2020年10月23日
多分、バンパーの隠し蓋の裏に牽引フックが潜む様になったのって10系の初代ビッツの頃からだと思います。でも初期の頃ってそれとは別に牽引用の輪っかも付いていた様な気がするんですが、どうだったかな?
今日気が付いたのは、今では別の牽引用フックなど付いていない、という事。
普通車ならタイヤの応急処置セット近辺に牽引フックの収納スペースもちゃんと作ってあって、ソコに収まっているかと思うのですが、軽自動車となると単にグローブボックスの中にゴロンと転がしてあるだけの事もあって、邪魔だから、ってんで車外のどっかに置きっ放し、なんてことも少なくない。気がします。
今日のお題になったハイゼット君の場合はおそらくですが、先のオーナーがグローブボックス内の荷物を出した際に、一緒に一掴みだったのでは?と想像するのですが、正直そんな事はどうでも良くって、引き揚げてきてからコッチ、エンジンが掛からなくなってしまったハイゼット君、引き揚げ業者にピックアップしてもらった際に牽引フックが行方不明という事に初めて気が付いたんですね。
今まで気にもしてませんでしたが、普通車と軽の牽引フックはご丁寧に大きさが違っていたりしてたんで他のクルマのものを使い回しする事も出来ず、まあ近頃の奴は軽も普通車も共用サイズになっている、とは引き揚げ業者の言でしたが、それはさておき
困るじゃんか。って事態になったワケです。
結局、最後はどうにもならずに手で押して積車に載っけたんですが心機能障害一級の手帳持ちとしてはキツい事この上ない。もう載せ終わった時にはゼーハーゼーハーと肩で息してましたもん。
という事で皆さん、いざという時の為の牽引フックの在処を今一度ご確認くださいませ、というお話しでした。いや、コレホント困った時に更に困るんで念の為にですね。心からの警告です。まあレッカーされる事態にならなきゃ良いだけの話でもあるんですが、コレばっかりは分からん話ですしねえ。
Posted at 2020/10/23 04:10:53 | |
トラックバック(0) | 日記
2020年10月22日
シルバーアイはなんとか復調したんすよ。
ネット情報のPCVバルブ+パッキン交換後は白煙が暫くしたら収まってきて、高速も乗って帰れた。ただ、エアコンON時にアイドリングが安定せず、放っとくとエンジンが止まりそうになる。
コレはPCVバルブ交換だけじゃダメかと思い、でも光明は見えていたので次なる一手としてプラグ交換をしてみたらアイドリングは安定、とりあえずこの状態で静岡県立美術館で開催中の「富野由悠季の世界」展を一昨日に見に行ってきました。ちゃんと帰ってこられたんで一先ずは安心って事で良いんじゃなかろうか?
という事で、コレで話は終わってくれれば良かったんですが、もう一つの伏線は虎視眈々と出番を待っていたわけです。そう、今度はロードスターですね。実は8月の頭からエアコンが動いていません。もっともクルマ自体が殆ど動いていないので実害は無いっちゃあ無いんですが、でも、やっぱり、だって、完調じゃないのは嫌じゃん。機能していないのは気になるじゃん。
で、仕方ないので8月の休み前に電気屋さんに電話したんすよ。そうしたら返ってきた答えは「今忙しすぎて、とても見ていられない」ときたもんだ。じゃあ休み明けならどう?って聞いたら「まあ休み明けなら」と何とも煮え切らないお答え。で、休み明けに工場の前を通ってみたら車の置き場所なんて、これ以上何処に置くんですか?状態だったので、どうせロードスターも、いつも乗るクルマでもないからって事で放っておいたんですが、ちょっと時間が空いたのと別件での経緯もあって、やっと電気屋さんへ持って行ってみました。すると。
一日置いて帰ってきた答えがなんと「とりあえず10万円以上」だって。電動ファンと圧力バルブとコンプレッサーは交換当確で、しかもコンプレッサーはリビルト品無しの特殊品なんだとか。まじスか?流石マツダクオリティ。期待をココでも裏切らない。コレが私にとってのマツダ地獄なんだろうか?
あとは手を付け始めて当初予想の箇所だけで終われば良かったね、で終わるんですが、それで終わらない可能性も充分すぎる程あるとの事。
結局、先ずはダメな所に手を付けて作動確認の後、今までの劣化具合と今回の電動ファン故障による波及損害の点検になるから、先ずは10万オーバーの覚悟をして頂き、そこから次の話です、と。ん-。じゃあさ。最大でいくら掛かりそうなのよ?って聞いてみたら上限25万くらいかな、とのお答え。うーん。
ロードスター辞めようかなって考えが過ぎってます。マジで。まあ、今年車検取ったばかりだから、暑い時と雨の時は乗らん様にするとか。まあ、そもそもが乗ってないんですが。5年で3,000km位かな?でもウチのロードスターってRHTだから、今度ソコが逝かれたら次に立ち直る勇気はあるのか?ってのも正直ある。
しかし、たいして乗りもせんのに金食い虫だのー。ボンネット塗り直して、ノックセンサー死んで、今度はエアコンの3年連続かい。ほんと、どうしようかなあ。まあ、10万ちょいで復帰する可能性もあるんだろうけど。うーん。一難去って、更に10倍増しくらいの大きな一難。
Posted at 2020/10/22 18:10:49 | |
トラックバック(0) | 日記
2020年10月22日
結局、今さらデジタルって詰まる所これば原因なのかなあ、と。ハンコ廃止もそう。終身雇用という名の社内共産主義にどっぷり浸かってると「今さら資本主義なんて、やってれません」てな雰囲気になるのも、まあ順当な流れなんだろうな、と。
全く見てないけど噂に聞くだけの半沢直樹ってのは、そうした社内制共産主義を体制内批判してるだけの輩に思えて、でも結局本人は会社に喰わせてもらってるのも事実で、言いたい事があったら言える立場にのし上がってからやれば良いのにとか、嫌なら外に出たら?とか。まあ、どうでも良いけど。
話を戻して、逆に飛び出した本人からすると外界に出た時の気分は「泳げタイ焼き君」みたいなモンでした。
初めて泳いだ海の底 とっても気持ちが良いもんだ
お腹のアンコが重いけど 海は広いぜ心が弾む
良い歌詞だなあ。だって純粋にこれからはお客さん第一で動けるんだもの。出勤も退勤も無くなって、朝礼も夕礼も、締めの終礼も無し、営業会議も無くなる。月初の全体会議も無くなるし上司も部下も無関係。何処のクルマを誰に売ったって文句言われる事も無い。会社員になる事を目指さなくても良い世界って素敵。ま、その代わり定額給付金は無くなるけどね。
で、今さらながらに行政改革とかデジタル庁とか言ってるわけだけど、これって結局サラリーマンから正社員の恩恵というか特典を排除して、能力ランク別給与のキーパンチャーと高プロに分けるって方向になるのかなあ?って気がしてる。
誰も彼もが能力差を素っ飛ばかして、定時を気にして「はい、お疲れ様でした」なんて無理でしょ?出来る方々には時間を気にせず、サポートする人も付けますんで、自由自在に稼いで行っちゃって下さいって方が良いんじゃね?って思います。
Posted at 2020/10/22 09:54:58 | |
トラックバック(0) | 日記
2020年10月16日
スズキの説明によると日本以外では展開していたAGSを日本でも、という逆導入の形であった様です。身の回りでは兄貴が「勤め先の社用車で乗った」とかいう話を耳にしてはいましたが、イチイチ試乗に行く程まめな性格でもないので今に至るまで乗る機会がありませんでした。で、今さらながら乗ってみた感想です。ちなみに乗ってきたクルマはエブリイバンです。
事前に「マニュアルミッションベースのクラッチ操作レス」システムだという話は見ていたので、車の引取時も普通に乗って帰って来られました。発進して加速し出し、床下からコンコンと音が聞こえてくる。「ああ、コレが勝手にマニュアルミッションのギアが切り替わってくれるって事かあ」と感心。信号機の手前で減速し出すと、またしてもコンコンとシフトダウンしているらしき音が聞こえてきます。フムフム。
事前に聞いていた「発進時の変速で妙にギクシャクする」という評判も私の場合は特にそうした違和感を感じませんでした。運転方法はいつもの通り。フワッとアクセルを踏み増し一定量をキープしてるだけ。アクセル開度はそのまま、クルマの方が加速して来てくれるのを待てば良いだけの話です。
相手はクラッチのあるマニュアル車。カシンカシンと床下から聞こえてくるギアの切替が少々の鈍いかな?位の感触はありますが、ATやCVTの様にいまいちダイレクト感を感じない反応の悪さはそこにはありません。メーター内には現在のギア段数も表示されていますから、併せてアクセルに反応しているらしきエンジン音とスピードの乗り方を感じながら乗っている分には違和感は感じません。どっちかっつーと「一生懸命クラッチ操作してるなあ」と微笑ましいくらいです。マニュアルミッションのダイレクト感とクラッチ操作からの開放が同時に得られる事を考えると渋滞中の煩わしさは無くなりますから、皆さんAGSをもっと寛容にとらえてくれても良いんじゃないのかなあ?とは思います。
他人様の車なので試してはいませんが、「CVT車の様なアクセル踏みっぱなし」操作をするから低段速ギアでギクシャクするんじゃね?って思います。先に海外で展開していたのもおそらくは次世代のマニュアルミッションとして売っていたからかと?
おそらくは良く町中で聞こえてくる「この人、アクセル踏みっぱなししか操作方法を知らんのじゃなかろうか?」って加速音を響かせる様な人は合わないだろうなあ、とは思います。
しかし、こういう人は近頃「老若男女問わず」どなたでもって感じに順調に増殖中のようですから困ったもんです。
ちなみに何度か経験している話で言うと、ロードスターとかアイとか昔の話だと試乗車なんかでも、「乗らせてくれ」って貸してあげると、コレまたアクセル操作やミッション操作がえらく乱暴で、「この人、他人様のクルマをお借りしているって事を考えた事があるのか?」って思う人が少なくなかったです。まあ代車の扱いも、そういう人が多いですけど。
そんなにアクセル空けなくてもクルマがどんな挙動をするかくらい普通の速度で判断できるし、何よりそういう事をしたければ「自分のモノにしてから好きなだけやってくれ」って思うんですけどね。
という事で話を戻してAGS。個人的にはこれはコレで良いかも?という印象です。ただ日本国内で一般受けするかと聞かれると微妙だろうな、と思いました。その理由は「機械を操作しているという意識でクルマに乗っている方は圧倒的に少数派だ」と思うから。
機械を操作しているという感覚なら、機械の方に自分を合わせようとするだろうけど、「機械にサポートして貰って乗っている」方々は機械の事などお構いなしに「俺はこうだ」しかありません。加速したければアクセルを踏むだけで、その踏み込み方も全開しかない。よく見かける「この道路状況で、あのクルマで、なんであそこまで加速したがるかなあ?」というのも詰まる所は「自分しか居ない世界」の住人という人が増えたという事かなあ、という気はしています。
Posted at 2020/10/16 09:48:46 | |
トラックバック(0) | 日記
2020年10月10日
とかく近頃は失敗が出来ない世界になってしまっているようです。
勝ち組・負け組という言い方にしてもそうですし、上級国民という呼称などもレールに乗る事・乗っている事が至上命題になってしまっている雰囲気を感じます。働かせて貰っている立場のくせに勤め先の企業をホワイト・ブラックで言い分けるのも、ね。嫌なら起業しろよって思うのですが、そういう事はしないのね。たしか起業数が随分落ち込んでいる、とかどっかに書いてあった様な気がします。
こうした雰囲気はクルマの世界でも濃厚にあって、例えば分かり易い所で言うと出てくるクルマがどれもコレも普通のクルマばかりになってしまっている、という事。面白い車が減ったとは良く言われる事ですが、みんな失敗したくない雰囲気はクルマメーカーの中の人だって同じだ、という事でしょう。トヨタですらレクサスLF-Aを1台出すのに社内ですったもんだしたようです。
かつてホンダが初代ビートの開発をスタートした時、「ホンダも大きくなった。だから少しくらい失敗したって良いんだ」と当時の川本社長が口にし、亡くなる直前の本田宗一郎がビートの新車発表時に「良いもの作ったね」と顔をほころばせたらしいですが、今はそんな事あるのかなあ?
大きな成功は無いかもしれないが大失敗も無い。経費や燃費で失敗したくないから軽自動車やハイブリッドばかりに目が向いてトヨタの社長が言う様な「ピストンがいっぱいあって、ガソリンを垂れ流し、大音量をまき散らすクルマ」が出てくる様な雰囲気はかけらもありません。
草食系な人が増えた、というより肉食が生きていけない・生きずらい雰囲気が草食系の世界を世の主流にしていき、結果的にそうした環境に適合した人達が主流になっていった、という事なのでしょう。波風を立てない世界は静かではありますが、大きなうねりも当然起きにくいんだろうな、と。
で、失敗できない・したくないという事もあってワリを食っているのが王道以外が売れない、というクルマ世界なのでしょう。新車発表時の初動受注数は大きくとも、新車効果が非常に短い、というのは良く聞く話です。逆にキワモノは受け入れられない。努めてオーソドックスに、奥さんの言う事を優しく受け止め、子供達の送迎やおじいちゃんおばあちゃんにも優しそう、荷物も積めそう。こんな感じなのが某軽自動車なのでしょうねえ。
Posted at 2020/10/10 09:00:20 | |
トラックバック(0) | 日記