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猛走峠のブログ一覧

2013年04月08日 イイね!

ザ・スポイラー:第二東名完全自由化政策(LNT仮説もどきと、ホルミシス仮説もどき)

どうも、ご無沙汰してました。
エイプリルフール企画の記事書いて、そのまんま放っとくなんて、ちょっとアレなんで(笑)。

えっと―、空白の日付に関しては―
後でコメ返信や写本によって埋めるとして―

(こちらも、↑放置状態なので―応対しなくては―

写本(やらコピペ)やらもしなくてはー
「この先のゾーン」は、話が伝わらないだろうなぁ―と


あ、なんで書かなかったか、と?
別に。
疲れる日々が続きましてね―)





以下の記事では、

2013年04月01日
第二東名完全自由化政策(LNT仮説もどきと、ホルミシス仮説もどき)

を、ネタバレしながら―書いています。





第二東名の制限速度規制は撤廃され、
通行帯規則も撤廃され、
完全自由化されることとなった。


2020年代末期のことである。
 



仮定ですよ^^ 仮定!!





「爆走連合」って何なんでしょね―(ワラ)。「フリーウェイクラブ」あたりがさらに過激化したものですかね(ワラ)




これは、

当時の有力な勢力(代議士も多く輩出していたため、国政にも大きな影響を与えていた)、

「爆走連合」の政策が実現されたことによる。


もちろん、
そのときの議員立法では、
法案提出の局面で、
国交大臣が反発していたし、
答弁補佐を行った官僚たちも、
明らかに、
「国交省としては反対」という姿勢であった。


だが、
そのときのやりとりは後世まで語り継がれることとなる代物だった・・・



国交大臣の反発、
それを補佐した官僚たちを相手に、


爆走連合の、とある議員が、

言い放った。





「時速100キロという法律に根拠はない!」




誰かさん たち
の2011年期言葉の影響を受けすぎています! これを書いてる猛走峠さんは。







すると、大臣の命を受けた官僚が応える。

「えー、
時速100キロという法律に基づきまして―
設計速度が設定されている―
のでございまして―

ですから―
日本の高速道路の設計速度は基本的に100キロなのでして―

200キロとか、
300キロとか、
爆走連合の方々の要求する速域には―
到底、堪えない規格なのであります―」

すかさず、
爆走連合の議員が突っ込む。
「高速道路の設計速度は基本的に100キロ。

第二東名は、違いますでしょ?

それに、今、
もっともらしいことを言ったようで、
時速100キロの科学的根拠 そのものについては、全く説明していませんね」


官僚が、再び、大臣の指図を受けて答弁。

「はあ、
たしかに、率直に申しまして、

第二東名の設計速度は、140キロくらい―であります。
たしかに、
第二東名だけは、他の路線よりも、少し、高い設計速度想定であります」


ふたたび、
爆走連合の議員が突っ込む。

「時速100キロの科学的根拠 そのものについては?」


官僚が、再び、大臣の指図を受けて答弁。

「いや・・・だから・・・ですね・・・
時速100キロという数値そのものには、科学的根拠というものは―ないかもしれませんが―

時速100キロという設定に基づいて、
道路設計が為されているのでありまして―

それに―
車両規格も最高時速100km程度、
という想定に基づいて規格が形成されているのでありましてー

現在の自動車工業は―
『まず、規格が決まってから』量産に入る―という性質なのでありまして―



ナントカ自動車工業(株)の社長の言葉が、頭に焼き付いてるんですね^^;

もはや、ブログで身近な?人々の言葉のごった煮じゃないですか^^;



従いまして―
時速100kmという数値そのものには、科学的根拠はなくとも―、
道路規格、
車両規格、という社会的形成物において―
既に、根拠を形成しているのでありまして―

おっしゃるような―・・・


(ここで、その官僚は、思いついた。
 そうだ! と。
もちろん、それは、よいことだったのだが、
結果として、以下のアドリブ回答が爆走連合に利用されてしまうこととなる)

そう―

その―時速100kmは、

安全衛生の考え方に近似したものでありましてね―

爆走連合の先生方は―お詳しいと思いますが―・・・


ちょうど、
右上がりの―関数のようなモデルをイメージしておりまして―



時速100kmのときの事故率、


時速200km

時速300kmと、

事故率が上昇してゆくワケでして――



実務上、
100kmのところで、
エイヤっと―リスクを固定せざるをえないワケですね――



時速200km

時速300kmというリスクは、社会的に許容不可能なワケです」





↑ハーイ、
問題はココだったんですね―。
この「原則論」?を潰されたんですねぇ―。




(官僚自身は、
 素晴らしい答弁だ! と思った。

大臣も、良く言ってくれた^^ と思った。
大臣は、かねてから、爆走連合を悪く思っていたからだ―

何故か―爆走連合の議員たちは、クックックと笑っていたが)



大臣が補足する。
「あのですね―

私からも―補足と―

ひとこと―

今のとおりで、

現在のクルマで、時速300kmなんて―到底、危険すぎるんです。

道路も、そういう超高速仕様じゃないんです。

それを―あなたがた、爆走連合は―

なんですか?

時速100キロという法律に根拠はない!?

 なんですか?

 時速100キロという法律が人を殺している とか、変なこともおっしゃいましたね。

(大臣が、私情を吐露して、爆走連合を罵る)

困るんですよ。

そういう暴論を言われると―ね。

んでもって―爆走連合さんでは、実証実験ですか?

なんやら、最近では、

第二東名を暴走天国にしてるらしいじゃないですか。

第二東名を100kmで走るクルマは少なくて、

200km、

あろうことか、300kmでかっ飛ばす輩までいる。

あなたたち、爆走連合のメンバーが、でしょ。

まったく、こんなことして、危険率を引き上げられちゃ、困るんですよ!

暴走連合さん
(笑い声交じりの野次)

おっと、
爆走連合さんでしたか。

とにかく、そういった暴論は御免こうむります」





大臣から、
私情交じりの罵りを受けるも、
その議員も、
議場の爆走連合の議員も、
ニヤニヤと笑っていた。

それは、かれらがMだから―ではない。

そう―実は、
この官僚と大臣の発言は―爆走連合にとってみればー
カモがネギしょってきたようなモンなのだ―


これから、その大臣とその官僚は、
爆走連合の手によって弄ばれ―
法改正の駒とされるのである――





クックックッ

LNT説の逆バージョンと、ホルミシス説のようなものだな―


爆走連合の議員は呟いた。

それは、大臣にも聞こえたが、なんやらワケがわからなかった―

官僚にも、その呟きが聞こえて―
その官僚は―
顔から血の気が引いていた。





「大臣、

『最近では、

第二東名が、

100kmで走るクルマは少なくて、

200km、

300kmで走る道路になっている』とおっしゃいましたね?」


「ちがいますか?事実でしょ。
あなたたちが、主導してるんですからね!」


「『危険率・・・事故率を引き上げている』とおっしゃいましたね?大臣」

「ええ!言いましたとも!
まったく、盗っ人、猛々しいとはこのことですか!

あ、いや、失礼」

大臣は、暴言が混じるも、
爆走連合の議員は、むしろ、上機嫌になっていく。

「大臣、

私たち爆走連合が、

危険率・事故率を引き上げている

と、確かにおっしゃいましたね^^」



「そうでしょ!

200km
300kmで走って、

第二東名の事故件数を増大させてるんですから―」




そのとき、爆走連合の議員の手元には、フリップが用意されていた。


「つまり、大臣がおっしゃるのは、

第二東名の実勢速度が、
100kmであったときより、
200kmを越えた現在の方が、事故件数が増え、事故率も増大している―と御認識であるようですね―^^

ご覧ください。

第二東名の事故件数、事故率、

実勢速度が、
100kmであったとき5年前より、
200kmを越えた現在の方が、半分以下に低下しているんです。


補佐官さんも、言いましたよね^^

『時速100kmのときの事故率、


時速200km

時速300kmと、

事故率が上昇してゆく』と。


その官僚は、完全に青ざめていた―


「そう^^

これは、他ならぬ、

あなたがた、国交省の出している統計だ。


大臣も、補佐官さんも、こう、思っておられる。



時速100kmのときの事故率よりも、


時速200kmのときの事故率の方が高く、

時速300kmのときの事故率は、より高くなる、

危険になる、と。

速度に応じて、
事故率が上昇してゆく、と。
その認識が、まちがいなのです!!


それを―ワタクシ個人としては― LNT仮説もどき と呼んでおりますが


実証的なデーターとの突合性が―ないのですね―

速度と、事故率との関係性というものが―実証されてないのです。

それどころか―

第二東名では―

死亡事故原因のダントツトップが、 居眠り運転 でして、

この、
居眠り運転を最も誘発する速域がー時速100kmなのですね―


だから、ワタクシは―

『時速100kmという法律が人を殺している』 と申してきたワケです。




実はコイツらは、

第二東名における、

死亡事故原因のダントツトップ=居眠り運転 ということを明らかにしただけ である。


すなわち、

「第二東名の特殊性」を明らかにしただけ であり、


「速度に応じて、
事故率が上昇してゆく」という、
ここで提示された一般則を否定するだけの証明を、

実はしていない。













時速300キロなら、

東京から名古屋まで、1時間半ほどでつきます。

居眠り運転防止効果 によって、より、安全が確保できる
、というワケなのでございます。

その効果として、

第二東名の事故件数、事故率、

実勢速度が、
100kmであったとき5年前より、
200kmを越えた現在の方が、半分以下に低下しているんです。」




走行時間短縮による、居眠り運転防止効果 を実証しただけ 







ここまでで、議場の雰囲気は一変していた。
あとは、爆走連合の言うがままの議員立法が成立したことは当然である。



第二東名の
制限速度規制は撤廃され、



↑ま、アウトバーン(ドイツ)とおんなじか。





通行帯規則も撤廃され、
完全自由化されることとなった。



↑はぁ? おかしくね?
「居眠り運転防止効果」の実証しかしてないのに?







ところが、
その法改正がなされると、事故率は急増した。


事故率が
 「半分以下に低下」 した 『実証実験期間』 の50倍以上、
「半減前」、実勢速度が100kmだった期間に比べても、25倍もの事故件数となってしまった。




当然である。



爆走連合の、その議員は、レトリックを使って、大臣たちを 嵌めた のだから。

「事故の危険性と発生要因」を、「速度のみ」に限定するレトリックを使ったのだ。



第二東名の制限速度規制は撤廃されただけに留まらず、
通行帯規則も撤廃され、

 アミ抜け をやりまくる状態となった。

そのため、
高速車と低速車が入り乱れることになり、
クラッシュが多発したのだった。




実際のところは、
高速道路の安全設計法規は、

速度規定説を踏襲しつつ、

通行区分規範説を加味する構造となっていた。



ただ、
爆走連合の議員が強調したのも、
大臣と官僚が答えたのも、


速度規定説 のみであったため、

通行区分規範説 については、無視していた。


2000年代の法律は、そういった、「組み合わせ構造」を採っているものが多かったが、

大臣、官僚、議員・・・その他諸々の、
法規類を扱う人々に、それが意識されることは少なかったから、

ああいった事例は頻発していた。





どうやら、これを書いた猛走峠は、


「世の中には、ざっくり分けて、
■刑事
■民事
■行政 という
3つの法的性質があるんだよー

刑と、カネと、システムとも言うかなー

現代では、行政(法)のウェートがもの凄く大きいんだけれども―
みーんな、そういうことは意識しないしー
あんまり言われないし―
センスも無い人が多いよねー」

とか、いつものことを言いたいらしい―。






ま、

第二東名が安全なのか、危険なのか―
事故件数が、事故率が―

そういうことは知らない。


(そもそも、
なんで、「新東名」と言わんのか?

妄想峠は、意図的に言ってるのか?)


だが―

「第二東名」とかいう クローズドコースの中 という、

範囲の限定された条件なら、

なおかつ、
「危険の引き受け」が出来るなら、

どんなに危険であろうが、
事故件数がすごくて、事故率が半端じゃなかろうが、

そんなことはあまり問題ではなかったりする。




ちなみに、
猛走峠ブログでは―
ブログで身近な?人々の言葉のごった煮で書くことによって、


伝わりやすくなること―を狙っているらしいのだが―

そのせいで、複雑怪奇で摩訶不思議な話になりつつあるので―

写本(やらコピペ)やらも織り交ぜて、

知識の共有化 をはからなくては―

「この先のゾーン」では、

ますます、話の趣旨が伝わりにくくなってゆくことは間違いないであろう。


(ま、そんなことせんでも、
実は、昨年末の時点で、
まあ・・・やっぱりウイングロード乗りの―とあるブロガーに――

「意図する帰結点が存在すること」を、一発で見抜かれてたんだが・・・^^;)
Posted at 2013/04/08 05:57:50 | コメント(0) | トラックバック(0) | 爆走峠 | 日記
2013年04月01日 イイね!

第二東名完全自由化政策(LNT仮説もどきと、ホルミシス仮説もどき)

第二東名の制限速度規制は撤廃され、
通行帯規則も撤廃され、
完全自由化されることとなった。


2020年代末期のことである。

これは、

当時の有力な勢力(代議士も多く輩出していたため、国政にも大きな影響を与えていた)、

「爆走連合」の政策が実現されたことによる。


もちろん、
そのときの議員立法では、
法案提出の局面で、
国交大臣が反発していたし、
答弁補佐を行った官僚たちも、
明らかに、
「国交省としては反対」という姿勢であった。


だが、
そのときのやりとりは後世まで語り継がれることとなる代物だった・・・



国交大臣の反発、
それを補佐した官僚たちを相手に、


爆走連合の、とある議員が、

言い放った。





「時速100キロという法律に根拠はない!」


すると、大臣の命を受けた官僚が応える。

「えー、
時速100キロという法律に基づきまして―
設計速度が設定されている―
のでございまして―

ですから―
日本の高速道路の設計速度は基本的に100キロなのでして―

200キロとか、
300キロとか、
爆走連合の方々の要求する速域には―
到底、堪えない規格なのであります―」

すかさず、
爆走連合の議員が突っ込む。
「高速道路の設計速度は基本的に100キロ。

第二東名は、違いますでしょ?

それに、今、
もっともらしいことを言ったようで、
時速100キロの科学的根拠 そのものについては、全く説明していませんね」


官僚が、再び、大臣の指図を受けて答弁。

「はあ、
たしかに、率直に申しまして、

第二東名の設計速度は、140キロくらい―であります。
たしかに、
第二東名だけは、他の路線よりも、少し、高い設計速度想定であります」


ふたたび、
爆走連合の議員が突っ込む。

「時速100キロの科学的根拠 そのものについては?」


官僚が、再び、大臣の指図を受けて答弁。

「いや・・・だから・・・ですね・・・
時速100キロという数値そのものには、科学的根拠というものは―ないかもしれませんが―

時速100キロという設定に基づいて、
道路設計が為されているのでありまして―

それに―
車両規格も最高時速100km程度、
という想定に基づいて規格が形成されているのでありましてー

現在の自動車工業は―
『まず、規格が決まってから』量産に入る―という性質なのでありまして―

従いまして―
時速100kmという数値そのものには、科学的根拠はなくとも―、
道路規格、
車両規格、という社会的形成物において―
既に、根拠を形成しているのでありまして―

おっしゃるような―・・・

(ここで、その官僚は、思いついた。
 そうだ! と。
もちろん、それは、よいことだったのだが、
結果として、以下のアドリブ回答が爆走連合に利用されてしまうこととなる)

そう―

その―時速100kmは、

安全衛生の考え方に近似したものでありましてね―

爆走連合の先生方は―お詳しいと思いますが―・・・


ちょうど、
右上がりの―関数のようなモデルをイメージしておりまして―



時速100kmのときの事故率、


時速200km

時速300kmと、

事故率が上昇してゆくワケでして――


実務上、
100kmのところで、
エイヤっと―リスクを固定せざるをえないワケですね――



時速200km

時速300kmというリスクは、社会的に許容不可能なワケです」


(官僚自身は、
 素晴らしい答弁だ! と思った。

大臣も、良く言ってくれた^^ と思った。
大臣は、かねてから、爆走連合を悪く思っていたからだ―

何故か―爆走連合の議員たちは、クックックと笑っていたが)


大臣が補足する。
「あのですね―

私からも―補足と―

ひとこと―

今のとおりで、

現在のクルマで、時速300kmなんて―到底、危険すぎるんです。

道路も、そういう超高速仕様じゃないんです。

それを―あなたがた、爆走連合は―

なんですか?

時速100キロという法律に根拠はない!?

 なんですか?

 時速100キロという法律が人を殺している とか、変なこともおっしゃいましたね。

(大臣が、私情を吐露して、爆走連合を罵る)

困るんですよ。

そういう暴論を言われると―ね。

んでもって―爆走連合さんでは、実証実験ですか?

なんやら、最近では、

第二東名を暴走天国にしてるらしいじゃないですか。

第二東名を100kmで走るクルマは少なくて、

200km、

あろうことか、300kmでかっ飛ばす輩までいる。

あなたたち、爆走連合のメンバーが、でしょ。

まったく、こんなことして、危険率を引き上げられちゃ、困るんですよ!

暴走連合さん
(笑い声交じりの野次)

おっと、
爆走連合さんでしたか。

とにかく、そういった暴論は御免こうむります」





大臣から、
私情交じりの罵りを受けるも、
その議員も、
議場の爆走連合の議員も、
ニヤニヤと笑っていた。

それは、かれらがMだから―ではない。

そう―実は、
この官僚と大臣の発言は―爆走連合にとってみればー
カモがネギしょってきたようなモンなのだ―


これから、その大臣とその官僚は、
爆走連合の手によって弄ばれ―
法改正の駒とされるのである――





クックックッ

LNT説の逆バージョンと、ホルミシス説のようなものだな―


爆走連合の議員は呟いた。

それは、大臣にも聞こえたが、なんやらワケがわからなかった―

官僚にも、その呟きが聞こえて―
その官僚は―
顔から血の気が引いていた。





「大臣、

『最近では、

第二東名が、

100kmで走るクルマは少なくて、

200km、

300kmで走る道路になっている』とおっしゃいましたね?」


「ちがいますか?事実でしょ。
あなたたちが、主導してるんですからね!」


「『危険率・・・事故率を引き上げている』とおっしゃいましたね?大臣」

「ええ!言いましたとも!
まったく、盗っ人、猛々しいとはこのことですか!

あ、いや、失礼」

大臣は、暴言が混じるも、
爆走連合の議員は、むしろ、上機嫌になっていく。

「大臣、

私たち爆走連合が、

危険率・事故率を引き上げている

と、確かにおっしゃいましたね^^」



「そうでしょ!

200km
300kmで走って、

第二東名の事故件数を増大させてるんですから―」




そのとき、爆走連合の議員の手元には、フリップが用意されていた。


「つまり、大臣がおっしゃるのは、

第二東名の実勢速度が、
100kmであったときより、
200kmを越えた現在の方が、事故件数が増え、事故率も増大している―と御認識であるようですね―^^

ご覧ください。

第二東名の事故件数、事故率、

実勢速度が、
100kmであったとき5年前より、
200kmを越えた現在の方が、半分以下に低下しているんです。


補佐官さんも、言いましたよね^^

『時速100kmのときの事故率、


時速200km

時速300kmと、

事故率が上昇してゆく』と。


その官僚は、完全に青ざめていた―


「そう^^

これは、他ならぬ、

あなたがた、国交省の出している統計だ。


大臣も、補佐官さんも、こう、思っておられる。



時速100kmのときの事故率よりも、


時速200kmのときの事故率の方が高く、

時速300kmのときの事故率は、より高くなる、

危険になる、と。

速度に応じて、
事故率が上昇してゆく、と。

その認識が、まちがいなのです!!


それを―ワタクシ個人としては― LNT仮説もどき と呼んでおりますが


実証的なデーターとの突合性が―ないのですね―

速度と、事故率との関係性というものが―実証されてないのです。

それどころか―

第二東名では―

死亡事故原因のダントツトップが、 居眠り運転 でして、

この、
居眠り運転を最も誘発する速域がー時速100kmなのですね―


だから、ワタクシは―

『時速100kmという法律が人を殺している』 と申してきたワケです。

時速300キロなら、

東京から名古屋まで、1時間半ほどでつきます。

居眠り運転防止効果 によって、より、安全が確保できる、というワケなのでございます。

その効果として、

第二東名の事故件数、事故率、

実勢速度が、
100kmであったとき5年前より、
200kmを越えた現在の方が、半分以下に低下しているんです。」






ここまでで、議場の雰囲気は一変していた。
あとは、爆走連合の言うがままの議員立法が成立したことは当然である。



第二東名の制限速度規制は撤廃され、
通行帯規則も撤廃され、
完全自由化されることとなった。


ところが、
その法改正がなされると、事故率は急増した。


事故率が
 「半分以下に低下」 した 『実証実験期間』 の50倍以上、
「半減前」、実勢速度が100kmだった期間に比べても、25倍もの事故件数となってしまった。




当然である。



爆走連合の、その議員は、レトリックを使って、大臣たちを 嵌めた のだから。

「事故の危険性と発生要因」を、「速度のみ」に限定するレトリックを使ったのだ。



第二東名の制限速度規制は撤廃されただけに留まらず、
通行帯規則も撤廃され、

 アミ抜け をやりまくる状態となった。

そのため、
高速車と低速車が入り乱れることになり、
クラッシュが多発したのだった。




実際のところは、
高速道路の安全設計法規は、

速度規定説を踏襲しつつ、

通行区分規範説を加味する構造となっていた。



ただ、
爆走連合の議員が強調したのも、
大臣と官僚が答えたのも、


速度規定説 のみであったため、

通行区分規範説 については、無視していた。


2000年代の法律は、そういった、「組み合わせ構造」を採っているものが多かったが、

大臣、官僚、議員・・・その他諸々の、
法規類を扱う人々に、それが意識されることは少なかったから、

ああいった事例は頻発していた。
Posted at 2013/04/02 00:40:02 | コメント(0) | トラックバック(1) | 爆走峠 | 日記
2013年01月11日 イイね!

ちょこばの京一化w

ちょこばの京一化w昨日までの、
「アジアンハイウェーのどこかで」のカテゴリーの話は一時中断しまして―――
ちょこばセンセイが
京一センセイ化している件について(笑)。


この記事は、

ドリフトを速度じゃなしに、安全に使うと言う話ですので
雪道でレースがしたいと言う場合は大いに違和感かと思います。




【ドリフト話】雪道の歩き方~無理やり考えた(汗)原発被害とミンカラの模倣サイト?

4輪駆動であれば、前輪で溜めて、
クリッピングポイントで、一気に向きを変える
意外にもパワー型が理想で

********************
■速く走るならやっぱり
4輪駆動タイプなんだなあと思ったりします。
そのバランスをペタペタと歩きながら、
歩幅と足踏み回数でコントロールするのが
雪道での歩き方
(ミューが超えないようにペタペタと)

そうするとペンギンみたいな感覚とか
山でのトレッキングに近い感触が
近い気がします。

********************
■そう考えると最近のタイヤは吸いつくけど
車には結構苦しい所があって
いいタイヤを履くと、意外と、滑らないが故に
足腰にダメージがいくんじゃないかと思うんです。
特に足首部に当たるベアリングとかブッシュとか。

************************
■雪道ドライブとか、
バンタイヤは限界は確かに低いです。
でも滑るってことは、意外にも車に優しいんじゃないか
って最近思うんですよ。

そしてその意識を、
車のバランスやアクセルワークで
コントロールする事は多分凄くエコで
「限界を極める」意味では遅いかもしれないけど

その分コントロール下でありながら
「荒れる」運転な訳でそれは、
追随者をビビらせる効果がある。
そういう意味では、
「本当の速さは何」「効率は何」と考えると



「オープンコースの速さと安全」
「クローズドコースの速さと安全」は
多分全く別物だと思う。


について書いています。





これ、

頭文字Dの674話、
コミック46巻で京一がしてる話にそっくり。


ってか 同じ^^;


******************************














********************************

■で、ちょっと無理やりだけど




たぶん、

しげの式・イニD式にまとめると、

藤原拓海ドリも、
エンペラーのランエボドリも、

ちょこばドリフトも、

こういうのはみんな、

ラリーの走り、
先の見えない峠で有利な走り、
速さを「ある程度だけ」追求しつつ、安全マージンも稼ごう、
とする走り
・・・いわゆる「オープンコース」での「走り」

ということになる、と思うんですわ。




反対に、

「クローズドコース」での「走り」は違っていて、


「クローズドコース」だから、
「安全」なんて話をするなら、それは100%が確保されている、
少なくとも道交法・刑法的リスク(刑事責任、行政責任を負わされる可能性)はありえん、
どういうレイアウトかもわかりまくってるから、
「先の見えない」とか言うこと自体がありえん

とか言う話で。

タイヤグリップがあるなら、
タイヤのグリップを最大限まで使え!!
ミューが低すぎて ドリフトさせざるをえない、なら、
速く走るためだけにぶん回せ!!


・・・いわゆる「クローズドコース」での「走り」

と、

そういうまとめ方になるかな? と思うんですわ。



無理やりだけど

しげの式・イニD式にまとめると、

ちょこばドリは、オープンコース志向の考え方、

そこにトラバした、

こぺてりあさんだったかな


風さま
(追記。木全巖説が入ってますね^^) は、

クローズドコース志向 な気がするんですわ。

ま、ラリーだって、
競技本番は、クローズしてやるワケだし。
ホントにホントに速さを目指すと、
サーキット走行っぽくなるハズなんですワ(少なくとも、ターマックでは、ね)。





***********************************


■まあ世の中そういうかみ合わない話は意外と多くて

ちょこば説での用法は、
「オープンコース」:安全
「クローズドコース」:危険
というカンジなんですよね^^;

上での話とは、意味が逆だったりします^^;




安全は全く違う所で

福島とチェルノブイリの違いと言ってもいいかもしれない。
(程度もチェルノブイリの方がはるかにひどいけどね)

■何度も特集したナロジチみたいなのが
クローズドコースで(自給自足)
日本は凄くオープンなんだよね。

つまり世界観が似てるけど全然違う。
だから私ちょこばは、
日本は、オープンコースを踏まえて、「ほぼ安全」で
速度規制も、オービスもあって
しかも信号がついてる(危険な物はカットされる)

チェルノブイリのナロジチはクローズドコースで
しかも信号とかない、教習所の中みたいな
クランクとかS字とか転がっていて、毎回
一本橋超える(それ2輪か^^;)
しかもみんな暴走状態^^;



WTCCがさらに過激化したようなカンジですか(笑)


んと・・・この場合、

自給自足・・・だから・・・

危険因子を「クローズ」した、

危険から逃れる(オープン)ことが、出来ない(クローズ)

そういう意味で使っているワケですね^^;





だから・・・「クローズ」の意味も、




走りの場合は・・・

危険から「クローズ」した場所、危険を締め出した場所:安全な場所



自給自足(ちょこばの原子力ブログに登場の、ナロジチ)
の場合は、危険を「クローズ」した場所、危険を寄せ集めた場所:危険な場所



という意味なんですわな。







***********************************

■まあ世の中そういうかみ合わない話は意外と多くて

走り屋感覚からすれば、

サウジドリフトは

 ドリフト とはいえない

「ただの危険運転」の筈です^^;


直線道路で ウネっているだけ なんですから。



タイヤが滑ってるのが同じな訳で

まあ、

 ドリフト状態にある から、

 ドリフト と呼んでいるだけで、

あれは、
「ただの危険運転」の筈です^^;

(追記:「単なる、テールスライド」と表現した人もいます^^;)
Posted at 2013/01/11 08:15:59 | コメント(2) | トラックバック(2) | 爆走峠 | 日記

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今を、近未来を、速く!上手く!美しく!走りたい。どこの歴史上の、どこの伝説の誰よりも。 「数の世界」を愛する者のひとりとして、いつの日にか「私」が「最速」の象...
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