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猛走峠のブログ一覧

2010年03月31日 イイね!

「巣立ち」+対マーチ戦線死闘編(県道35号新雛鶴トンネル)

「巣立ち」+対マーチ戦線死闘編(県道35号新雛鶴トンネル)←県道35号「新雛鶴隧道(トンネル)神奈川県側」

「三月」というのは、「巣立ち」の季節といわれます。
「巣立ち」というのが、卒業の場面で、「自立・独立」という趣旨で使われることが多いと思います。

しかし、この「巣立ち」という語を、
今、
問いたい。
特に、
これが、「数量計算」の観点から、正確であるのか?
私は、問いたい。
鳥、特に渡り鳥は、主に越冬するために日本にやってきて巣をかける。
で、こうした鳥たちの生態を見る上で、
「巣」というのは、どれほど実態に相応しい単位なのか?

今の私の個人的見解としては、
おそらく、あまり適切な指標ではない、と。
特に渡り鳥の集団においては、
大空に舞い上がり、編隊飛行しているときこそが、
その「むれ」の姿であり、
そのときの数こそが、
鳥の生態と極めて近似した数値なのではないか、と。

これについて、「野鳥研究家」の方々のご意見を伺いたいところでもありますが、
私が察するに、
そういった方々の「数量把握観念」は、上記のようなもので間違いないようです。
トリたちが、池に着水すると、

まず、
(概数計測)
10羽を数え、それをモノサシとして用い、
20、30、・・・・だいだい100、
100をモノサシとして用い、200、300・・・、
あー、だいたい600羽の集団ね。
と概数把握してかかるのが、一般的なようです。

続いて、
(精密計測)
紅白歌合戦でお馴染み(笑)、カウンター計測の登場。
カチカチカチ・・・・・。

と、まあ、
「巣」というのは、彼らにとって、地上で生計をするための「便宜上の単位」であるらしいのですが、
我々ヒトの目線では、
「巣」がひときわ強く目に映るので、
(特に、人家の軒に巣を掛け、親がヒナに口移しで餌を与える、ツバメの巣)
「巣立ち」が、
「成人」「独立」「今までの集団から出てゆく(←完全なる誤解と思われる)」
と捉えられ、
かつ、
ヒトの目線でそう語られるのですが、
ツバメ類での「巣立ち」の正確な意味は、「編隊飛行が出来るようになる」とするのが、正確であるようです。

では、
「今までの集団から出てゆく」
「親もとや母校を離れて自主独立」という、
人間が使う意味の「巣立ち」という現象は、
ツバメのような鳥の世界では、
何時、
どのようにして起こるのか?
私は、
それを知りません。
少なくともそれは、「巣立ち」とは違う呼称である気がしますし、
たぶん、
その呼称は、
あるんだろうけれども、
どちらかといえば、
「恐ろしい響き」の属性の言葉である気がしています。

そう、
「人間が言う意味の巣立ち」は、トリたちはしていないことが多いのかもしれません。
また、
大東亜戦争期以前の「家制度」では、形式上、「巣立ち」は否定しているわけです。

この「甲州街道四十四次」のカテゴリーでは、
「クニ」「ムラ」「有事」という一定のパターンを以って、色々語ってきましたが、それらを踏まえた上で、
今、
言いたい。

現代、
人間たち、
特に我々日本人という集団には、
「人間が言う意味の巣立ち」が、
「集団として必要」である、と。
それが、どんなに「恐ろしい響き」の属性の言葉となろうと、
それが、必要でありましょう。


さて、
(以下は半ばフィクションです。)

甲州街道は、猿橋以東では、桂川の左岸(北側)に位置しているとみてよいだろう。
国道20号の現道も、旧甲州街道もそちら側だし、犬目宿もそちら側にあるから、近世以降は、桂川左岸のルートと見て間違いないだろう。
しかしながら甲州街道、実質上の甲州街道は日々変遷している。
大垂水本線よりも相模湖ルートの方が一般道として多く使われているということは、前に書いた。
だから、「近世より前は県道35号のルートに甲州街道があった」と言って誰が否定できようか?
また、
少しだけ見方を変えれば、甲州街道とは多数の「抜け道」「裏道」「副線」を持った道であるということができる。

実際、今でも、県道35号線は、
「甲州街道の抜け道」として知られている。
「三ヶ木へ行くには35号が早い」
道に慣れた人々はこう言う。

県道35号線は上野原で甲州街道本線から分岐し、桂川を対岸へと渡る。そして山間部の集落を結びながらカセイへと至る。

そんなわけだから、
だから、「近世より前は県道35号のルートに甲州街道があった」と言って誰が否定できようか?

「ともかく、アレ系のマーチには手こずっていた」。

マーチに乗って峠道に繰り出している人々は、本当に闘争心が強い。
こと、
デミオやヴィッツ、スイフト、コルトのようなコンパクトカーに対しては、
道を譲ろうとはしない。
パッシングをすると、右ウインカーを点滅。
「譲らないぞ」
と明確な意思表示。
マーチは猛烈に増速。

県道35号で、
軽快にかっ飛ぶマーチもまた、
例外ではなかった。

この時期、
とあるコルト乗りにとっては、
「対マーチ戦線・死闘編」ともいえる日々が続いていた。
相手のマーチは、
こちらより排気量が劣るのに、
軽量ボディが味方していた。
加速してゆくマーチの速さは、
時には、カーブへの突っ込み、旋回性能も半端ないクルマもあった。
こと先々週、
檜原村で遭遇した乗り手は、
物凄かった。
火を見るより明らかな敗北。
これ以上、マーチのファイターに対して、黒星を増やすことは、できない・・・。

だから先週、
車両チューンを進めた。
プラグを交換。熱価を
マフラーをトラスト製に交換し、
エアクリーナーもシグマスピード製のものに交換した。

これによって、吸排気の性能、つまり加速性能は劇的に上昇していた。
しかし、犠牲にしたものもあった。
どんなに、乱暴にアクセルを踏もうが、
16km/ℓはあった燃費が、10km/ℓ程度に、
歴然と低下していた。

そんなことはどうでもいい。
今晩遭遇したマーチもまた、
こちらに道を譲るつもりがない。
それどころか、
自らの速さを見せつけてさえいた。

だが、
上り区間。
コルトの一回り大きな排気量がモノを言い、
マーチを抜かさんばかりに迫りつつある。
向こうよりこちらの出力の方が明らかに上であることが、ありありとわかる。
そりゃそうだ。
もう、
このコルトは、「エコカー」ではなくなっているんだから。

しかし、カーブ連続区間が故、
あと、少し、
抜くには、届かない。

コイツ・・・、
絶対に、
抜かす!

この先、長いストレートになっているところが一箇所
(新)雛鶴トンネル。
トンネルはストレート。

そこで、
抜かす!!

対向車は、ない。
2台並んで、雛鶴トンネルに突入。

アクセルを目一杯踏み込む。
シグマスピードのエアクリーナーから、
口笛のような呼吸音を伴って空気が取り込まれ、
エンジンが咆哮する。
トラストマフラーからイジェクトされ、
トラストマフラー独特の排気音がトンネル全体に反響した瞬間、

コルトが、
一車身分、前に出る!

抜いた!!

マーチが失速。
コルトがトンネル中にエグゾ―ストを轟かせ、
ハザードを、一度だけ点滅。
Posted at 2010/05/04 06:05:15 | コメント(0) | トラックバック(0) | 甲州街道四十四次 | 日記
2010年03月30日 イイね!

東八道路・野川 ~野川ゼロヨンと『首都高速トライアル4』の一場面~

東八道路・野川 ~野川ゼロヨンと『首都高速トライアル4』の一場面~東八道路は「第二甲州街道」とも呼ばれており、
日野バイパスと同じく、
いずれはこちらが甲州街道現道・国道20号になるといわれている。

その東八道路に「野川」と呼ばれる区間がある。
ここで片側2斜線の東八道路は、窪む形で野川公園内を横切っている。
だが、フェンスがあり、道路上を3つの歩道橋が通っているので、道路に飛び出してしまうというような危険はない。

実は、
「私」が免許を取得したのも、このエリアで、「検定車」は「真っ白の三菱ランサー」であった。
東八道路で「真っ白の、三菱ランサー」といったら、かなり有名。それは、「検定車」だ。助手席には「警官」が乗っており、運転席の「受験者」に厳しいチェックの目を向けている。受験者は震えながら必死に技能試験を受けている。たいてい、後席には、首をすくめた、次の受験者たちが詰め込まれている。こう書けば、この「真っ白の三菱ランサー」がどこの車両であるのか、おわかりになるかと思います。
東八道路で「真っ白のランサー」を見かけたら、左車線を最優先通行させてあげましょうネ。
と、コレは、2000年代の、昼の世界。


以下は、夜の世界、しかも少しばかり昔の話。
東八道路は、野川公園内を横切っているけれども、フェンスがあり、道路上を3つの歩道橋が通っているので、道路に飛び出してしまうというような危険はない。
加えて、この区間は1000メートル超の比較的長いストレートとなっている。
それだからか・・・かつてここは「ゼロヨン」の名所だった。
今でこそ二車線に減少することとなったが、かつては、片側三車線ずつあった。
「野川ゼロヨン」
または
「府中ゼロヨン」と呼ばれ、夜になるとどこからともなく沢山の改造車がやってきてゼロヨンを開始した。
特に、上り・高井戸方面行きだと、次の交差点まで緩い上りカーブになっており、スローダウンにも最適だった。
そのため、二車線規制となった今でも、こちら側にはオービスが設けられている。


さて、
(以下は、完全にフィクションに関するお話です。)

平成2~3年頃の話であろうか。
「首都高バトル」全盛期をほんの少しだけ過ぎたあたりの話。

俺は負けるわけにはいかなかった。そしてすぐに俺の凄さを証明してやる必要性があった。
俺の年の離れた弟は小児性癌だ。医者からもう余命数ヶ月と宣告されている。弟は兄である俺が自慢で、あいつも、俺と同じくレーサーになる夢を持っている。
俺は弟の期待に応えるべく、無断で親父の車と、俺のシルビアを売却した。
そして買ったのが、赤いGT-Rだ。
弟がずっと気に入っているトミカと同じ、赤いGT-Rだ。

そういうことだから、今日は、某ゼロヨン会場に赴いた。
今日が、この赤いGT-Rのデビュー戦だ。
相手は、黒いスープラ。コイツは、この、某ゼロヨン会場無敗。
『Option』編集部の記者たちも、集まっている。
ここは東京で最も注目されているゼロヨンレースだ。
この、某ゼロヨン会場無敗の黒いスープラを負かせば、一気に、俺と、この赤いGT-Rの凄さが証明できるのだ!

ビデオ作品『首都高速トライアル4』(日活)より。

こうして、「赤いGT-R」はゼロヨンでスープラに勝利し、雑誌の紙面を飾り、弟の自慢の兄となる。
雑誌を見た父は、釘を刺す。
「そのへんにしておけ。それ以上、危ないところには、入るなよ」と。
しかし、日活映画がゼロヨンで終わる筈がない。
何しろこの映画のキャッチコピーは、「もう、俺を止める事はできない」。
だいたい、日活映画で走り屋といったら、必ず首都高バトルに突入するのが定型パターンなのです。
主人公は、「首都高のキング」の座を手に入れるべく、「首都高コースレコードの持ち主」に決闘を申し込む。
しかし、そのときレーサーとなっていた、その相手の対応は拍子抜けするものだった。
「俺はプロになりたい。だから首都高バトルは、もう、やらない」

断られた。
どうすればいい?

とはいえ、その「申し込み」は意外な効果をもたらした。
主人公のもとに、「願っても無い相手」がやってきたのだ。
白いRX-7(サバンナ、FC3S)。
パッシングして、引き止めると、中から乗り手が出てくる。
「赤いGT-Rだな」
「ああ」
「発進加速を競うだけのゼロヨンなんてぇ、子供騙しもいいトコだぜぇ」
FCのドライバー、やけに挑発する。続けた。
「オマエ、あの元・首都高最速の奴にバトルを申し込んだんだってな?」
「ああ。断られた」
「(ニヤリ)おじけづいた奴ぅ相手にしてても、しょーがねーだろぉ」
「今、首都高で一番速い奴は、誰だ?!」
「(ニヤリ。俺だ、といわんばかりの表情)」

こうして、
「赤いGT-R」対「白いRX-7(現役首都高ランナー)」の首都高バトルが始まった。
(このバトルの結末がどうなるかは、まあ、日活映画の性質上、見えてますが・・・。気になる方、詳しくは、何らかの方法で『首都高速トライアル4』をご覧下さい)
Posted at 2010/04/08 21:55:45 | コメント(0) | トラックバック(0) | 甲州街道四十四次 | 日記
2010年03月29日 イイね!

塩尻峠、「全てのドライバーが走り屋となる道」&登坂車線⇒下り最速伝説の虚偽性

塩尻峠、「全てのドライバーが走り屋となる道」&登坂車線⇒下り最速伝説の虚偽性このブログは、4月7日以降に書かれたものです。

本日語られる塩尻峠からは、諏訪湖と諏訪の街が見下ろせます。
絶景なので、機会があれば是非、行って、途中のお店に寄り道して、ゆっくりと景色を堪能したいところですが、今の私は、走ることで精一杯です。

それはそうと、諏訪といえば・・・「御柱」。
幸運にも、TV中継、観ました。
私が観たのは、二本目が、下るところ。
でも、
二本目の丸太、
何―――か、細め。
それだからか・・・、
斧でロープを、ブツっと切るも、丸太が、落ちない・・・。
たぶん、崖に突き出した根元側の太さ・重さが足りなかったからか、結局、最後のもう2~3押しは人力で。
で、
ずるずると滑り落ちる。
かなり安定して滑り落ちる。
御柱に最後まで跨っていれば、後々の時代まで「勇者」として語られるという。
ずるずる落ちる御柱。
ゆっくり、ずるずる。
ガクンと止まるっ。
「定位置」まで落ちきった。
少し細いからか?
相対的に、けっこう、大人しく落ちた。

先頭に跨っていたハチマキおじさんは???
いた!
VTRが繰返される。
んんん???
この人・・・、最後まで、跨ってる???
あの人って・・・「勇者???」

きっと、「勇者」なのです。
後世まで語り継がれるのです。
うーーーーーむ、でも、このVTRは、頂けないなぁーーーー。
落ちるところは、早送りに、すべきです。
「勇者様」のために。

いやいや、でもでも、
あの、「桁外れの度胸」は、それだけで、「勇者」です。
ええ。
文句ありません。
「流鏑馬(やぶさめ)とかは、技術が必要でカッコイイけど、
跨るのに必要なのは桁外れの度胸のみっしょー」
とか、
そーいう無礼なことを、
チラっとでも考えるのは、
私の先天的な血統が、後天的な東京の感性に、冒されているからに違いありません。

そうそう、
実は私の「血統」のうちのひとつは、この辺だったりする。
この辺の生まれの人って、何十体に一体かは、瞳が、青いんですよ。
ええ。
日本人なのに。
たぶん、東北地方の人が、グレーの目の方が結構多いのと、同じ。
でも、そういう系統の人は、要注意です。
白内障とかになりやすい。私の家の人は、そういう傾向です。
私の目の色は、薄茶で、一見すると、平均的な日本人です。
が、どーも、色が、薄い。
もうすぐ白内障に、なるのだろうか???


さて、

甲州街道について続きを語ってゆこう。
大垂水本線、
笹子峠、
と語ってきた。
笹子を過ぎて西へ行くと、
今まで釜無川に沿って緩やかな線形が続いていたが、立場川にかかる瀬沢大橋を渡った先に、立場川の河岸段丘を登るためのヘアピンカーブが現れる。その先は鬱蒼とした森と急な登り勾配が続き、しばらく進むと富士見町市街地に至る。今まで人里離れた少々物寂しい沿道風景であったため、しばしの活気を得ることが出来るが、富士見峠交差点を過ぎると再び鬱蒼とした木々が沿道を覆う富士見峠に差し掛かる。この峠は富士川水系と天竜川水系との分水嶺でもある。峠と言っても笹子峠、大垂水峠のように険しいものではないが、冬期は凍結に注意する必要がある。

そうすると次は、必然的に「塩尻峠」。
塩尻峠を越えて塩尻市に入りると岡谷側と比較して緩やかな下り坂が続き、塩尻IC前を通過したのち片側2車線道路となり、高出交差点で国道19号・国道153号に合流して終点となる。

だが、
甲州街道の話をここまで読んでくると、
もう、わかるだろう。
そう。
「峠」というものは、「なくなっていくもの」なのだ。
「線形改良」によって、
「ルート変更する」
「トンネルをブチ通す」などの方法によって、街道本線から外していくのである。
塩尻峠にも、そうした計画がある。
岡谷塩嶺病院付近に残る急カーブをバイパスする道路の計画が進められている。

とはいえ、
現状としては、「その中間」みたいな段階にある。
塩尻峠を越える道路は、勾配の比較的きつい岡谷側の整備が遅れていたが、近年改良工事により登坂車線が頂上まで整備されスムーズな通行が確保されるようになった。

つまり、
上りとなっている区間には、
登坂車線が、
塩尻側の登り、
岡谷側の登り、
の双方に整備されている。
このため、塩尻峠は、実にハイペースな流れとなっている。
登りに登坂車線が整備されていることで、
遅い車は、皆、左側の登坂車線へとよけてしまう。
その結果、
右側の走行車線には速い車ばかりが集まり、
100キロオーバーの速さで峠を駆け上ってゆく。

ひとことでいえば、
「ほぼすべてのドライバーが、走り屋になる峠」
といえる。

昔のイチコクならば、1300CCのNA車ごときは、登坂車線によけていなくては、
200キロオーバーのハイパワーターボにどつかれてしまうが、
塩尻峠は、そこまででは、ない。
しかし、
スカイラインやレガシィ、レクサスなど、登坂が得意な車両は、130キロ程度で登ってゆく。
また、下りのペースも早い。
トラックなどの編隊がなければ、
110~120くらいで駆け下りるのが、ごく普通である。
また、カーブの程度も、
注意深く振ってゆけば、
ノーマルの脚でもその程度の速度で下ることが可能なものとなっている。


ただ、
この峠のペース、構造で思い出さざるを得ないのが、
「下り最速伝説の虚偽性」。
平成元年くらい、
走り屋全盛期では、
登りを全力で攻めていることが多く、
下りも攻めるということは、
そもそも、
「マナー違反」
である、
とのご指摘。

しかも、
「下り最速伝説」でもてはやされる軽量車たちのブレーキの容量は、
「150キロくらいからの本気のブレーキングに対しては、2、3発で終わりだろう」、と。

これについて、
私自身が、実験した結果、
2、3発ではなく、
5、6発だという結果だったが、
結論としては、
「その通り」で、
「下り最速伝説」は、
「主に漫画の世界」、
走り屋全盛期よりも後になって、
文芸作品の影響を受けて興隆してきたものであろう、
というご指摘が正しいかもしれない、
という結論に至りました。

それと、
今思っている、
正直な反省・・・汗。

「そうそう。
塩尻峠とか、イチコク(国道1号箱根峠)とかみたいに、
登坂車線があって、
GT-Rとか、スープラとか、
バァーーーーッとフルパワーで、
タービンの音キュィィィィィィンって響かせて、
全っ力ぅで駆け上がれる場所が、
走り屋にとっての、峠!
アンタがメインテーマで扱ってる、
つづら折れだの、
ヘアピンだの、
なーんてのは、
ハイキングとかの道!
それは、普通の、ドライブ!
クルマの性能100%出してナンボの、走り屋の峠じゃ、ありませーーーーーん」

と、いうようなご指摘を、受けそうで、最近、何とも心苦しい。
Posted at 2010/04/15 21:52:12 | コメント(0) | トラックバック(0) | 甲州街道四十四次 | 日記
2010年02月20日 イイね!

衝撃のパーツ(エアクリーナー)+1620KHZの屈辱

衝撃のパーツ(エアクリーナー)+1620KHZの屈辱今日は、
同じくコルトに乗っておられる方々に、「衝撃のパーツ」を告知せねばなりません。
それはエアクリーナーです。
このエアクリ、「効果」は抜群です。
しかしながら、「覚悟」が必要なパーツであることを明記しておきます。

具体的には燃費がガタ落ち、ということです。
その程度は、といえば、エアクリ装着前には、遠慮がちに言っても15km/ℓ以上あった燃費が、10km/ℓ程度に、激しく低下します。
「10km/ℓ・・・ランエボかオノレは?」
という具合の変化内容であるため、
特に「燃費」が重要視される現在の雰囲気では、
場合によっては、
このパーツメーカーへの「悪口」とも解釈出来る内要となるため、
この度の燃費測定には、二週間以上の期間を掛けました。
その結果、
結論として、当初の「印象」には何らの間違いも無く、上記数値の通りの変化でした。
むしろ私の感覚は鈍いくらいです。

しかしながら、このパーツには、「あからさまな変化」があるので、
「燃費を度外視する覚悟」のある方々には、オススメのパーツだと言えます。
(「この燃費水準だったらターボの方がコストパフォーマンスがあるぜ!」というご指摘もまた、ごもっともです。
しかしながら、NA車でも、劇的な変化を渇望している方には、オススメです。
「変わります! このパーツは」)

●「このパーツが何処のメーカーのモノであるのか、画像等で判断出来ないけれども、心当たりがあって、コレっぽいのを入れようと思っているけれど、確証が持てない」
というコルトユーザーの方々、
メッセージを下されば、コレの製造メーカーを、お教えします。


さて、

「甲州街道」のカテゴリー付けで、
漫画『日本沈没』のことも、
頭の隅の方で見ながら、
「甲州街道=国家の非常道」と関連付けて連想していくと、「警視庁道路交通ラジオ」(1620KHZ)のことが頭に浮かぶ。

以下の話、
知ってる人は知っている。
私が書くまでも無い、
すごーくすごーく有名なお話。

「甲州日野バイパス」というのは、「警視庁道路交通ラジオ」(1620KHZ)の言い方だ。
こういう言い方を、すこし前に書いた。

1620KHZといえば、警察が交通情報を流している周波数帯だ。
同時に、ハイウェイラジオを流している周波数帯でもある。

このことを頭に置きながら、1620KHZの周波数帯に、ずーーっと合わせていると、他の放送が入り込んでくる。
英語の放送。
英語だけで流されている放送で、明らかに、道路交通情報ではない!

この英語放送、本来は810kHzの2倍高調波の混信である。
「2倍高調波が混信する」というその現象それ自体は仕方ない、
として、
一方で、現代世界における「市民生活の実情」として、
「警察力は、その国の中で最強の力を持っている」という厳然たる事実がある。

これは、世界主要国どこでも同じ。
世界的常識。
「警察観」というものは、
個々人で、様々なものがあるが、
事実として、「警察権力は、その国の市民生活に対する力において、最強」で、
「警察無用論」を唱えるのは、相当の「常識外れ」である。

そう、
世界的事実として「警察の力は最強」。
だから、
その「正当な業務」を妨害する者・あるいは妨害するおそれのある者は、排除される。
そういうわけだし、また、一般論としても、私の個人的意見もこれに同じで、
「警察の、“本当に正当な業務”を、妨害する者・妨害するおそれのある者は、排除されねばならない」と思っている。

そこで、1620KHZの道路交通情報。
東京域では、警視庁が道路交通情報を流している。
コレ、街道のユーザーとしては、実に有難い。
だから、この1620KHZの放送は、
実に、
「警察の正当な業務」に該当すると思うんだけれども・・・、
上述の話。
「じゃあ、この混信する810KHZって何?」
って話。

「警察の、“本当に正当な業務”を、妨害する者・妨害するおそれのある者は、排除されねばならない」
コレ、今では世界的常識だと、思う。
で、810KHZ。
「2倍高調波が混信する」というその現象それ自体は仕方ない。
しかし、
これ、
「警察の、“本当に正当な業務”を、妨害する者・妨害するおそれのある者」に、該当するんじゃなかろうか?

私見。
「該当すると思います!
ええ。
東京のドライバーとしては、迷惑です。
この810とかいう周波数帯、別の周波数帯に、移して欲しいです!」

しかし、現状のわが国国権には、
この810KHZをどけることが出来ない理由がある。
それは810KHZの放送主体の名を聞けば、一目瞭然。

1620KHZの放送を善処したいのならば、
現状では、
1620KHZ以外の周波数帯へと、
「こちらの方が」移るしかないだろう。
「こちらの方が」移ることになってしまうだろう。
もちろん、私は、
「こちらの方が」移ることには反対であるし、
「こちらの方が」移るということになろうものなら、もちろん私には屈辱だ。

一言。
「移るのは、あいつらの方だ!」

しかしながら、現状は、私がいくらここで叫ぼうと、変えられない。
何故なら、「有形力の世界」しかも、それの最たる「軍事」が関わっているから。

日本の首都、東京の「制空権」は、その西側半分は、わが国のものではない。
東京西部の「制空権」は、わが国のものではない。
残念ながら、「1620KHZの屈辱」は、「東京の制空権の屈辱」の片鱗に過ぎない。

●注1 1620khzの周波数帯
1620KHZの周波数帯、地方によって色々あって、場所によっては、「国土交通省・国道事務所」がやってたりしますね。
関東域では、東京なら警視庁、埼玉なら埼玉県警、神奈川なら神奈川県警。
このブログの「舞台」は関東・東京域(首都圏)なので、それに合わせた内容としています。

●注2 航空優勢と制空権
ⅰ)「航空優勢」・・・潮匡人氏の立場では、「制空権」という語は間違いで、正しくは「航空優勢」という語となる。
しかしながら、「航空優勢」ついては、「対戦関係」を示す話であり、「施政権」を含ませているとは思い難いので、本ブログ内容に対しては正確でない。
ⅱ)「制空権」・・・その名の如く、(その地域の)「空を制する権利」。
潮匡人先生からは、「間違いだ!」と指摘されそうですが、間違いないです。
「施政権」を含ませた話ですので、「制空権」で正しいです。
Posted at 2010/02/21 00:56:50 | コメント(0) | トラックバック(0) | 甲州街道四十四次 | 日記
2010年02月14日 イイね!

ヴィッツ全損とD、peace≒powerに関する話(甲州街道一般とその淵源)

ヴィッツ全損とD、peace≒powerに関する話(甲州街道一般とその淵源)現代世界的に言って昨日は、オリンピックが開幕し、これに関して、「走り」と関係するトピックも起きて(しまって)いるわけですが、
それら個々の話はひとまず置いておいて、

昨日に引き続き、
漫画『日本沈没』と、このブログと関係がある話。
「龍の卵(の破片)」。3巻152ページ以降。
「龍の卵」・・・地震などのきっかけで、ボコボコッと地面から球体で湧き出す。
球体の形を見せるのは一瞬だけで、斜面を転がるなどの衝撃で、「大量の石」にバラけてしまう。(詳しくは漫画を読めば分かりますが)

この「龍の卵の破片」は私も見たことがあります。
破片だけっ!!

長野ではないです。
笹子峠でもないです。
東京域の・・・、どこだったか?
ともかく、林道でした。
私の記憶が確かなら、鋸山林道だった気がして・・・。
時期は確実で、2007年でした。あの年の夏、東京の山間部はコブシ大の雹がしょっちゅう降って、とにかく荒れた年でした。

ああいう、球が砕けたような、尖った石ころの瓦礫。
そう、
色は白の部分と茶色の部分が混ざったような、そういうカンジの石ですよね。
ガラス質と鉄分が、多いのか???
でも、砂ではなくて、やはり岩石。

龍の卵に関する感想。
「なるほど。あの石は、ああやって湧き出してくるのか。
なるほど。アレは龍の卵って名前か!
発生過程が分かってスッキリ!(冗談交じり。この漫画は、どこまでがホントの説・伝承で、どこからが作者の妄想なのかが、ホント分かりにくい・・・汗)」

ちなみに、辰野記者のVitz(新型)は、全損~。(たぶん漫画の迫力確保のために)


ああ、重要なことを書くのを忘れていた。
この『日本沈没』も「D計画(Project D)」なんですね。

『頭文字D』の方は、
Drive,Drift,Dream・・・そのあたりだと思いますが、

『日本沈没』の方は、
●政府のD計画
A、B、C(以上が公開計画)、D(非公開にして、日本政府最後の計画)という序数的意味と、
「ディアスポラ」という意味の掛詞です。
● 郷六郎のD計画
意味は不明。とにかくD。「デンジャラス???」とか言っていたが結局起源不明。
ひょっとすると郷六郎氏が『頭文字D』の大ファンなのかも???

⇒これら「政府のD計画」と「民間D計画」の二つは、当初何の関係も連携も無かったが、巻が進むにつれて、必然的に融合してくることとなる。

うーむ。
D.
コレは原作小説にもあるのか?
それとも漫画オリジナルなのか・・・。
原作小説、読むかな。
今は時間がありませんなあ・・・汗。

それと、
漫画『日本沈没』の感想として、忘れずに記しておきたいこと。
「世界各国の奴隷となる」合意書(詳しい内容は13巻)に関して、
結果的には、施行に当たっては、「世界各国の集まった機関(国連)の奴隷兵となる」という条件に拡張解釈・実質上の修正が加えられているのだけれども、
「文言上(13巻初出時)」は、「各国の判断に委ねる」という、「各国の判断」が絶対化された、それこそ「世界各国(それぞれの国)の」「奴隷となる」という条件提示だった。
このストーリー上、「ある程度のハッピーエンド」を作るためには仕方なかったのでしょうが、
国際条約の性質は、手形・小切手の如く、その「文言性」が重視されるらしいので、こういう良心的な拡張解釈による変更は、残念ながら・・・汗。
とまあ、漫画『日本沈没』の話はコレぐらいにしましょう。

さて、

「平和の祭典」とされるオリンピックが開会した昨日までに、
甲州街道の話は、大垂水本線や笹子峠、上野原近辺、はたまた現代的に名古屋近辺などについて話してきた。本線で残すところは、塩尻峠くらいのものとなったが、
ここで、甲州街道の「深淵」について考えを進めたい。

しかしながらそれに当たっては、オリンピックは、
「平和の祭典」ではあるのだけれども、
「平和」
「peace」とは、
「power」を語源としていること、
なお現実論として、「peace≒power」であるという本質論を、
率直に見つめることの出来る頭脳の持ち主でなければ、
また、
「オリンピックとは擬似戦争である」という言い回しに対して、逐一クレームを付ける考えの方々は、以下の話を読むことは避けた方がいいかもしれない。

甲州街道は江戸を起点とする五街道(東海道、中山道、甲州街道、日光街道、奥州街道)の一つで、他の四街道に比べ当初は、道筋の整備がなされていなかったという。しかし約120年後、幕府の直轄地である甲府に甲州金の金座が置かれ、貨幣の鋳造が行われるようになると、街道は経済上、軍事上、重要な交通路となる。
この街道の道程は江戸日本橋から武蔵国(東京都)相模国(神奈川県)甲斐国(山梨県)信濃国(長野県)を通り、下諏訪で中山道に合流する44次、約56里(約219km)であった。

しかも、それだけではない。
甲州街道は江戸城に直結する唯一の街道であった。
これは将軍家に非常事態が起こった場合には、江戸を脱出するための要路と位置づけられていたといわれる。

こうした「脱出路」としての役割は、明治期になっても踏襲される。
明治期・・・、
言い換えれば殆んどすべてのアジア諸国が西欧列強の植民地となって独立を失っていた時期、
つまり、日本が、孤立するかの如くに、辛うじて独立を保っていた時期。
この時期の「甲州街道」の「位置づけ」を、一度でも考えたことがあるだろうか?
それは、「東京が陥落した際、皇室が脱出する道」という位置づけである。

明治期・・・、
それは殆んどすべてのアジア諸国が西欧列強の植民地となって独立を失っていた時期なのであるから、
「西欧列強諸国が攻めてきて、強大な軍事力によって東京を陥落される」
という「最悪のシナリオ」をも、
明治期の首脳部は常に考えていたということである。
それを裏付ける史料はテレビでいくらでも報道されている。
もちろん、「東京が陥落した際、皇室が脱出する道」というシナリオは、本気で考えていたわけではないだろう。
しかし本来、現在まで存在している、「あの種の」「軍事大国ども」と渡り合っていくには、そういう「覚悟の領域」を、
言い換えれば「孤独に耐える覚悟」を、
心のどこかに持っていなくはならないのではなかろうか。

だが、
ご存知の通り、皮肉にも、「最悪のシナリオ」は明治期ではなく、それより後の時代に現実味を帯びることとなってしまう。
しかもその時代は、航空機が急速に発達した時期であったため、こうした「シナリオ」は、相当、「自己満足」の世界に入っていってしまう性質のものとなっていたわけで・・・。
その辺の話に関しては、今の私には、冷静に考えることが、もはや不可能となってしまう。
Posted at 2010/02/14 02:10:18 | コメント(0) | トラックバック(0) | 甲州街道四十四次 | 日記

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