか、数字の生産現場だったのでしょう。

ついぞ私はそうした現場に居合わせたためしはありませんでしたが。


で、そういう営業所のかつての栄光はさておき、今は17台。落ちたもんだなあ、と。普通に考えればあの規模でこの人数、このメンバーとなれば普通の月ならば40台くらいはこなさないとやばそうな感じです。8月とはいえそれでも30台に届く・届かないくらいの目標数字は来て当たり前の規模の営業所ですから。
それが今日日は売れればめっけもんで、来店客から拾える数字もあっちと競合、こっちと競合でなかなか決まらず、しかも販売条件は悪く。せいぜいが総数の1割から2割あるかどうかだそうですねえ、今時は。




で、そうなると拾えるモノは何でも拾え、となるようです。本丸がたいしたこと無いのなら二の丸、三の丸からでも、もらえるモンはもらって来い、と。
わからなくもありませんが、私からすると、そうガッツクもんじゃあないと思うんですがねえ。見てて浅ましいというか恥ずかしくならないのかなあ、と思うくらい。



で、本体部分が埋まれば今度はその周辺も埋めろと来る訳です。そこまで来るととばっちりを受けるのが保険。

保険も何とかウチでやらせてもらえませんか?」とか

「1年だけでいいですからお願いします」とかねえ。


まあ、別に私的にはあくまでお客さんの選択と思ってますし、そこでお客さんが不利益を被ろうが、それもまたそれでお客さんの選択の結果そうなったことです。それ以上は私の知ったことではないというか関知すべき事柄でもない。



ただマズカロウと思うのはその保険の販売手法です。勢い余って

「ココまでサービスしますから」って言っちゃってるんですよねえ。これはマズイ。


一応ディーラーのセールスも保険の講習なりを受けているはずですから、名目上は立派な保険募集人資格を持っているはずなんですが、その内容は私自身が身をもって知っているように、とてもお粗末です。取れと言われているので資格を取らされているだけで、その内容はほとんど覚えていませんから、上司や保険会社の総合職の連中に「こういう時はこう言って保険を取れ」と吹き込まれた営業パターンを忠実にテープレコーダーのように繰り返すだけです。この程度だと、ちょっとそのセールストークに熱が入るといらんことまで口にしちゃうんですねえ。

と言う事で「ココまでサービスしますから保険もウチでやらせてください」というのは立派な抱き合わせ販売で、保険業法では第300条の「禁止事項」でそれをはっきりと禁じている禁止事項に該当します。ちなみにこういう条文です。




保険業法第300条(保険契約の締結又は保険募集に関する禁止行為)
保険募集人又は保険仲立人若しくはその役員若しくは使用人は、保険契約の締結又は保険募集に関して、次に掲げる行為をしてはならない。

5.保険契約者又は被保険者に対して、保険料の割引、割戻しその他特別の利益の提供を約し、又は提供する行為


つまり保険屋は、保険の必要性を訴え、その保険契約のアフターフォローで勝負すべきであって、値引きやその他の保険以外のところで勝負することを禁ずる、というわけです。
商品内容に関しては完全に保険会社の裁量範囲ですから、代理店たるもの、そのお人柄と仕事ぶりで勝負するしかないのが現実です。

保険商品そのものだけを安く買って来れればいい、というのなら通販で十分なわけですから。

じゃあ代理店は何が出来るのか?と聞かれれば、要は保険の契約内容を以ってして「結果が持ってこれるか否か」だと思うんですがね。つまりは結果が持ってこれるような契約内容をきちんと勧めているのか?という基本中の基本のことです。あとは事が起きたときに、如何にいい動きが出来るか否かであって、値引き云々は主戦場ではありません。
もっとも保険会社のマージン体系も問題っちゃあ問題で、支払われる名目はあくまで「契約締結の手数料」でしかありませんから、その支払い方というか飴のばら撒き方も今一度再考を要するところであろう、とは思うところですが。



というわけで、ちょっと今回は腹が立ったのでこの件を金融庁なりにタレこむ事にします。

そういえば、これネッツの話じゃあなくって日産ディーラーの話です。しかもヒラじゃあなくって課長職の人間だって言うから呆れる話じゃあありませんか。まあその程度って言えばその程度なんですが。

Posted at 2011/08/20 19:18:21 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2011年08月14日 イイね!

肘掛付きセンターコンソールにしてみました。

肘掛付きセンターコンソールにしてみました。昔乗っていたマークⅡの好きだったポイントに立派な肘掛が付いているというところがありました。運転席にくっついていて、シートと同じふかふかの生地のものでしたので肌触りも良く、位置もばっちり。後年、マークⅡの肘掛はシート一体式から、センターコンソールを大型化してその上に肘掛がある方式へと変貌を遂げたように記憶しています。なんとなくの記憶だと、以前と比べてふかふか感は減っちゃったなあ、と。

さて、時は下りC200ベンツ君に乗った時には、幸運にも肘掛が標準装着されているモデルになっていました。初期のW202、C200だと、エレガンス辺りじゃあないと肘掛は無かったかと思います。


さて、E36/5です。

もちろん下見に行った際に気づいてはいたのですが、こいつには肘掛がありませんでした。乗って帰ってきた時にも「仕方ないなあ」と思いながら乗って帰ってきたわけですが、ちょくちょく乗っていると、やはり肘掛がないと寂しくなります。調べてみると、どうもMスポには設定されていなかった肘掛も、セレクションには設定が有った様で。


なんだか悔しいじゃあありませんか。


というわけで、こういうときにはヤフオクで部品を漁るのです。そうしたら幸か不幸か一点だけ出品があるのを見つけました。肘掛のみ、という出品もありましたがよーく観察するとそれだけあれば良いという物でもないらしい。特に後半部はまったく形が違います。
ノーマルのセンターコンソールで不満なのはカップホルダーです。何が不満かって、前後に2つ、仕切りが中途半端な状態で並んであるので、ちょっと大きい缶は転んでしまうのです。もちろんミニ缶の缶コーヒー位なら良いのですが、私がこの時期いつも持ち歩くサーモスの水筒(500ml)だと、いとも簡単に転んでしまいます。肘掛付だとカップホルダーはひとつになり、仕切りも1つ分できっちり。しかも肘掛が適度に高い位置にあるので水筒の店頭防止にも効果的になっているのです。

ただ、カップホルダーはひとつになるので、助手席に嫁さんが座ると嫁さん用のカップホルダースペースは無くなるのですが。



そんな訳で、少々出品金額は高めでは有りましたが「ええい、ままよ」とばかりに肘掛つきのセンターコンソール一式を落札いたしました。



取り付けに関しては既に御紹介されている方もあるので私の作業紹介は割愛します。注意点としては、ハザードランプの裏側にねじがあるのでスイッチユニットを外さなければいけない工程があります。此処で1つ。
精密ドライバーでスイッチユニットを持ち上げるのはいつものことなんですが、ドライバーを突っ込んでユニットを持ち上げるのは上下の溝からではなく、左端の溝に突っ込んだ方が良いです。右端でユニットが引っかかっているからでもありますが、スイッチの蓋そのものが結構薄い造りなので上下の溝でやろうとすると蓋のプラを割ってしまう可能性があります、というか私は割ってしまい、ヘリが少々欠けてしまいました。まあ、元に戻すと見えなくなってしまうのでそのままですが。

フロアカーペットには初めからセンターコンソール付き車用に切り欠きが入れられています。それに沿って余分になってしまうカーペット部分を取り除きます。、切断が必要な箇所は最低限ではありますが2箇所ほどありましたので、そこは波刃のナイフで切り欠きました。繊維モノの切断には波刃が有効です。

センターコンソールはボルト3本(前2本、後ろ1本)でセンタートンネルに固定されるのですが、前2本は難なく入っていくんですけど後ろ一本がどうしても入らない。位置が見難く、しかも回しづらい。大汗掻いて四苦八苦したのですが一向にねじ穴に噛んでくれません。
よーく見るとユニットのボルト穴が何故か前後方向に長く切ってあります。後ろのボルト穴は前方向にボルトの穴が入る程度の丸穴が大きく切り欠いてあるので閃きました。これはまず、後ろのボルト穴はボルトだけ初めから入れておいて、その後に肘掛ユニットの後ろを先にボルトとかみ合わせるわけです。で、その後前2つを固定する。組み方に順序指定があったわけですね。



そんなこんなで大汗かいて、Tシャツもびっしょりになりながら何とか取付作業を終えました。もちろんついでに室内への掃除機がけもいたしました。センターコンソールを取り外すとやっぱりというか、汚かったですからねえ。一見綺麗に見えても埃だらけなもんです。出来ればシートを外してきっちり掃除機を掛けてあげねば、と痛感いたしました。しかしどうやってシート外すんだろう?この辺はこれからの課題ですね。


シートといえば、随分いろんな箇所が動いてきっちり体をサポートしてくれるのはありがたいのですが、逆にあちこち動くギミックが仕込まれている分、ちょっと軋みが出やすいようです。この辺りもシートを外してみた際に調整が出来るといいのですが。
それともう一点、ありがちなところではあるのですがこのシート。革とクロスのコンビシートなのですが、特に運転席の右サイドが擦れてしまい表面の塗装がはがれてしまっているところがあります。ココも補修してあげないとなあ。


あっちこちに気になる箇所が出て来はじめた318コンパクト。どうせならボディカラーがダカールイエローという事もありますので、業者に外装磨きは任せてしまって、ついでにガラスコーティングもやっといてもらおうかなあ、と思案しています。そうすれば私は内装仕上げに専念できますしねえ。



私がやってもいいんですが、こう暑いとまったくやる気が出ないしなあ。
Posted at 2011/08/14 19:23:48 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2011年08月13日 イイね!

ひっそりと。でも確実に押し寄せているらしい。

今日。


とある用事もあって、朝の3時ごろからあちこち回っておりました。で、午前7時過ぎ。なんとか終わりも見え始め、もう少しで終わるなあ、と思っていたところでした。そうして、あるお客さんのところまで通りかかってみると。


あれ?こんな時間にもう社長の車が停まってる。

お休みに入られているであろう時期でもありますから、クルマがあること自体はまあ、おかしくないなあ、と。却って事務所が静かなほうが仕事もはかどる、という事もあるでしょうし、今までにも何度かそんなこともあったし。

でもこんな早朝から?


で、車から降りた時に、ちょうど工場の方がこちらに歩いてこられました。こんな朝に社長のクルマがあるんですが、いらっしゃるんですか?と聞いたら上に(事務所)いると思います、位のご返事。まあ、クルマがあるなら居るわな。

で、入り口の扉を見た瞬間ガラスの部分に張り紙が張ってあるのが見えました。その時までは「まあ、夏季休業期間のことでも書いてあるんだろうなあ」とね。でも顔を近づけてみると随分長い文章が書いてあります。なになに?

.....。























................。

















.........................................................................................。



























おい。民事再生法の申請をしたって書いてあるぞ!?



弁護士の名前も書いてあるし。






つー事は早い話が倒産した、ってことか?!そこまでヤバかったの?





そんな訳で、社長の居るであろう事務所へそろーりと入ってみると。



あ、社長だ。本当に居るし。















とりあえず椅子を勧められ、何を聞いていいのかも判らないので「大丈夫ですか?」と一言。まあ大丈夫じゃあないから民事再生法の手続きをしている訳でしょうけど。


しかし社長。すいぶんと髪の毛も眉毛も白くなったなあ、と思いました。思えばこの方とはトヨペットの時以来ですから14~5年も前からのお付き合いです。私もそうですが、そりゃあ社長も老けるよなあ。
とりあえず社長からお話では「私もいい年だし、跡取りも居ないし」との事でした。まあ、跡取りが居ないのは私も気に掛けてはいたのですが、そんな事言ったって、部外者の私にどうすることも出来ないし、言うべき立場でもない。

でも言葉から察するに確かに数字上も苦しくなってきてはいるのでしょうけど、それ以上に、これ以上がんばって遣り繰りしていったとしても、親族の中で後に託す人間が居ない以上、張り合いも無いのだろうなあ、と。虚しくなってきているのかもしれません。
今年の頭に弟さんも亡くされていますから、自分の子供が会社に入るつもりが無い以上、後継者は社員さんの中から選ぶほかありません。


そうなるのが見えてきてしまっている以上、だましだまし自力再生を試みるよりは、体力のあるうちに此処で一旦負債を整理し、身軽になって次世代への道を選んだほうが後のある従業員達にとっても良い筈、という判断をされたのでしょうねえ。
民事再生法では必ずしも社長が交代する必要は無いとの事でしたが、状況を考えると多分身を引かれるんだろうなあ、と想像します。おそらく持ち株分はそのままゼロにしてしまって放棄してしまうつもりだろうなあ。


帰宅してから民事再生法について書かれた幾つかの文章も目にしましたが、でもコレはこれで随分とお金の掛かる事なんですねえ。
裁判所への手数料はともかくとして、あらかじめ前納しておかなければならない金額も結構なものですし、管財人たる弁護士もしくは会計士に支払う手間賃も前納金と同額から1.5倍の額とか何とか。
ちなみに報道内容からすると、この方の前納金額は500万円のようですから、弁護士への報酬を入れれば1000万円から1500万円は手始めに必要になるようです。

しかも、もちろんの事ながら銀行口座は凍結されるということですから、当座の運転資金分はある程度確保できていないとにっちもさっちも行かないでしょう。
しかし弁護士ってのもなんだか893と大して変わらん商売のような気もするなあ。こういう場面でこういう報酬、という話を見ると。



3月当時、このままだと決算が出来ず、6月以降はまずいところが出てくるのでは?というようなことも書きましたが、まずいですねえ。何とか今まで息をついていたところもこの円高ですから、



「お盆休みは明けたけど、出勤してみたら会社は休みのままになっちゃっていた」




なんて笑えない話も出てくるかも知れんなあ。この分だと。



















Posted at 2011/08/13 11:41:36 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2011年08月11日 イイね!

価格ということについてあれこれ

一人で仕事をしていると、今までは他人が設定してくれてある金額のものを売っているだけで良かったものが「自分で仕入れをして、それに利潤を乗っけて、請求書を作り、その御代を回収する」というところまで一人でやることハメになりました。
そうなると、やはり気になるのが「この仕事でいくら位の請求が妥当なのか?」という他所様との値段比較というかバランスというか。高いと思われるようではいけないでしょうし、でもそれなりの利潤も付いてこないようでは私自身が干上がってしまいます。

そうなると、常に気を配るのが「どこで仕入れるか」という事。
コレは中古車であろうが、新車であろうが、タイヤやナビゲーションやらでもそうです。作業を委託する先の工場は数を絞っていますけど、品物に関しては毎回違います。もちろん作っているところはメーカーでしかありえないわけなんですが、どこを経由しているかによって仕入れ価格にかなりの変動があります。


例えば以前付き合いのあった工場などでは「うちはパイオニアの特約店だから」とか、「うちはミシュランから直接仕入れているお店」とかいう自慢話をよく聞かされました。まあ、それはそれでいいんですけど、その工場は部品持ち込みでも受けてくれたので当時の私は、直接仕入れた品物を持ち込んで取り付けだけソコにやってもらっていました。
で、毎回仕入れの金額を聞いたり聞かれたりするわけです。今度はいくらで引っ張ってきたんだ?ですとか。で、白状すると、怒るんですよね。「何で特約店のうちの価格より安く買ってこれるんだ」とか何とか。

業者向けの価格は業者向けとして、きちんとコントロールできている状態ならば、それはそれで私にとってはありがたいお話です。ただ、メーカー側もどうしたって「売らんが」為に報奨金を付けてみたり、仕切値に色をつけてみたりして、販売先によって出す金額に変化をつけてきます。
すると、いくら特約店とはいえ、月に10個程度を販売する先と、一度に(しかも月内に何度も、という可能性も)100個200個の大量仕入れをしてくれるところとでは色の付け方にかなりの差が出てきて当然とも言えます。


こういう言い方をすると申し訳ありませんが、大概の業者さんは仕入れということに対して無頓着な人が多いようです。
もちろん、メーカーサイドのアフターというかバックアップを期待してのこともあるでしょうけど、とにかく正規ルート・メーカーの直販ルートを尊重します。返品対応や補償対応のことを思えばそれも理解できなくもありません。
また、うちは業者なんだからメーカーもそれなりの対応(仕切り金額や納品の速さ等)をしてくれるのが当然、という意識もあります。しかも電話一本で品物を持ってきてくれるのでいちいち買いだしに行く煩わしさもありません。


ところが。


今はメーカーもお尻に日が付いている状況ですから、他社の追随を許さない製品群を持っているところならばともかく、そうでもないところは各地に細やかに配置していた営業所も縮小せざるを得ないような状況です。言っちゃあ悪いですけど、今やパイオニアですら浜松に営業所がありません。わざわざ静岡から浜松にまで来ている有様で。下手するとそのうち名古屋から来るようになるんじゃあないのかな?

となるとメーカー修理の対応も、そうした営業さんが品物を営業所に持ち帰るという従来の形態から、直接ユーザーがメーカーに修理依頼を掛け、修理部門に宅配便で送る、という事を推奨するようになってきている状況です。

こうなると特約店もユーザーも横一直線なんですよね。自分で動けばいい、というだけで。正直小売店の出る幕が年々縮小している気はします。となると小売店や工場で買うメリットはというと、きちんとした取り付けであったりアフターであったりなんですけど、それもねえ、というね。
ナビゲーションの出始めの頃であれば、取り付けに関しても、メーカーの側自身が試行錯誤の状態でした。確かにあの頃であればメーカー装着を選択する意味も十分にあったでしょう。

ところがナビゲーションですら登場から10数年を経ると、さすがにどんなに不器用な人がやっても失敗できないようにメーカーも手を打ってくるんですねえ。様々なトラブルシューティングが成された上の賜物でしょうけど、以前のことを思うと本当に簡単になったものです。機械本体も驚くほど軽くなってきていますから、相当にユニット化が進んでいるものと想像します。


高い値付け、という事に意味が創り出せなければ、それは淘汰される対象になってしまいますし、選んでいただくだけのプレミアムというべき物が無いようでは売る側のプライドもくそもありません。
そこをどうするかは個々の販売店次第でしょうけど、昔ながらの馴染んだ世界からなかなか抜け出せない、という事もあったりね。わりと日本人ってそういうところは、ものすごくものぐさな気がします。欧州などは、そういう「商取引」というところに関しては異様に熱心だったりするんですけどね。



もちろん昔からの馴染みから買い続けられれば一番良いのでしょうけど、それが結局はお客さんに「高い買い物を強いている」という状態になってしまうようではね。申し訳ない話ですし。



もう少し書きたいことはあったんですが、長くなっちゃったんで今日はこの辺で。








Posted at 2011/08/11 19:52:35 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

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