![続々・[歩道][走行車線][追越車線]轢かれる><←(避難)←トンネル火災。 続々・[歩道][走行車線][追越車線]轢かれる><←(避難)←トンネル火災。](https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/blog/000/028/530/350/28530350/p1m.jpg?ct=cdde59e25525)
弘(2型)さんの記事
EXITより。
←このセリフがホントによく表している通りで・・・
実はあの事故は、
崩落事故+火災事故 という状態になりまして・・・。
死者が出た直接の原因となったのは、
「崩落事故」の方で。
「火災事故」による死者
(充満した煙にやられ、窒息死というような・・・)
は、出ていないようなので・・・
どうも、今回の報道・言説の大多数は、
「崩落事故」の方に関すること、
なんですね。
この記事は、
■でも見て、通路は一方、余裕ないんだこのトンネル。
拝借するとよく分かる。
について書いています。
↑
おお、反転によってこれほどわかりやすく!!
さすがは、弘さん。
すごいセンスです。
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打音検査もまあ、ある程度は大事だけれども、
もっと緊急性の高い話としては、
非常口があまり役に立たず、
そのまま、
煙ん中、
いぶり出されてきた、
と いうことが問題視されるべき、
避難経路、
また、今回、
そこにも、
大きな問題があったらしい
ということを、重くみて、
ただちに、重点調査・対策開始すべきなんじゃないか、と思っています。
と、いうことを私は書いておりますので、
取り敢えず、
仄聞(そくぶん)でもなければ、
流言飛語の類でもない、
ということは保証すべき、
少数とはいえ、報道されている事項である、
ということを示そう、関連記事をメモ(・提示)しておこう、と考えております。
以下、関連記事をメモしときます。
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■朝日
朝日新聞デジタル朝刊(2012年12月3日)記事2012年12月3日03時00分
http://www.asahi.com/national/intro/TKY201212020603.html?id1=2&id2=cabcbcad
非常口「開かない」 開いても先は反対車線「怖い」
【動画】山梨の中央道トンネルで崩落事故 火災も発生
天井板が崩れ落ちた笹子トンネルの事故現場=2日、笹子トンネル内で大月側から撮影、山梨県警提供
事故発生の直後、現場近くを車で走っていた人たちは、トンネル内に設置された非常口へと向かった。しかし、トンネルから避難してきた人たちは「非常口が開かなかった」と相次いで口にした。開いたものの非常口の先で車が高速で走っていて、「怖くて出られなかった」という人もいる。
中日本高速道路八王子支社…
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■毎日
中央道トンネル崩落:懸命の救出作業続く 「白煙と火柱見えた」 /山梨
毎日新聞 2012年12月03日 地方版
http://mainichi.jp/area/yamanashi/news/20121203ddlk19040018000c.html
事故のあった笹子トンネル(奥)から、取り残されていた車を運び出す警察関係者ら=甲州市で2日午後6時32分、藤河匠撮影
拡大写真
2日朝に大月市の中央自動車道・笹子トンネル内で天井が崩落し、車が巻き込まれた事故。東京方面とを結ぶ動脈として多くの人が利用する中央道で惨事が起きた。危うく難を逃れた人たちは声を震わせ、現場では懸命の救出作業が続いた。
昭和町の県警高速隊などには、事故に遭った人たちが事情聴取などのため集まり、現場の惨状を語った。
市川三郷町の主婦、赤池みささん(44)は家族4人で埼玉県へ向かう途中。トンネルに入ってすぐに「火災止まれ」の電光表示が見えた。「車を降りると、前の方に白い煙と赤い炎が見えた。火柱がたっているのが見えた」と話した。後続車には大型観光バスもおり、多くの人が歩いてトンネルの外に避難した。
友人と2人で車に乗っていた男性(24)は「前の方は白い煙が充満していて、その中に赤い火が見えた。反対車線に抜ける扉に向かったが、反対車線は車がびゅんびゅん走っていて、とても逃げられる状況じゃなかった」と語った。
長野県松本市の女性(39)は家族6人で松本からディズニーランドに行く途中。トンネル内で「火災発生。ただちに車を止めてキーをさしたまま避難して」との放送が流れたので、家族みんなで逃げた。「東京方面の方は白っぽい煙でいっぱいで何も見えず、口を手で押さえながら歩いた。出口の光は見えるけどひたすら遠くてなかなか着かない。でも歩くしかないという不安でいっぱいだった」と声を震わせた。
避難する人たちは数十人おり、中には幼い子供もいた。混乱した雰囲気はなく、みな冷静で、互いに車道から一段高い歩道に引き上げるなど声を掛け合って逃げたという。長野県岡谷市の主婦(65)は「現場を通るのがあと10秒早かったら、巻き込まれていた。
非常口があったが、行った人は『行き止まりで使えない』と戻ってきた。まさかこんなことになるなんて思いもしなかった」と話した。
京都府綾部市の自営業男性(47)は「脱出した女性が『彼氏と友達がまだ車内にいる。助けて』と話していたと聞いた」と声を落とした。
http://mainichi.jp/graph/2012/12/03/20121203k0000m040087000c/021.html
中央道トンネル崩落:脱出の人たち 恐怖と怒りで声震わせ
2012年12月02日
21枚目/36枚中
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事故があった笹子トンネルに到着した重機=山梨県甲州市で2012年12月2日午後2時55分、梅村直承撮影
崩れ落ちるコンクリート、炎上する車、充満する煙、「助けて」と叫ぶ声--。山梨県大月市の中央自動車道「笹子トンネル」で2日起きた天井崩落事故は、死者・行方不明者が出る大惨事となった。「トンネルががれきで埋まった」「もう怖くてトンネルを通れない」。車を乗り捨てて命からがら逃げ出した人々は、恐怖と怒りで声を震わせた。「取り残された人がいる」という情報にも、2次災害の恐れから救出作業は難航した。なぜ天井が落ちたのか。点検は適切だったのか。管理する中日本高速道路は「大変申し訳ない」と謝罪したが、安全への信頼は崩れ落ちた。
◇炎とクラクションの音「誰か、助けてください」
甲府市の主婦(37)は、夫の運転する乗用車で山梨県富士河口湖町へ向かっていた。前の車が急ブレーキをかけたので車を止めると、約10メートル前方でトンネルの天井が落ち、ハッチバック式の乗用車1台が完全に潰れていた。「一面がれきの山で、とても誰かを助け出せるような感じではなかった。すぐに白い煙がその車から出てきた」という。
潰れた車のボンネットから炎が出た。真っ暗でがれきの中は見えなかったが、クラクションの音が鳴り響いていた。「誰か、助けてください」。叫び声が何度も聞こえた。
がれきの下の車から脱出した28歳とみられる若い女性が「彼が! 友達が!」と泣き叫びながら裸足で煙の中から現れた。口の周りは血だらけで、両手をやけどしていたようで血も付いていた。スプリンクラーの水でずぶぬれだった。女性は「何が起きたんですか? 何が起きたのか全然分からないんです」と繰り返した。主婦の夫が「車に何人乗っていたの?」と聞いても、取り乱した様子の女性は答えることができず、「消防や警察が助けてくれるよ」と励ました。
主婦は自分のブーツを女性に履かせ、夫と若い女性の3人で出口(トンネル西側の入り口)の方へ逃げた。途中から別の女性も加わった。止まっていた観光バスで若い女性をいったん休ませたが、すぐに「やっぱり避難した方がいい」と再び歩き出した。車で逆走して避難する男性が同乗させてくれ、ようやくトンネルの外へ。負傷した女性を救急車に乗せることができた。難を逃れた主婦は「『誰か助けてください』という声が、今も耳の奥にこびりついていて離れない」と振り返った。【春増翔太】
◇「走っていた車がぺしゃんこに」
長野県塩尻市の会社員、鈴木智博さん(37)は、妻にし紀(き)さん(38)と長男(9)、長女(6)の4人で山梨県富士吉田市へ向かう途中だった。「30~40メートルくらい前でトンネル天井のコンクリート部分が全部ドスンと落ちた。下で車が1台完全に潰れていた」と語った。周りには大勢の人がいた。お年寄りの荷物を持つなどして、西側のトンネル入り口に向かって歩いて逃げた。
にし紀さんによると、路肩はぬかるみが多かった。看板に頭をぶつけたり転んだりしないよう、声をかけあった。途中、非常口から出ようとした。しかし
、先に非常口から出ようとした人たちが「出られない」と言っていたので、そのままトンネル入り口を目指した。にし紀さんは「とにかく火がいつ回ってくるかという不安でいっぱい、子供を逃がすことでいっぱいいっぱいだった」と振り返った。
息子の運転で東京に向かっていた甲府市の山本勉さん(66)も間一髪で難を逃れた。「トンネルの半分近くの高さまでがれきで埋まった。前を走っていた白色の乗用車がぺしゃんこになり、火が出た」と声を震わせた。
すぐに車を降りて逃げ、1時間ほど歩いてトンネルを出た。「一歩違えば巻き込まれていた。もう怖くてトンネルを通れない」と話した。
妻と娘と東京に向かっていた長野県富士見町の自営業男性(50)は「天井が崩れて車が下敷きになり、クラクションが鳴りっ放し。別の車が燃えており、煙がトンネルに充満した」と話した。
周囲の人同士で「避難しよう」と呼びかけ合った。トンネル内には「煙にまかれるので避難を」というアナウンスも流れ、車を置いて逃げたという。【山口香織、浅野翔太郎】
◇崩落事故ドキュメント
8・00ごろ 事故発生
8・07ごろ 消防に通報
8・39 自力で逃げた女性を消防が救助。「ワゴン車に6人で乗っていて残りの5人は分からない」
9・18ごろ トンネル西側から入った消防が現場の100メートル手前まで近づくが、爆発音が聞こえ、煙で前が見えず引き返す
9・20ごろ 東側から入った消防が緊急避難口を使い救出活動を開始
10・45 総務省消防庁が災害対策室を設置
11・00ごろ 燃えていた軽乗用車の火災を鎮圧
12・20ごろ 「トラックの運転手から『苦しい。助けてくれ』と電話があった」と卸売業者が119番通報
12・48 2次崩落の恐れがあるとして、救出活動を中断
15・00ごろ 中日本高速道路が記者会見し謝罪
15・30 総務省消防庁に「焼けたワゴン車内に5人を確認」と地元消防から連絡
17・15 消防が救助活動を再開
17・35 がれきに押しつぶされたトラックの中に人を発見。呼び掛けに応じず
22・07 トラックの天井をこじ開け男性を救出するが、心肺停止状態
22・20 トラックの男性の死亡を確認
23・40ごろ 山梨県警が、山梨ナンバーの乗用車内に人数不明の焼死体らしきものがあると発表
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さらに、
非常口の扉 そのものが「開かなかった」という情報もあるワケで。
(上の、朝日の記事にも、チラッと書いてありますし、前のエントリーでも、チラッと取り上げてはいますけど。)
■産経
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121203-00000523-san-soci
トンネル内崩落 「非常口開かなかった」の声も中日本高速「考えにくい」
産経新聞 12月3日(月)12時50分配信
拡大写真
昨日の雪がうっすら残った中、トンネル内では懸命に救出作業が続く=3日午前、山梨県大月市(大橋純人撮影)(写真:産経新聞)
山梨県の笹子トンネル天井板崩落事故で、トンネル内に設置されている非常口が「開かなかった」との指摘があることに関連し、中日本高速道路は3日午前の記者会見で「非常口が開かない状態というのは考えにくい」との見解を示した。
【図で見る】 笹子トンネル崩壊事故のイメージ
中日本高速道路によると、非常口は下り線側とつながる形で、約500メートル間隔で設置されている。扉はスライド式で、同社は「体力がない人でも開けられる重さ」と説明。開いた後は1分ほどして自動的に閉まる仕組みになっており、センサーで開閉を感知できるようになっているという。
また、今回の事故後も、現場から東京側の出口にかけての4カ所で、1回ずつ開閉された形跡が残っているという。