Mambatek Turbo Muffler Delete 取付
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
M274向けにはYoutubeで動画があるのですが、M270向けには存在しないので何気に初整備手帳かなと。
(どちらにせよ、一度M274向けの動画は目を通しておくことをお勧めします。
向きが違うだけでやることはほぼ一緒です。
リンクには個人的にちょっと分かりやすかった Flexx Alexander 氏の動画を貼り付けます。)
必要工具:
・T25のビット
(差込角6.3mmのドライバビットを使用)
・差込角6.3mmのドライバビット用ラチェットハンドル
(DEENのマルチパーパスビットラチェットがマジでおすすめ。
これがないと私は本作業無理だと思います。)
・照明
(太陽光でも良いですが、ガレージが暗い場合は本当に必要です。
特に次工程のパイプ外しの際のばねを引き出す際や、奥側のねじにアクセスする際に必須)
・ピックツール
(パイプの接続部を外す際に必要。
M274のようにパイプが横向きならマイナスドライバで作業可能だが、
M270の場合は縦向きかつ作業スペースがないのでドライバでは無理。)
なお、ターボ周りは普通の街乗りでも熱々のため、冷めてから取付は行ってください。
まずは、エンジンカバーとインテークダクトを外します。
インテークダクトの車両取付側はバンパー上取付部分に写真の通りヒンジがあるので、
中央部を持ち上げてヒンジをかわします。
後はダクト本体を上下に揺すって下側のヒンジ2箇所を外します。
ダクトのエアクリーナボックス取り付け部はボックス外左端部分が丁度樹脂ばねになっていますので、
ここに手を入れてばねを押すと上にパカッと外れます。
2
次にターボとインタークーラー間のゴムパイプをターボから外すのですが、
これが本整備での1つのポイントになります。
このパイプ、写真のとおり「抜け止めとしてステンレス線のばねで引っ掛けられている」のですが、
これを画面手前側に引っ張リ出し、ロックを解除しないとパイプが抜けません。
写真右側にある通り、
ばねの一部はパイプ根本の金属製ハウジング爪部分に引っ掛けられており、
ばねを下側に下げて爪を躱し外に引っ張り出す必要があります。
一応コツとしてはパイプを奥まで差し込むと金属ハウジングの爪も上に移動し
「ばねが通る隙間が出来る」ので、
ピックツール等でばねを手前に引き抜きます
(これを爪部分の左右で行う必要あり)。
ばねが爪をかわして引出しされると、パイプは引っ張ればすんなり抜けます。
ちなみにこのばね外し、コツを掴むまで私は2時間かかりました
(照明で明るく照らせば、あっさりと爪のかかり具合が分かったので、さっさと使えば良かった)。
3
パイプを抜いたら、この整備手帳の2つ目のポイント、
ターボの吸気出口に付いているM5のビス3本外す必要があります。
ターボマフラーはこのねじに付いているワッシャーで抜け止め固定されています。
(ターボの吸気出口は下向きであるため、ビスを落とす可能性大)
当該ビスはT25のビットで回して外す必要があります。
(一応6角ねじなので、スパナ, ソケットレンチでも作業出来るかも知れないが、
M270の場合は作業スペースが狭くほぼ無理)。
車両前側の2本は比較的容易にアクセス可能ですが、
写真にある奥側は DEEN の マルチパーパスビットラチェットがないと私は二度とやりたくありません。
(このラチェット、角度調整が出来るので非常に便利)。
ビスはくれぐれも落とさない様に気をつけて下さい。
ビス3本を外して樹脂製の黒い中心パイプ(これがターボマフラー)を下に引き抜きます。
4
左が純正装着のターボマフラー、
右が今回取付するTurbo Muffler Delete
インタークーラパイプ差込口の形状を見ると、
ステンレス線ばねを引っ掛けるための溝が付いていることがわかります。
形状から分かる通り純正はターボの吸気出口ハウジング(円錐形状)内でターボマフラーの隔壁を使用して吸気音を抑える構造ですが、
ターボで吸気を圧縮したのに効率がスポイルされるという訳です。
Turbo Muffler Delete の場合、出口からインタークーラパイプまで直管にするので、
損失なし(その代わり消音効果なし)になるという訳。
なお、他メーカの同等品では元々のターボのハウジングに合わせた三角錘(例の動画の形状)や
インタークーラパイプ付近だけの短いもの(ただしファンネル形状)もあるようです。
5
ターボの奥に差込する部分。
添付のOリングのうち口径の小さい方をこちらの溝に差し込みます。
一応ターボの吸気側ハウジング内部(ターボマフラーを外した内側)はエンジンオイルが付着していますので、
Oリングにオイルを塗っておきます。
6
差し込み手前側
添付のOリングの口径大の方を写真上側溝に差し込みます。
こちらもOリンクにエンジンオイルをなじませました。
7
あとは取り外しと逆順に取付します。
インタークーラパイプは取り外し時の「ばねが外れた状態」で差し込むと自動的に溝にカチッとはめ込みされるはず。
(念の為、引き抜き方向に引っ張って抜けないことを確認して下さい)
ちなみに、注意しておいて恥ずかしい限りですが、
取付最中にターボのハウジングとの固定用ネジを1本落としてしまいましたが、
ジャッキアップした際に幸運にもエンジンアンダーカバー上に落ちていたのを見つけることが出来ました。
8
インテークダクトのエアクリーナボックスから外す際の参考写真として。
丁度写真左側のエアクリーナボックスに差込される部分が樹脂ばねとなっているので、
ここに手を入れてばねをボックス側に押しながらダクトを上方向に持ち上げるとパカッと外れます。
取付時は右側が引っ掛けになっているので、
こちらを先に差し込んでからダクトを下に下げるとカチッと固定されます。
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