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h.shibataのブログ一覧

2011年12月28日 イイね!

ルンバを買ってみた

ルンバを買ってみたダイソンにはまったく興味の無かった私ですが、ルンバには興味をそそられていました。
アメリカ製品の凋落については良く語られている所ではありますが、私は決してそうは思っていません。非常に魅力的な商品をたくさん持っています。何よりの証拠として家電大国日本でなぜこのような製品が発案されなかったか?という事が多くの事を物語っていると思います。


しかしこれまた輸入品の常と言ったら良いのか何故か内外価格差が酷く、アメリカ仕様に日本のコンセントへのアダプターが同梱されたものが「おいおい」という金額で売っていたりするわけです。いい加減この正規流通品とされるものと並行物の価格差を見るにつけ、輸入業者の貪り方も何とかして欲しいものです。

一応私もあちこち目ぼしい所は見尽くしたつもりではありますが、結局今回は並行物に手を出す気にならず、それでも何とか許せる範囲の価格差の所で手を打つことにした次第です。もう少し安ければ「まあいいか」と並行物でも許せなくも無いのですが。


で、件のルンバ君。今日は多分充電だけで終わっちゃうんだろうなあ。現在ホームベースに陣取り、もくもくと充電中です。まあ、飯はたんと食わんといい仕事は出来へんしね。




さて、海外製品。

「もっとアメ車を買えや!」なんて声もあるようです。
私自身もシェルビーGT500なら大好きです。あれなら欲しいなあ、と。

でもね。時代はインターネット。本国のページだって簡単に見れちゃうこの世の中。果たして本国のムスタングはいくらのプライスが付けられているのか?

ちなみにURLはここ→http://www.ford.com/cars/mustang/


今の為替レートで計算するとびっくりの金額です。ええ?こんな金額で買えるのなら俺だって欲しいって思っちゃう。ホンマもんの雰囲気ムンムンが、これで買えるんけ?って感じ。
もっとも今の異常レートな状況を差し引いて考えると、おそらく感覚的には1ドル150円前後ってのが適正な交換比率かな?と。まあ、これでもお安く感じますが。



じゃあ、フォードジャパンのページになると幾らのプライスタグが付いているか?

URLはここ→http://www.ford.co.jp/servlet/Satellite?c=DFYPage&cid=1178839573406&pagename=wrapper&site=FJP







オーマイガッ!

って感じ。近頃視力の衰えが来てますけど、あれ俺の視力ってば大丈夫?って一瞬我が目を疑っちゃいました。文字通り。


これだけの価格差があれば、それこそ並行屋さんが手間賃実費と手数料加えたって十分な利益を出しつつ売っていけるよなあ?とか疑っちゃいます。果たしてこの事を本国で十分に認識しているのでしょうか?



円高って素敵!って思っていらっしゃる方も大勢いるんでしょうねえ。ここまで開くと。

デフレデフレとは良く聞く言葉ではありますが、いいとこデフレになっているのは3次請け以下くらいからの孫請け企業以降の給料であって、物価そのものはあんまり下がっている印象は無いなあ。どうでもいいものが安いと言うだけで。



もっと日本企業製で、身の悶えるが如く欲しくなるようなものを作って欲しいと切に願います。
Posted at 2011/12/28 10:24:53 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記
2011年12月27日 イイね!

根拠のない自信ほどたちの悪いシロモノもない

事故です。


今回の事故はこっちのお客さんがゼロ過失。つまり相手が1過失割合100%という事故です。何でも信号待ちの時に床に落ちたものを拾おうとしてブレーキペダルの踏み込みが緩み、前の車に当ててしまったという状態だそうです。

保険的には私の契約者というわけではないのですが、車のフォローは私がしているという方。で、私の方に連絡が入ったのは「修理見積もりを作って欲しい」という依頼でした。



加害者側としては、

まあどうせ古い車だし。

ちょこっとぶつかっただけだから直すほどのこともないだろうし。

事故報告を受けた交番のおまわりさんもどこが当たったのか分からん位の事も言ってるし。

まあ、どうせ修理見積もりを出したところで大した金額にもならないだろうから自分で払って良しにしてしまおう、と。

おそらくその程度に軽く思っていたのだろうと予想します。





まあ、そんな思惑は私にとってはどうでもいい事で。要は私の受けた依頼はあくまで「修理見積りの作成」です。お客さんとしても「根拠のある数字を以って話し合いを始めます」という事です。



で、見積もりを作ってくれ、と言われた以上は治る金額の見積もりを作らねばなりません。保険的にも、最終妥結額はともかく、叩き台はあくまで完全修理にかかる金額です。事故前に戻すということが前提ですから。



ところがこの馬鹿(加害者)はいきなり結論を、自分から出してきたわけです。要は「5万円ぐらい払えばそれでいいでしょ?」ってという結論。




もっともその5万円という金額にしたところで「色つきの新品バンパーがメーカーから供給されていたならば」あながち間違いであった金額ではありませんし、それにしたって、「バンパー交換が前提」の話だったわけです。

ところが、残念ながら。既にメーカーから、色付きバンパーの部品供給は途絶えているんですねえ。
つまり、素地の状態でバンパーに色を乗せなきゃならない。ただし、色を乗せるにしてもこのバンパー。ご丁寧にツートンカラーの塗り分けのあるバンパーだったわけです。塗りの金額は2回分という事ですね。


という事で見積もり金額は倍々ゲームの様相を呈する事になります。




鈑金屋さんから私の元に届けられた見積もりには10万少々の金額が謳われていました。其処に完全被追のゼロ過失案件ですから当然代車料の請求が可能な案件です。既に見積もり作成の為に前日に代車を出してお車を借り、工場に持ち込んでいます。
また修理にも同様の日程を組む事になるでしょうから、あらかじめ工場には色を塗っておいて貰うにしても、そこで2日借りる事になるでしょう。合計4日分の代車料。


正直金額だけ聞くと高いなあ、と私だって思います。バンパー交換だけだろう?って。ただツートンカラーの色塗り行程が絡む事を思うとやむを得ない、と思います。
ただそれにしたところで事情が判っていればの話です。



ところが相手は一般人。

参考意見」を口にした保険会社サイドの人間(おそらく代理店の人間でしょう)にしたところで金額の検証能力がある筈も無く。

事故報告を受けた交番のお巡りさんが「高いなあ」と感想を口にしたところで、それこそお巡りさんに見積もり作成能力がある筈もありません。



所詮は素人さんの井戸端会議以上の内容になる筈も無いわけです。だって誰にも根拠があって言っている訳ではないんですから。




親切心から

「素直に保険会社に事故報告を入れて。見積もりの検証を保険会社の専門部署に精査させて。それから金額の協定をして。その金額を保険会社が払うのかあなたが払うのか、それはその時になってから決める、という事で良いんじゃあないですか?それなら事故カウントにもならないでしょ?」

と言ってあげても聞きゃあしない。

余程「お巡りさんもそう言ってる」と自信ありげでしたが警察は民事不介入の原則がありますから示談内容には関係してきませんしね。この件に関して警察には何の権限も無い。何を頼りにしてるんだか。


何だか書いていて哀れに思えてきました。
Posted at 2011/12/27 23:20:22 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2011年12月25日 イイね!

今年はランクルかあ

大体年末もこの時期になってくると、何故か何だかんだいって1台くらいは年明けに持ち越す案件が出てきます。
昨年はハリアーだったし、年明け早々(1/2)ステップワゴンをぶつけた、という電話が鳴ったり。


さて今年は、何とか年末ギリギリに今配送を掛けているヴォクシーが納まってくれれば年が越せるかなあ、と思っていた矢先。


金曜日の朝。とある方からの電話が鳴りました。
1年点検をやる・やらないで、結局ばたばたして年明けてからかな、と思っていたお客さんです。なんでもエンジンが止まっちゃった、というお話です。うーん、なんだろうなあ。


とるのもとりあえず、私は起きたばかりの時間だったので何にも考えず現場に出向き。さて、患者さんに向き合います。今日の患者さんは70ランクル君。

でも、そもそもな話。

営業出身でメカニック勤務の経験が全く無い。整備士の資格すらあるはずも無い私にこんな事を相談してくるのもどうかと思いますが、まあ仕方がありません。どこかの工場に電話した所で、今時の工場では出張で来てくれる所なんて無いしな。そういう電話を受けるほうも受けるほうですが。


さてランクル君。とりあえず、そのエンジンの掛からなさ具合を見てみることに。

キーをオン位置に回すと......。グローの警告灯は直ぐ消えるのに、フィルターの警告灯は消えません。これって直ぐ消える奴だったっけ?まあ、いいや。じゃあセルを回して......。

たしかに掛かりません。

セルは元気良く回ってるのに初爆が無い。プスンプスンとも言いません。ふーん。という事は火が点かないのか、それとも、そもそも燃料が行っていないという事か。
もう一度計器類を見てみるとフィルターの警告灯が消えません。うーんこれか?燃料フィルターのランプがつきっぱなしってことは.......、水が溜まっているという事か?まずはこれだなあ。

とまあ、ここで工具の類を一切持ってきていないことに気が付き、仕方なく工具を積んでもう一度現場に。

場所が狭いのでバッテリーを外して作業スペースを作り、コックを緩め、水抜きをします。うーん。経由ってこんな色してたっけ?って色の物体が出てきます。たまたまゴミ箱にあった缶コーヒーの空き缶にその物体をいれ、それが終わったらエンジンを掛けてみます。

あれ?掛からんなあ。


あ、そうそうエア抜きをしていなかったっけ。スコスコしなきゃ。
で、スコスコしたのですが、何かあちこちから燃料が漏れているようで、なにやら液体がじわじわとあちこちから染み出てきています。何か見てはいけない物を見てしまったような.....。こりゃあ、相当あちこち劣化してきている感じです。

で、もう一度。暫くセルを回し続けたら「おおっ」て感じ。掛かってくれるじゃあありませんか。良かったなあ。
ただ、どうしてもあの漏れが気になるなあ。とりあえずエンジンは掛かったけど、あの辺に手を付けておかないと今後もやばそうだなあ、と。

で、とりあえずはこれで様子を見てもらうことに。
「今回はエア抜きをしたら警告灯は消えてエンジンも掛かるようになりました。でも配管関係・パッキン類もやばそうですから、遅かれ早かれそうした部分ににも手を出さざるを得なくなると思います」という事は言っておいたんですけどねえ。


で、既にその事を忘れかけていた今日。またしてもレスキューコールが。ダメか、あれだけじゃあ。


またしてもフィルターの警告灯が点いていたので、一応念のためもう一度燃料は抜きました。でも、こんな短期間で水が溜まる事はないよなあ?という感じ。

で、エンジンを掛けたら掛かったまでは良かったんですが。



暫くしたら止まってしまいましてねえ。


うーん。どうしよう。悩んでいても仕方ないので牽引ロープを使って自宅まで引っ張ってきました。
で、ディーラーに電話してみたら「年内の営業は今日までで、でも今日は工場の予定がいっぱいです。」とか。早い話「持って来るな」という事ですね、これは。



色々原因を考えてみたんですが、エア抜きで圧力をかけただけであれだけ燃料が染み出てくる、という事は。
やっぱりエンジンに燃料を送る際に一緒に空気まで吸っちゃってて、燃料が規定量行っていないという事ではあるまいか、と。途中に穴の開いたストローで一生懸命ジュースを啜ろうとしている状態ですね。これじゃあおいしくない。

という事は。

もう一度スコスコしてエア抜きをしてあげればエンジン掛かる様になるんじゃあないの?って思ってやってみたら.........。掛かるじゃあないの、エンジン君。これだなあ、原因は。





という事でおおよその故障箇所は特定できたのですが、まあ、作業は年明けですねえ。仕方ない。
今年の年末年始はホワイトイスト君には代車としてがんばってもらい、ランクル君と一緒に過ごすという事に決定です。ホワイトイスト君には色々手をつけておきたい所もあったんですが、ランクル君が治ってからの事になってしまいました。

良い子にしててくれると良いんですが。
Posted at 2011/12/25 13:31:33 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記
2011年12月24日 イイね!

ヤフオクの車

ヤフオクの車以前も書いたとおり、青イスト君が嫁さんの実家にお嫁入りする事になっています。この為代車が1台減ってしまうのですが、最近のドタバタぶりは悠長に次の車を選んでいられるほどの状況でもなく、「急遽次の車を手配せねば.....」という状況に追い込まれていました。

近頃更新が全く途絶えていたのも、こういう事情もあったんです。

余裕があったればこそ「22Bが良いなあ」とか「ランエボも実は気になってる」などとノタマエタわけですが、切羽詰ってくると「代車にそんなもん使っていられるか」という事になってしまうわけで。

そんなワケで。


さっそく手配してきたのは白いイストです。
業者オークションでも結構良い金額のイスト君。当然そこまで出すつもりも無いので手っ取り早くヤフオクで探して目に付いたのが今回のホワイトイストでした。微妙に安い金額で車検が1年半付きの経費込み金額での出品でした。ちなみに出品者は車関係の方ではなく一般の方だそうですが。

普通ならば必ずと言って良いほど一度見に行くのですが、今回はそんな余裕はありません。仕方が無いので出品者の言う事(商品説明文)を信用し、即決金額で入札してしまいました。

で、落札の翌々日。さっそく現地(東京・用賀駅)に車を引き上げに行った訳なんですが。


ぱっと見てすぐに「ん?」と思ったのが「あれ?これって白じゃあないの?」って事。

商品説明欄は「白系」と表記されていましたが、他の方からの質問にはハッキリと「パールです」とお答えされてませんでしたっけ?
その事を言うと「パールかなあと思ってそう書いたんですが、違いますか?」って....。おいおい。パールと白を見間違えられるもんなのか?

これが仕入れだとして、お客さんに「パールです」って言ってあったとしたら完全にアウトです。そんな車買えません。車にとって色はそれくらい重要なもんです。
もちろん私としても「色がパールなら上品に見えるだろうし、手入れも楽だし、何よりソリッドカラーに較べてクリアー層が一枚上に載っているから塗装膜の劣化も少ない筈」などと思っていたわけです。それがイキナリただの白塗装ですからね。

ちなみにこれが初めて自分でお金出して買った「白い色の車」となってしまいました。



まあ、いちいち上げるとキリがありませんが、一事が万事こんな調子で正直どうしようかと思いました。でも、時間も無いし、これでキャンセル料払って帰るほうが馬鹿馬鹿しいので已む無く買って帰る事にしたわけです。行きに1万弱の、帰りも新幹線ですからキャンセル料込みで合計5万円近い出費になってしまいます。で、得たものは空振りの何も無しで帰る事を思うとね。


で、帰った翌日から今度はホワイトイストがきちんと代車として活躍してもらえるように一生懸命ボディ磨きをかける作業が始まったという訳です。いきなり仕事増えてるし。しかも朝から晩までイストの磨き作業にかかりっきり。
商品説明では「艶もあり....」とか書かれていましたが、私的には「これのドコが艶ありって言えるんだ?ガッサガサじゃあねえか。どうみたってクリアー仕上げじゃあなくってマット地だぞこれ?」状態です。悪態つきながら。でも、口動かすだけじゃあ作業は進みませんから結局無心に手を動かすしかありません。

リアスポイラーの取り付け部周辺も悩みましたが、やるとやらないとでは仕上がりが大違いなので、思い切って外して取り付け部周辺の水垢を完全除去し、スポイラー本体も磨きなおして再取り付け。しまった、写真取るの忘れてた。


あちこちで擦ってある部分も、こともあろうにタッチペンの色が全く合っていないために却ってみっともない事になっています。
仕方ないので色品番を合わせたタッチペンをカインズで買ってきて、いったん元の補修塗料をシンナーで落し、磨き直しをかけた後、塗料を適度に薄め、面相筆で色を乗せていきます。掲載写真は補修前の状態です。


ファーストインプレッションでがっかりしたのがこのドアハンドル周辺。
ドアエッジは当て傷だらけ。ドアハンドルはがたがた。しかも女性が乗っている車に顕著なんですけど、ドアノブ周辺のパネルが爪あとだらけなんですね。
ここもコンパウンドを丁寧にかけてあげた後にタッチペンで剥げた部分に色を乗せます。

商品説明では「リースアップの車なのでワイヤレスキーなどの便利装備がなく...」とか書かれてましたが、イストは基本的にワイヤレスキーが標準装備の車です。この為助手席側にすら鍵穴が無い車でした。
で、車の引渡し時には複製されたキーしか付いておらず、予備キーが一切無い状態でした。でも、車の中にはきちんと受信機が内蔵されているはずです。となればワイヤレスドアロックを再生してあげるほかありません。

以前もサクシードのお話の時に書きましたが、ワイヤレスキーを本体ごと複製してもらうと15,000円ほどの金額がかかります。
おそらくこれを見越してのことでしょうけど、ヤフオクにはこのワイヤレスキーの送信機が内蔵されたキー本体が数多く出品されています。1000円とか2000円という金額ですね。
もちろん鍵山が違いますから鍵はそのままでは使えませんが、送信機は種類さえ適合すれば登録をし直して使うことが出来ます。

という事で、今回のイストもその犠牲になっている可能性はあります。
その可能性の痕跡として何故か取扱説明書が付いておらず、しかも運転席・助手席のフロアマットだけが抜かれているんですね。純正のマットのズレ防止用固定フックだけは残っていながらにして。しかも後ろの席にはご丁寧に純正のマットが敷かれたままで。



とまあ、そんな具合で未だ色々画策している補修箇所はあるのですがキリがないのでこの辺で。




まあ、業者だけでなく個人が車を売ることが出来る場があるのは良い事だと思います。ただ。

これは今回の出品者の方にも言った事ですが、物を売る以上、お金を人様から貰う以上、買主に対してのそれなりの礼儀を尽くすのが当たり前であり、素人だからっていう言い訳は通用しませんよ、と。それが幾ら安価なものだとしても、です。

私も今までに何度となくヤフオクや、それ以外のルートなど、あちこちから車を買ったりしています。
そういう経験からすると、素人さんがクルマ販売を舐めているように見受けられる所が目に付きます。ですが、それと同等かそれ以上に、業者であるにもかかわらず非常に敷居の低い、いい加減な商売をされている所も少なくありません。

もちろん、安かろう悪かろうのギリギリの境界線上で勝負するんだ、と言われればそれを否定するつもりもないですけど、それならそれでハッキリと先に言ってよ、て思います。



でもまあ、なんにせよ一つ言わせて頂きたいのは。

せめて買っていただくクルマなんだから、

お客様にお見せする前に一度くらい洗え。


という事と、

ダッシュボードくらいきちんと雑巾がけをして、


室内には掃除機くらいかけろ。



という事ですかねえ。ホントこれすらやってない所が多いんだ、これが。まったく。


ま、今回もそうだったんですけどね。
Posted at 2011/12/24 18:32:35 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2011年12月23日 イイね!

「なぜ若者は車から離れていったのか」という記事。そりゃあ、車なんか持ってても楽しくないからだろ?

検索にヤフーは使いませんけど、それでもトップページにはヤフーのトップページを表示させています。どこぞで耳にした話ですけど、中央に表示されるトピックスに選ばれるニュースに関してはわざわざヤフーのスタッフが重要度を判断して選んでいる、という事を聞いたので。

で、今日も開いてみるとこんな記事が掲載されていました。
「なぜ若者は車から離れていったのか」

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111223-00000002-zdn_mkt-soci


熟読するほどの文章とは思えなかったので斜め読みしかしていませんが、なにやら判ったような判らないような文章だなあ、という印象でした。小難しい理由をつけて幾ら言い訳をしたところで、人間誰しもそんな事をいくつも考えて購買行動なんか起こしません。大体がそんな理由をいくつも言い続けるから、かえって買う側も萎えてしまう訳で。
小難しい理由なんかどうでもよくって、ことは単純に「直感的に欲しいと思えないから買わない」というだけのことでしょう。


車の購入に関しては学校出て21の頃から散々、自分の車の購入も含めておそらく2~3000件以上のエトセトラに付き合ってきました。それが仕事でしたからね。

で、そうした話に関しての共通点はただ一つ。

もちろん途中で支払いに関する障害が越えられずに購入話が頓挫する事は珍しい事ではないですけど、それでも最初に「コレがなきゃあ始まらない」のが、そもそも

車が欲しいという原始の叫び」です。

古くなっただの、故障が多いだの、燃費が悪いだの、エコだの、電気が云々などとは実はどうでもいいことで、先ずは最初に「次の車が欲しい」という獣の衝動がなければ話は始まりません。


実はぶっちゃけ、この「欲しくてたまらない」疼きを、何かの折で良いので「ポロッ」っと吐露しちゃってもらえる関係になれば車の営業というのは実にスムーズにことが運びます。だって既に「買う」という結論がある訳なんですから。
だから後はそこからの逆算で「何時」「どういう車が欲しいのか」「予算は?」などという欠けているピースがどのように埋まっていくのか?という事だけなんですよね。


よく「お金が.....」とか「予算が....」という話が出ますけど、それは単に言い訳に過ぎません。万難を排してまで「車が欲しい」病に罹患されている方々は、結局何とかしちゃうもんです。
車が売れないという事は、要はそうまでしても「欲しいという気になる車が無い」とか、車をそもそも「欲しい、換えたい」という気にならないかのいずれか、という事です。




物を買うという事は。

そもそも物を買った後に起きるであろうと予想される「楽しい・うれしい」出来事を、あらん限りの想像力を総動員して脳内麻薬物質をピューピュー分泌させ


もう、どうにかしても「買わなきゃ、どうにもならない」という域にまで自分を追い詰め


それこそ清水の舞台から、必死こいて貯めた身銭を抱え込んで「とりゃっ」とポチってみたりハンコを押してみたりする事です。もちろん金額が大きかったり、物自体が大きかったりすれば清水の舞台どころかチョモランマからダイビングするくらいの気構えが必要になることだってあります。
そういえば最近はチョモランマって言わずにエベレストってそのまま言っているような気がするなあ?まあ、いいか。



そうした獣の衝動が、どうにも近頃の商品企画者たちは判っていないような気がします。
それこそエアコンがキンキンに365日24時間効いたグーグルのオフィスのような場所で、絵に描いたようなスマートさで各個の商品特性を比較し、データを抽出し、メリット・デメリットを天秤に掛けて「ウム、これなら買う価値がありそうだ」なんていって購入を決める、だなんて思っちゃいないだろうな?って疑いたくなるような感じ。





よく言われるエコだ、携帯電話にお金がかかるので、とかさ。

そんなの関係ねーよ。



車を買うという事について。車を所有する、という事について。
その次の「楽しさ」や「飛びぬけた満足感」が想像できないから買わないし、買えない。虎の子の預貯金を吐き出したくないし、ローンを組むだけの気力も浮かばない。


そりゃあそうさ。だって持ってたって楽しくないんだもん。何処行ったって混んでるし、土・日曜日は尚更、外に出る気にすらならない。
せっかくの高出力は持て余すだけで、アクセルを床まで踏み込むどころか3速にギアを入れる前に次の信号機に引っかかるし、せっかくの郊外に出たところで必ずといっていいほどペースメーカーが居るから結局フラストレーションが溜まるだけ。それじゃあ楽しい所を想像しろっていう方が無理ってもんでしょう?

それでも我慢して道路を走ったところで。

高速道路を逆送する程度の方々との共存を強要され。

若葉マークの連中にも配慮をし。

車道にしゃしゃり出てきた自転車には冷や冷やさせられ。

その上、轟音を立てて駆け抜けるトラックやダンプには視界を遮られる。

しかも、なぜか異様に乗用車の税金だけが高く、でも何にも楽しめないわけです。事故をしたら真っ先に車が悪く言われるしさ。



じゃあ一体何処まで我慢すればいいのよ?って言いたくなる。



じゃあ、デザインを楽しむ?置物として。まあ、それなら出した所で20万円までだわなあ。走って何ぼの機械が中に入っている意味が無いもの。







一時各メーカーは安全性が商売になると勘違いし、一斉にそっち方面に開発の重点が向いた事がありましたが、販売の現場に居た人間からすると、こういうと語弊はあるでしょうけど「実はどうでもいい」ことだったりします。
だって今現在ですらまともな運転姿勢で座る人はごく少数で、シートベルトを緩めた状態にしておく器具が平気で売られ使われている始末なわけですし。ガキが車内でうろつく光景は日常の風景ですし。携帯電話関連で警察に切符切られるのは運の悪い人という雰囲気がアリアリです。先日のフェラーリの多重事故にしたって、下手なくせに馴れない事するからこうなるっていう典型事例じゃあないの?ってのは言い過ぎなんですかね?


まあ、何故か飲酒運転に関してだけは異様にうるさくなりましたけどね。もちろん、泥酔状態での加害者に言い訳の余地は無いと思っていますが、正直タバコに関する規制と同様、潔癖すぎるのは如何なものか?とは思っています。昔の状況も知っているだけに。まあ、それはともかくとして。





車が売れて欲しかったら。本当に売れて欲しいと心から願うのなら。

補助金などという撒き餌でお茶を濁す、その場限りのごまかしなんかに頼らず。車に乗るってのは本当に良いもんだと思える環境をまず用意し、整備するべきでしょう。

FT86が良い車か否かはともかくとして。良い車が幾らあったところで走る所がなきゃ、生かせる所が無きゃ、車自体が楽しいと思える環境がなきゃあ、場所をとるだけ、駐車場代が嵩むだけの粗大ゴミでしかありません。しかも新しく買うとなれば数百万もする粗大ゴミじゃあ買えません。




車を買うと実現できそうな楽しい妄想に浸ることが出来るか。あると便利とか、無いと不便という範囲でしか想像が広がらないから選択される車に夢がなくなるわけです。いったい何のために今まで重量税やガソリン税で散々道路整備事業費を確保し続け、高速道路のプール金制度で何をしてきたのか、不思議でなりません。



昔「亭主元気で留守がいい」というTVCMがありました。たしかにそういう一面はあるにしても、元気に稼いでくれる稼ぎ柱に「気持ちよく働いてもらう」為には?という部分が蔑ろにされすぎている気はします。
そんな状況を長く続けてきた挙句に今になって亭主が癌でやばそうだ、と。そんな時になって今更のように「抗がん剤で何とか」とか、「手術すれば何とか」とか。何言ってんだか。
早期発見も良いですけど、そうならないためにメタボを気にしてみたり生活習慣に気をつけてみたり、という事ではないの?と思います。もちろん、ここでいう「亭主」や「稼ぎ頭」は車産業の事です。







ちょっと話はズレていきますが、「若者の車離れ」ってのは何に於いても「選択したくない」という風潮というか、まあそれが草食系という事なのかもしれませんけど。一つには、そこはかとない、何とはなしに感じられる「冷遇感」があるのかなあ、という気がしています。
高齢者に関しては定年延長だのなんだのという話はあっても現に年金は支給され、医療費負担も少ないわけです。また「弱者である」という言い訳が何がしかでも立てば生活保護だの、税金免除だの。じゃあ、その原資は誰が払うの?と。


でも、普通の健常者たちである若者たちにとっては「就職氷河期」であり、本人たちに何の責があるわけでもないのに「ゆとり世代」などとレッテル付きで揶揄され、その上「年金は払え。でも元本割れは確実だからね。」などと言われる訳です。
毟られるだけ毟られる事を宿命付けられているような事を言われればそれこそ夢も希望もなくなるのは当然の成り行きですわなあ。ローンだって通らんし。車を買うどころじゃあない。


で、それが直接の原因か否かはともかくとして現に先進国中ダントツで若者自殺率トップの座を独走中、何て数字もあるわけです。大変不名誉な事に。そうでなくとも年間自殺者数3万人越えを10年連続キープ中です。
ちなみに先日終結宣言が出されたイラク戦争に於ける有志連合軍の死者総数が4805人なんだそうです。2003年~2011年の間の集計で。負傷者数合計ですら32226人なんだとか。


これを言うと怒られそうですが、出生率を上げるという方策で平均年齢を下げていく事ばかりを考えるのではなく、速やかにお亡くなりいただくと言うと悪く言われそうですけど、限度を超えた(これまたどこを限度とすべきかが意見の分かれるところでしょうけど)終末医療から、速やかに手を引く事で医療費の削減を図り、年金の総支給額を抑えるというか。まあ、お金のある人は幾らでも延命治療に自費を費やしていただければいいのですけどね。
そうして、生き物としての自然なバランスというか、健全な構成比を志向するという事も必要なんじゃあないのかな?と。

何だかんだ言っても若い時代の体力・気力無制限状態ってのは、他の年代では絶対に敵わないエネルギーの放出源です。彼らに良い環境と良い時代を迎えさせてあげる事こそが年配者の勤めであるような気がしてなりません。
「なぜ若者に車が売れないのか」と首をかしげるだけなのではなく、せめて若い奴らが「車ぐらい気軽に買って楽しめる」時代にしてやる、位の気概を持ちたいものだと思います。自分の事ばかりじゃあなくってね。
Posted at 2011/12/23 16:04:14 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日記

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何シテル?   01/14 11:39
どノーマル車が好きなので、派手なカッコにしたりとか、ボディへのお絵かきはしません。中味もそのままです。仕事が暇な時はクルマを磨こうかなあと思ったりもしますが、大...
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