自作 リサーキュレーションバルブ ☆ 加工 ♪  

　
　写真が無くてスミマセン。

　シルビア、スカイラインの純正リサーキュレーションバルブは、空気を戻すメインの大きな通り道と、その横に小さな５ミリ位の穴が設けられています。
　この小さな穴は、常時ブーストを逃がす為のバイパスで、アクセルのON/OFFでヘタクソドライバーがギクシャクさせない様に、レスポンスをニブくしてマイルドにするために設けられています。
　ブーストアップ以上の車両なら、このバイパスから相当な過給圧が逃げているので、ココを加工します。

　至って簡単です。塞いでしまえば良いのです。但し完全に塞いでしまうと、メインのバイパスルートだけではリターンの制御が効かず、一瞬のブーストの逆流が起こりタービンがシャックリしてブローする可能性があります。
　俺は強度的に安心なステンレステープを貼り付けました。上記の理由から保険の意味で、２ミリ位の穴を開けています。剥がれたらマズいので、脱脂は念入りに行いました。
　費用はステンレステープ代だけで、コレが効果テキメンでした。明らかにトルクアップしてます。レスポンスも良くなりました。

　この加工から３年後の今年の春、タービンブローしました。走行約１２万キロのお疲れ純正タービン、内６万キロはブーストアップで使ったので、リサキュの加工が直接の原因かは解りません。単なる寿命ともとれますし、高過給とこの加工が蝕んだともとれます。いづれにせよ、チューニングは車の寿命を多かれ少なかれ縮めるモノです。

　新品タービンになった現在もこのリサキュのまま快調に走っています。
　但し、施工は自己責任でお願いします。これでトラブっても、Ken-Gは全く責任は負わないのであしからず。