横風等の軋み音の低減－ドアミラーへの細工

毎年冬になると横風を受ける度に「ピシピシ」といった感じの軋み音が響きストレスになってました。
原因を色々と探っていった中で、要因の１つとして考えられたのが、この「ドアミラー」。
寒くなるとプラスチック素材が固くなり軋み音が酷くなるのではないか？との仮説から、こちらからの音の侵入を抑える策を講じました。

まずはドアミラーを外す所から。
ドアミラーの外し方は、諸先輩方の整備手帳が充実しているので簡単に･･･

まずドアミラー裏側のカバー部を外します。
内張り剥がしを写真の辺りの位置に差し込んでテコで持ち上げて浮かせます。
上部を浮かせたら手で更に持ち上げて手前に引きます。
下のツィーター部はドア内張りに刺さっているので、上部を外してから持ち上げて全体を外します。

カバーを外したら、本当はツィーターの配線を抜いてカバー自身を取り去る所なんですが、今回は不精してそのまま配線でぶら下げた状態で作業を続けます。
ドアミラーを外す為には支えているネジ３本を外します。
これを全部外してもドアミラーに付いているストッパー？のおかげでドアミラーがポロっと取れる事は無いので思い切ってネジは外してください。

ネジ３本を外したら、ドアミラーをちょっと持ち上げながら引くとドアミラー自身が外れます。
そしてこれまた不精してドアミラーの配線を抜かずに作業を続行します。
外さず作業するとボディ本体を傷つけたりするので、皆様には外して作業する事をお勧めします。
･･･が、外そうとするとドア内張りも剥がさないといけないので結構大変なんですよね(◎_◎;)

今回使うのは「エプトシーラー」
厚さ5mm×幅15mm
HCで販売してるのですが、四国のHCでは見た事無いなぁ。。
実家に帰った時に見かけたので、大袋で購入していました。

エプトシーラーをドアミラー内側のラバー部外周と出っ張り内側に貼り付けます。
出っ張り内側のエプトシーラーですが、ドアミラーを差し込んだ後に再度ドアミラーを引き抜いた所、めくれ上がった形跡がありませんでした。
ドアミラーとドアにある三角の穴とは結構隙間がある事が想像されます。
軋み音の要因は、この隙間から風が入ってドア内張り自身が軋んだのかな？？
隙間自身が外部の音を車内に取り込む要因になる感じもします。

後は逆の手順でドアミラーを取り付け。
外観上、エプトシーラーはほぼ見えません。
運転席側は年末に作業を済ませていて、この正月の帰省で効果を確認していました。
軋み音はおかげさまで無くなったかな？
この正月があまり寒くなく風も弱かったのが要因の可能性もありますが･･･
あと、室内に入ってくる音も減ったと思います。プラシーボ的なものもありますが(^^;)

気になる方のご参考になれば幸いです。