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猛走峠のブログ一覧

2012年06月06日 イイね!

ちょこば説をちょこっと補足+私見:[原子力発電施設解体引当金]と[使用済燃料再処理等引当金 ]

この記事は、【推進も反対も】意見は違ってもする事は変わらない事に気づけますか【たまにはおとなしく】について書いています。

大枠としては、同感なので、少し、具体的にコラボってみましょう。


**********************************

まず、

■しょっぱなの皮肉(汗)

個人的には燃料抜いて放置して、
記念館でも建てりゃいいんじゃないのと思いますが、
リサイクル基地外の国が許してくれるとは思いません(笑)
放射能入り炉心を嬉しそうに溶かすでしょう。
 について


これは同感^^;


********************************

■総括原価方式を悪魔なの何なの言いますが
今の原価方式の一番の罪は減価償却、ではなくて
解体の費用計算に入ってないと言う
のが一番の問題です

について。


このページの、手持ちのデータから、取り敢えず、お答えします。
(即答したいので、
会計監査証明付のデータ・一次資料ではなくて、

2次資料
http://www.atmarkit.co.jp/im/fa/serial/fsa_ifrs/08/02.html

の引用で済ませますが、
取り敢えず、信憑性はあると思います)

今のところ、
東京電力に計上されているのは、
510,010百万円
=5100億円(ですか?)。

勘定科目名は、
[原子力発電施設解体引当金]といいます。




510,010百万円=5100億円。
「これで、足りるか? 足りないか? オマエの勘を言ってみ」と言われれば、

コイツら↓

・福島第一、
・福島第二、

・柏崎刈羽

を廃炉にするのには、足りないと思います。特に、福島第一がね(汗)。




と答えます。

そして、ちょこば説

解体の費用が計算に入ってないと言うのが一番の問題です


の揚げ足取りをするつもりはありませんが^^; こう↑書きました通り、

一応、解体費用は計算に入っていました。

日本では。

ただし、上記の通り、足りない(=計上不足)、と思いますが。

(※アメリカの、ナントカさんが、「入ってない!そんなものが計上されている電力会社は1社もない」ゆーてましたが、私が調べた限りでは、 日本法をベースとしてた電力の会計規制では、計上されてました。
ちょこばさんの考察は、あの日経の記事に流されたものと、勝手に推察しております^^; ※)



計算式は、こういう↓カンジです。ソースは、
ココ






ただ、この↑結果が、

今のところ、
東京電力に計上されているのは、
510,010百万円=5100億円(ですか?)。

それで「足りない」かつ、

コイツら↓、少なくとも、どうしてこうしても、

・福島第一、
・福島第二、

までは5100億円で廃炉にしなくてはならない[=足りないだ炉]

ということに関して、

[(見積もりが甘かったことに対して、)責任]があるのは、
一義的には経済産業大臣だと思われます。




それと、


コイツら↓、少なくとも、どうしてこうしても、

・福島第一、
・福島第二、

までは5100億円で廃炉にしなくてはならない[=足りないだ炉]

と、サラッと書きましたが、

ちょこばさんには伝わるでしょうけど、

他の方には、よくわからないと思うのです。

「何で、福島第一だけじゃないのよ?」と。


枝野経産相:福島第2原発 廃炉は不可避の認識示す
http://mainichi.jp/select/today/news/20110916k0000m010170000c.html
2011年9月16日 2時30分 更新:9月16日 2時30分 毎日新聞
 枝野幸男経済産業相は15日、毎日新聞などとのインタビューで、東京電力福島第1原発事故に関連し、福島第2原発についても「(再稼働に)地元の理解が得られる状況とは誰も思わない」と述べ、廃炉は不可避との認識を明らかにした。福島第1原発については深刻な事故を起こした1~4号機に加え、5、6号機も廃炉にせざるを得ないとの考えを示した。
 東電はこれまでに福島第1原発1~4号機を廃炉にすると表明しているが、5、6号機と第2原発の1~4号機については言及していない。
 また、枝野経産相は立地自治体から安全性への不安が出ている老朽化した原発への対応については「原子力政策の見直しのプロセスの中で、なんらかの基準を考えていく必要がある」と指摘。専門的な見地や国民の受け止めを踏まえ、建設から一定期間がたった原発については安全性の観点から廃炉にする基準作りに乗り出す考えを示した。また、福島原発事故を受けて出ている原発の国有化論に対しては「エネルギー政策の抜本的見直しの中で、議論の俎上(そじょう)に載るテーマなのは間違いないが、軽々に結論を出せる話ではない」と述べるにとどめた。【野原大輔、和田憲二】


福島の原発、再稼働あり得ない…細野原発相
読売新聞2月11日(土)19時41分
 細野原発相は11日、青森県三沢市で開かれた東京電力福島第一原子力発電所事故に関するパネルディスカッションで、「福島にある原発の再稼働は全くあり得ない」と述べ、廃炉が決まっている福島第一原発1~4号機以外の同原発5、6号機や福島第二原発1~4号機はすべて再稼働させない方針を示した。
 一方、細野氏は、4月の発足を目指す「原子力規制庁」について、課長以上の職員を自ら面接して採用を決める考えを示した。発足時は経済産業省原子力安全・保安院の職員が大半を占めることから、幹部職員に経産省の影響力を排除する狙いがあるとみられる。






そういうことです。


東京電力の原発(3箇所)のうち、

・福島第一、
・福島第二、


ココまで、の廃炉は既定路線とみるべきなんです。
------------

だから、実質、東京電力管内における『再稼働論』は、


・柏崎刈羽


の去就のみが問題となる、と。




かねてから、私は書いてきましたよね。

「東電の原発は、3発3中だった」、と。

そういうことです。



原発の再稼働云々を考えるとき、

まず、

ココんトコ認識したうえで、話しないと、

既に、ぶっ壊れたモノを再稼働とか、
廃炉が決まったモノを再稼働とか、

変な方向に話が逝ってしまって、全くオハナシにならなくなりますので要注意なんです。








■(ちなみに核燃料の処分費用は積立が足りない筈…)

との件に関しては、

使用済燃料再処理等引当金
1,210,060 百万円(=1兆2100億 ですか?)

使用済燃料再処理等準備引当金 (←具体的な再処理計画を有さない使用済燃料)
36,312 百万円(=360億 ですか?)


http://www.atmarkit.co.jp/im/fa/serial/fsa_ifrs/08/02.html
より。


これ以上、使用済み燃料、増やさなければ、
コイツは・・・なんとか足りるんじゃないかなぁ?

(だから、「再稼働すると、事態を悪化させるおそれが・・・」と)」

というのが、自分の感想です。

そこんトコは、ちょこばさんとは、少しだけ見方は違っています。










(下手するとそのお金で電気代を下げろとか始まるはず)



電気事業会計規則第38条
事業者は、前条の規定により積み立てられた使用済燃料再処理等準備引当金について、特別の理由がある場合を除き、当該使用済燃料再処理等準備引当金を取り崩してはならない。


「電気代を下げろ」と言う主張が、

特別の理由

にあたるかどうか、ですね^^; (笑)





************************************



次に核燃料棒をどこに埋めるか?(管理するか)
個人的には原発周りの山の中が理想かと思います。

・無駄に運ばない
・利権のある地域は悪いけど使い倒す

この原則からいけばどうせ見つからない最終処分地を
見つける
のはちょっと無理があります。



これは、まったく同感なのですが、

取り敢えず、現在の日本の国政&かなり多くの日本人の思考では、

そうはならないのです




どうせ見つからない最終処分地を見つける


ことに必死になる
のです。


結果、原子炉上の屋根裏保管ですよ^^;



当然、原発は、↑こういうポテンシャルをもつようになります。



次に核燃料棒をどこに埋めるか?(管理するか)
個人的には原発周りの山の中が理想かと思います。

・無駄に運ばない
・利権のある地域は悪いけど使い倒す

この原則からいけばどうせ見つからない最終処分地を
見つける
のはちょっと無理があります。



私は、全く同感なのですが、




取り敢えず、

現在の日本の国政&かなり多くの日本人の思考では、


どうせ見つからない最終処分地を見つけることに必死になる


だけなのです。



原子力発電(@原子炉)



最終処分


この真ん中☆が、かなり危険なのですが、

☆のトコを改善しないから、

日本の原発は、↓こういう破壊力を持つに至ったのですが、



現在の日本の国政&かなり多くの日本人の思考では、

それを改善することは出来ないのです。

現在の日本の国政&かなり多くの日本人の思考では、

始まり と 終わり しかないのです。








*********************************

■その時に必要なのは電気量ではなく
コストの安い電力です。
電力を流すのにパワコン(インバータ)のいる
太陽光などは決して安くありません。


なぜか、mackenさんが引っ張ってた、この↓話が思い浮かびました^^;


地球の電磁エネルギーを増幅するインバータのようです





************************************



■そういう未来を考えると、実は今ある物を大事に使うのが
一番大事だと分かります。
原発を止めて、コストはかかりますが私たちが何もなく暮らせたのは
遊休火力電力でした。
つまり今ある物を大事にしていたから復活できた訳です。



再び、
mackenさんが引っ張ってた、この↓話が思い浮かびました。



2012年05月29日
電力不足にはならない理由、、原子力発電所と火力発電所はペアで設置されてきたから






「今ある物を大事に使う」というか、

私は、
「備えあれば憂いなし」
「複線化が大切」
とか、そういう感じに思います。


はい。

長くなりましたので、今日のところは、このへんで筆を置きます。
2012年05月25日 イイね!

資産除去債務(例によって、オモシロ話が入ってしまうが^^;)

この記事は、電力とは?



え?
原子力発電は事故はともかく、廃炉費用も高いし、使用済み燃料の処分に莫大な
コストが掛かるから、結局は高いモノになる・・・・?






だったら考えようじゃないの。
廃炉も使用済み燃料の処分も安く済む方法を・・・さ。

   ∧,,∧  
  (´・ω・`) ガタッ
  r     ヾ
__∪__∪__
   

など について書いています。


「廃炉費用も高いし、使用済み燃料の処分に莫大な
コストが掛かるから、
結局は高いモノになる・・・・?(トラバ元の、弘(2型)さんの表現)」


これは、

「『資産除去債務』を増大させてしまう」 と表現することになるハズです。

(釈迦に説法、な話とは思いますが^^;)








あと、


ちょこば説(ちょこばの原子力ブログ)で(も)よく出てくるお話が、
「廃炉をどうするか~~」
「廃炉技術がない~~」
「廃炉処理はせずに、放置しかない(汗)」(←これには私も同意)。







こうした論点は、
現在の法律・会計制度からいえば、
「資産除去債務」と言います。
(これまた、釈迦に説法、な話とは思いますが^^;)



企業会計基準第18号
資産除去債務に関する会計基準
平成20年3月31日
企業会計基準委員会


用語の定義


3.本会計基準における用語の定義は、次のとおりとする。


(1) 「資産除去債務」とは、有形固定資産の取得、建設、開発又は通常の使用によって生
じ、当該有形固定資産の除去に関して法令又は契約で要求される法律上の義務及びそれ
に準ずるものをいう。この場合の法律上の義務及びそれに準ずるものには、有形固定資
産を除去する義務のほか、有形固定資産の除去そのものは義務でなくとも、有形固定資
産を除去する際に当該有形固定資産に使用されている有害物質等を法律等の要求による
特別の方法で除去するという義務
も含まれる。


(2) 有形固定資産の「除去」とは、有形固定資産を用役提供から除外することをいう(一
時的に除外する場合を除く。)。除去の具体的な態様としては、売却、廃棄、リサイクル
その他の方法による処分等が含まれるが、転用や用途変更は含まれない
また、当該有形固定資産が遊休状態になる場合は除去に該当しない



で…(ちょっとオモシロ路線に入っちゃいますけど、)、
ラッキー博士は、
「放射性廃棄物の有効活用」の一環として、
使用済み原子力発電所で、会議を開いたり、学校として利用する」という提唱をしておられる(笑)。
この場合、電力会社が会議室として利用するなら、

「転用や用途変更(は含まれない)」に該当し、
資産除去債務は計上しなくてよい、

と考えることが適切だと思われる(笑)。





続いて、
ちょこば説:「廃炉処理はせずに、放置しかない(汗)」(←これには私も同意)。
これについては、「当該有形固定資産が遊休状態になる場合」に該当すると思われるので、これも、資産除去債務は計上しなくてよい、と考えることが適切だと思われる(笑)。



そして、
「廃炉技術がない~~」(ちょこば説に登場)
については、

(資産除去債務を合理的に見積ることができない場合)
5. 資産除去債務の発生時に、当該債務の金額を合理的に見積ることができない場合には、これを計上せず、当該債務額を合理的に見積ることができるようになった時点で負債として計上する。

だそうです。

仮に、ちょこば説の見込み通り、

「廃炉技術なんてもんは、実は、ない!!」

ということなら、

当該債務の金額を合理的に見積ることができない場合 に該当するんで、

現在の引当金は、まあ・・・^^; あんまり誠実じゃありませんね^^;





仮に、ちょこば説の見込み通り、

「廃炉技術なんてもんは、実は、ない!!」

ということなら、

では、

廃炉技術(←要するに、「革新的な減容技術の進化」)は如何にして出て来るか?
といえば、

やはり、福一事故に対する事故処理、除染を通して。


これが、

廃炉技術(要するに、「革新的な減容技術の進化」)が出てくる最短ルートなのではないかな、と私は思います。




で、
現在、日本にある古い原発の廃炉処理(要するに、バラして、切り刻んで^^;)は、
やるべきではないか? といえば、
「原則として、やるべきではない(核燃料除いて、放置。それだけ)」、と思うけれど、
(世界的に、直面する事態で、儲けドコロの、)「廃炉ビジネス」の開拓のために、
ちょっとずつ、
ぼちぼち、やるべきだろうな、と思っています。










あと、感想・メモ書きとして、思うのは、
東海第一の廃炉処理。
バラして、刻んで、拡散して^^;
アレは…「クリアランスレヴェル」とかの検討があったので、
大事故時の適用指針・モノサシづくり、という意味では、凄く有意義だったと思います。
そういう意味では、「廃炉は、やるべき」という考えになるかもしれないですけど、

ま、
でも、大事故ったら、
日本の行政の場合、過去に検討して出した数値なんてモンは、一顧だにしなくなるので、
(東海第一の廃炉処理の第一人者だった、石川迪夫センセも、
福一大事故ったら、妙なこと言うバッカリだし 汗)


ってか、
福一近辺を、緊急的な廃棄物処分場に指定しなかった(・出来なかった?やる気が無かった?)ので、
要するに、東海第一の廃炉処理でのノウハウは、行政上、全く役に立たなかったようですから。


政府や行政の、事故対応時への役立て、ということは除外して、

バラして拡散、ということはせずに、核燃料除いたら、そのまんまにしておくのを原則、
とするのがよいでしょう。

バラし、をやるのは、例外で、「廃炉ビジネス」というカネのため、
稼ぐための例外措置だよ、と考えるのが賢明だと思います。健全な、運転終了原子炉の廃炉は。
2012年05月24日 イイね!

ここ10年来の国家戦略上の欠陥。←放置されてる

この記事は、
猛走峠さんの「電気代」下がんなきゃ意味無いんじゃないの?
というのは痛い一言であるのは事実です。

■「やむを得ず石油で」という論点にまぎれて
「別に損得じゃなくて海外からエネルギー買えばいいじゃん」という奴らと、
意見が一見被るだけで、イライライラ(苦笑)と来る訳です。

****************************************
■「原子力なんてとりあえず止めて維持費払って、石油やガスでエコでロハス♪」
こう言う国民が要る限り、官僚も「利権払って石油やガスも利権セット♪」
とつぶやいている訳で

猛走峠さんそのものよりも、猛走峠さんの陰に隠れて後ろで
変な輩が隠れているということ
(※、方向が被るだけで猛走峠さんが隠してる訳じゃない)
自体へのイライラはあるんですが、
について書いています。


はい。わたしは誰かをかくまってるワケじゃありません。

ってか、その言い方ってなんだか、


おまえたちの国が、かくまっているテロリストが~~~とか、

アルカイダをかくまっている~~~とか、

友達の友達はアルカイダだ!! とか、そんなことが浮かんでしまいますね。




さてさて、でも、


「電気代」下がんなきゃ意味無いんじゃないの?


というのは、改めて、明記しておきます。




これ、某法律実務家の言葉だと、


サヨキチのオマイ等は「日本のデンキリョーキンは高過ぎてけしからんニダ!」なんだろ?w


とかいうオモシロイことになってしまうようなので、

一応、ちょっとは信頼に値するような、専門書から引用してみますかね。




 市場経済では、財・サービスの価格は需要と供給の関係で決まるが、電気・ガス料金や鉄道運賃、水道料、通話料、郵便料金などの公共料金は、政府や地方自治体が決定に関与し、料金を規制してきた。
 しかし、公共料金については、従来の規制方法では供給者が効率的運営を行う誘因を持たないこと、生産費や経営内容について供給者と国民の間に大きな情報格差があり、透明性が確保されていないなどの問題点が指摘され、料金設定方法についての見直しが行われている。
 公共料金の対象品目になっているサービスは、市場での競争が限られており、国内外の競争にもさらされることが少ない。1990年から10年間の公共料金の上昇率をみると、平均して一般物価指数の上昇率と比べると明らかに高く、またわが国の公共料金の水準が他の先進諸国に比べて割高だということがあり、国民生活の向上と産業の国際競争力の強化のために、公共料金の設定方法を見直し、効率的供給を実現することが重要な政策課題になっている。
奥野信宏『公共経済学【第2版】』145頁(2001年)岩波書店



丁度、ここらへんの資料は「同時期」のもので、




ま、要するに、

この電力料金の問題は、
ここ10年来(もっとか)の国家戦略上の欠陥なんですわな。





某法律実務家の思考だと、


設備投資が向上すれば
景気も向上するって。そこを否定なされますかw なにそのセンゴク脳w 成長を否定ってw
ガンガン設備投資だの研究開発をして何が悪いんだ?w 

ということになるらしいのですがね。

(ってか、
http://www.tepco.co.jp/ir/tool/factbook/pdf/p17-j.pdf
このへんの資料みて、考えたことはあるんだろか? とか、
電力会社の財務諸表、みたことありますか? とか、
思っちゃったりするけど、
ま、いーや)




2001年の時点で、
既に、
高すぎる公共料金が、国益を害する大問題となっていた、

と考える方が、適切なんじゃないかな――――とね。



え?
何?

その 奥野ナントカ っつー教授がサヨキチなんじゃないかって?

さーねーー、それは知りません。












それはそうと、

院長先生(↓正しくありません。ま、でも肖像権上、イイんです^^; こっちの方が)が、


総括原価方式のオモシロイ話をしてますね^^;  これは必見です。おもしろいので。



総括原価方式(打ちでの小槌)をポイントカードで理解しよう







どの程度が 制度会計&実際の運用 に忠実なのか? は、

まだ検証してないのですが、ね。
(※下記にもあるような、「LNG」のような化石燃料(の高値調達)が、利潤に貢献するのかどうか…

理論上はこれ(院長先生のスライドとは少し違ってて、)、
経済学でいう「資本」、会計でいう「資産」 に掛け算することになっているから・・・※)


でも↓これ・・・

例えば、LNGなどもわざと高く買えば、買うほどポイントが貯まる。なんの工夫もいらない会社ですし、かりに予算より安くLNGを購入してしまうと、ポイントが減少してしまうわけです。





なんだか、院長先生が、
「ちょこばの原子力ブログ」の↓コレに、コラボしてる?ような気がするのは、私の考えすぎだろか???




【高値天然ガス調達の愚かさ】日経の記事に見る当たり前の話【足元を見られるバカ】

2012年05月15日 イイね!

現状の、論点を絞り出します(@東電管内)。

話の、核心部を冒頭にて。


(今回の、)電気代値上げ論拠

◆福島第1原発事故

◆原発停止(ついこの間までは、柏崎刈羽が、稼働していたので…)

財務基盤が急激に悪化、



そして、

13年4月以降の話:
◆柏崎刈羽原発再稼働。
目的:
燃料費圧縮。



--------------------------------------------------------




(前回のつづき)
取り敢えず、
東京電力管内に限定して(※)、
(※「電力事情の悪化」という懸念事項・原発再稼働問題が残っているのは、関西電力管内ですね。その件に関して(←主として、精神論)は、後日、改めて書くつもりです)

「電力事情の悪化」という懸念事項・「問題事項」を除けると、整理されて、よく見えてくるものです。




「今は生き残ること。
そうでなければ、その先のことなんて考えられないから。」

「1社でも多く生き残り、1人でも多く雇用が守られてほしい。」


そう・・・、


端的には、


ウチは「電気」を仕入れて
商売しているようなもんだからな。
   /ヽ /ヽ    
  ':' ゙''"  `':,   
  ミ   -ω- ;,   ∧,,∧
 :; . っ     ,つ  (・ω・`)
  `:;      ,;'    o   )
   `( /'"`∪    ..しー-J





この社長さんのトコのような会社を救いたい、
という場合、

この場合において、
その一手段として 電気 が関係する場合、


関係する論点は何なのか?

必要な手段は何なのか?


電気代を、下げること。



それ以外の話にはなりえません。
少なくとも、東電管内では。



で…[電気代を、下げる]ということにおいて、


原発を、福一事故前のレヴェルに再稼働させる、

それで、電気代は安くなるのか?

といえば、答えはNo.

今まで通りの水準なだけ。
別に、安くはならない。

つまりコレは、

第一義的には、制度会計の問題。






(ここから、今回の内容)

取り敢えず、
現在の、
電力料金をめぐる論理(@東日本(主として、東電管内。東北電力も似ている?))をみてみましょう^^;




<東電>家庭向け10.28%値上げ…総合事業計画
毎日新聞 5月9日(水)2時31分配信

 政府は9日、東京電力と原子力損害賠償支援機構が4月に共同申請した東電の「総合特別事業計画」を認定する。東電は計画認定を経て、週内にも家庭向け電気料金の7月値上げを枝野幸男経済産業相に申請するが、焦点の値上げ幅は平均10.28%となった。
 東電が料金制度改正を伴う本格値上げに踏み切るのは、石油危機後の80年以来32年ぶり。値上げ後の1キロワット時当たりの家庭向け料金は平均2.40円上がり、25.74円になる。東電は今後10年間で3兆3650億円のコスト削減に取り組むが、福島第1原発事故や原発停止で財務基盤が急激に悪化、4月の企業向けに続き家庭向けの値上げは不可避と判断した。東電の次期社長に8日内定した広瀬直己常務(59)は記者会見で「値上げしないといけない理由、合理化努力の両方をしっかり説明し理解いただかなければならない」と述べた。
 東電は、値上げによる家計への影響を抑えるため、新たな料金体系を導入する。電気使用量の少ない家庭の値上げ幅を10%以下に抑え、低所得世帯に配慮。夏の昼間(午後1~4時)を割高にする一方、夜間は安い料金にするプランを導入し、節電への協力を促す。
 10.28%の値上げ幅は、経産省有識者会議の議論を踏まえ、電気料金への算入対象を絞り込み計算し直した。柏崎刈羽原発(新潟県)を13年4月から再稼働し、燃料費を圧縮することも前提とした。
 参入対象の見直し結果は、企業向け料金にも適用される。現状で平均16.7%の値上げ幅は4月以降にさかのぼって16.39%に圧縮される。既に支払った分との差額は、今後の電気料金から差し引くなどして精算する。
 家庭向け料金の値上げには枝野経産相の認可が必要。枝野経産相は「慎重に審査する」と述べており、値上げ幅は圧縮される可能性もある。また柏崎刈羽原発の再稼働が計画通り進まない場合、更なる値上げもあり得る。【宮島寛、小倉祥徳】

 ◇総合特別事業計画のポイント
・家庭向けの電気料金を7月から10.28%値上げ
・4月からの企業向け値上げ幅(16.7%)は16.39%に抑制
・家計負担を軽減する新たな料金メニューを用意
・柏崎刈羽原発を13年4月から再稼働
・21年度までの10年間で3兆3650億円超のコスト削減
・取締役の過半を社外人材とする委員会設置会社に移行
・会長、社長直属のスタッフ部門創設
・燃料・火力部門を12年度下期、小売り部門と送配電部門を13年4月めどに社内分社化
・国が原子力損害賠償支援機構を通じて1兆円の公的資本を6月の株主総会後に注入。議決権の50%超(潜在的には3分の2超)を確保し実質国有化
【関連記事】
<東電値上げ>松原消費者相「厳正に対処」
<東電値上げ>消費者庁が審査…家庭向け10%、妥当性検証
<家庭電気料>月70~100円値上げか 再生エネ買い取り
<東京電力>再生へ「改革本部」…会長直属、6月設置写真付き記事
最終更新:5月9日(水)3時45分



取り敢えず、
いままでの[値上げ]の論拠は、
◆福島第1原発事故
◆原発停止(柏崎刈羽が、稼働していたので…)
財務基盤が急激に悪化、

財務基盤健全化のために、
⇒4月の企業向けの値上げ
⇒家庭向けの値上げ




[原発の稼働と、電気代]という論点からすると、
「電力事情の悪化」という懸念事項は、東京電力管内においては、解消されている

その上で、
弘(2型)さんがご懸念の経済的事項に対して、
関連性をもった話としては、


柏崎刈羽原発(新潟県)を13年4月から再稼働し、燃料費を圧縮することも前提とした。
(また柏崎刈羽原発の再稼働が計画通り進まない場合、更なる値上げもあり得る。)

という、この部分です。
13年4月以降、です。




現況の、
公開されている論理  を整理すると、


こんなカンジ。


今回の[値上げ]:ぶっちゃけ…「福一、大事故っちゃったから値上げ」。





値上げ論拠

◆福島第1原発事故

◆原発停止(ついこの間までは、柏崎刈羽が、稼働していたので…)

財務基盤が急激に悪化、

≒ぶっちゃけ…「福一、大事故っちゃったから値上げ」。
福二もオシャカ。
ついこの間までは、残りの、柏崎刈羽、運転してたのョ。
それでも値上げ。





ぶっちゃけ…「福一、大事故っちゃったから値上げ」。
(休止してた火力発電所を再稼働した、その費用が嵩んだ、というのはあるものの・・・でも、あの休止火力再稼働は、
福一、福二、両方がオシャカになった以上、東電にとっては、必要だったワケで。
さしずめ、「東日本大震災による、強制 脱・原発化?」)



そして、

13年4月以降の話:
◆柏崎刈羽原発再稼働。
目的:
燃料費圧縮。







---------------------------------------------------------------------------------





 ↑
何? 燃料費圧縮のため だと?


なんのことはない。
問題の最奥部?本質部分? は、
こういうこと↓か?


【高値天然ガス調達の愚かさ】日経の記事に見る当たり前の話【足元を見られるバカ】








で…、
「『燃料費』圧縮のために、柏崎刈羽原発再稼働」とは言っても、
こんな↓状態が存在していたら、柏崎刈羽原発再稼働は、「傷口えぐってるだけw」 って話になってまうから要注意。



以前の私のセリフですが
世界一の高い電気代を利用者に押し被せることによって成り立ってきただけ。
一言で言えば、
「世界一の高い電気代」は既に、
原発破綻処理代金+電力会社が利益を得るための金額
という状態となって、ユーザーに押しかぶされてきたのではないか?




と・・・、
いったん、このへんで、筆を置こう、と思うも。

ニュース記事には、
意外なヘッドラインが入っているではないか!!


<家庭電気料>月70~100円値上げか 再生エネ買い取り

・・・ひょっとすると、

今後の、
電気代値上げ の「真犯人」は、

再生エネ買い取り になるかもしれませんョ?

(現時点では、あくまで、「家庭用」と書いてあるだけなのですけどね)
2012年05月14日 イイね!

【第一義的には、制度会計の問題】「ウチは「電気」を仕入れて商売しているようなもんだからな」←このような会社を救いたい、必要な手段は何?=電気代を、下げること。

この記事は、おとーさんの独り言(ビッグウェーブがやってくる・・・)について書いています。


正直弘(2型)さんは凄いなあと思います。
書きたい事さっくりまとめてさらに踏み込んでるし。
(ちょこばさんと同様の書き出しですが^^;)

しかも、
トラバ元の弘(2型)さんの記事・・・、
ワタクシの言説への強烈な皮肉も入っているような気も・・・^^;

すみませんm(_ _)m

ただ・・・、ちょっと、

論点の確認? みたいなこともさせて下さい m(_ _)m





もう一つ聞きたい。

いつ起きるか分からない原発事故と、来年3月にやってくるであろう企業淘汰の波と・・・
人々の生活を総合的に守るという観点で言えば、対応はどちらが優先されるべきか・・・?




その点について、暴言的かつ端的に答えましょう

(私は・・・率直に答えてしまう性格なんだよな~~~困ったことに)。

はい。
優先されるべき対応は、

いつ起きるか分からない原発事故 です(キリッ)。


なぜなら、
政府は、「来年3月にやってくるであろう企業淘汰の波」を起こすことに決めたからです。



「政府が、起こすことに決めた、『企業淘汰の波』」について、

・(いつ起きるか分からない)原発事故

・来年3月にやってくるであろう企業淘汰の波

[対応はどちらが優先されるべきか・・・?]
と、対比させること自体が、不適切なのであります。



少し、詳しく説明を羅列することとしますが、



・まず、
(政府が、「モラトリアム法」廃止の政策決定にあたって、立脚するであろう、)
経済学思想上、
[企業淘汰]は[当然の事象]でありまして、
そこに全力で抗うこと、それ自体が、
そもそも、自然の摂理に反することであります。


・次に、
仮に、
保護政策 として、
企業淘汰をしない・させない(自然の摂理に反するけれども、モラトリアム法をやる)、
という方針を執る、といった場合、

[企業淘汰]が起こる、起こらない、という事象のわかれ目は、
その政策の継続・撤廃如何によって、
決まることになるわけであります。

本件においてご指摘の、[モラトリアム法]はまさにそうした事例でありますが、
「来年3月にやってくるであろう企業淘汰の波」とは、モラトリアム法の期限のことを指すわけでありまして、
[ビッグウェーブ]と称されております通りで、
かつての「金融ビッグバン」と同様、
「政策的にもたらされる変化」であります。

そのため、
弘(2型)さんの文章から察する限りにおいて、
「来年3月にやってくるであろう企業淘汰の波[ビッグウェーブ]」とは、政策上の決定事項・既定事項でありまして、

そこに、
原子力発電所の(再)稼働問題・電力の問題が絡んでくる、
ということは、そもそも、違います。

少なくとも、
「私たち(私、そして、弘(2型)さんと、その周囲の方々など、東電管内の生息者)」に関しては、
それは確実に違います。





生き残りを賭けた攻防戦の最中、
電力事情の悪化という水を差すんじゃない。



東京電力管内においては、
改善されました。
試算でも、今年の夏のピーク電力も足りています。
使い切ることは、ありえない、そのくらいになりました。

だから、
弘(2型)さんが懸念する、「電力事情の悪化」という懸念事項は、東京電力管内においては、解消されているのです。
(その問題が残っているのは、関西電力管内ですね。あそこは、ホントに原発の割合が大きかった。さしずめ、フランス状態ですからね^^;)




取り敢えず、
東京電力管内に限定して、
ひとつ、「問題事項」を除けると、整理されて、よく見えてくるものです。







「今は生き残ること。
そうでなければ、その先のことなんて考えられないから。」

「1社でも多く生き残り、1人でも多く雇用が守られてほしい。」


そう・・・、


端的には、


ウチは「電気」を仕入れて
商売しているようなもんだからな。

   /ヽ /ヽ    
  ':' ゙''"  `':,   
  ミ   -ω- ;,   ∧,,∧
 :; . っ     ,つ  (・ω・`)
  `:;      ,;'    o   )
   `( /'"`∪    ..しー-J





この社長さんのトコのような会社を救いたい、
という場合、

この場合において、
その一手段として 電気 が関係する場合、


関係する論点は何なのか?

必要な手段は何なのか?



電気代を、下げること。



それ以外の話にはなりえません。
少なくとも、東電管内では。



で…[電気代を、下げる]ということにおいて、


原発を、福一事故前のレヴェルに再稼働させる、

それで、電気代は安くなるのか?

といえば、答えはNo.

今まで通りの水準なだけ。
別に、安くはならない(※)。


つまりコレは、

第一義的には、制度会計の問題。



(※「安くはならない」というより、これから、原発運転すると電気代は、高くなってしまうはずです。原子力委員会の試算:「過酷事故率:原子炉運転時間500年に1度(=日本全体で50基ならば、10年に1度)に基づかなければならないわけだし、「過酷事故引当金」を上積みしなければならないから)

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