Projectμ TYPE HC+
追記:2014/6/6 車庫入れ時の動画(ブレーキ作動音)
約100km走行時のインプレッション
追記:2014/9/22 約4000km走行時のインプレッション
追記:2014/10/26 低速ワインディングインプレッション
プロジェクト・ミューのカーボングラファイトメタル系のパッドです。
プロジェクトミューはスーパーグラファイトメタリックと謳っています。
以前使っていたHC-CSとは基本的に一緒ですが性能の振り分けが変わっています。
コントロール性を若干犠牲にし初期制動が鋭くなっています。
摩擦係数がHC-CSよりあります。
温度域はHC-CSより低温から効くように設定されており0~800℃というカタログ値です。
ええ。。。これを書いている時点でまだ走行距離が30km程度ですのでカーボン被膜どころか当たりもついていません。
しかしながら足を乗せるだけで制動が始まるという状態です。
誤解の無い様書いておきますが踏んだとたんにガツンとくるという意味ではありません。
制動が始まるんです。<ここ重要
後はドライバーの踏力の加減次第で効き味が変わります。
キャリパーを変える予算はないけどハイグリップラジアルでサーキット走行会レベルに耐える制動力は欲しい、でも街乗りも普通にこなしたい。
その為ならブレーキダストは我慢できる。
という諸兄にはぴったりだと思います。
※絶対的なタイムトライアルやセミスリック級のタイヤ仕様にはもっと競技用のパッドの方が良いと思います。
当たりが済んでいませんが音は出始めています。
キ~~、ゴォ~~~っと豪快にw
多分HC-CSより豪快ですw
※うちはバックプレート挟んでないので余計に音します。
そして、ダストも更に増えそうです。
つまり、ロータの摩耗も早い筈です。
ホイールを綺麗に保ちたい方、静かに乗りたい方には絶対お勧めできません!!
という事で走行インプレッションはまた後日。
----- 追記:2014/10/26 ここから -----
2~3速の低速ワインディングでのインプレッションです。
予想通りというかなんというか。。。
少し温まると一段と制動力が上がります。
パッドの張り付きが強く感じられます。
制動の立ち上がりも速いので普通のスポーツパッドの感覚で踏むと
減速しすぎるかもしれません。
ただですね、それをわかって踏まないと低速メインのコースの場合は
コーナリングのリズムが取り難いかもしれません。
同じ踏力ならブレキング開始のポイントがちょっと奥になります。
それを武器にできるかどうかがポイントでしょうね。
ただ、個人的にはミニサーキットレベル位(3~4速位がメイン)までならHC-CSの方が自分のリズムに合っているかもしれません。
勿論どちらのパッドも制動力自体は十分です。
HC+はフルサーキット等トップスピードが出るシチュエーションの方が扱いやすいかもしれません。
ブレーキラインが純正の場合はその甘さで制動の立ち上がりの速さを感じにくくなり人によっては丁度いい具合になるかもしれませんね。
個人的にはラインを変えた方が「チョンチョン」と軽いブレーキング
も有効になるのでお勧めですけど。
キャリパーキットを純正じゃないキットに変えていてロータ径を
大きくしている場合はストリートラジアルタイヤだと効きすぎる
かもしれません。
足回りをスポーツ走行向けの物に変えているなら更に効き過ぎを感じると思います。
走行会レベルならSタイヤでもこなせると思います。
まあ、スリックは無理でしょうけどw
ストリート走行をメインに考えると正直効きすぎるパッドかもしれません。
ストリートメインの場合はHC-CSの方が無難だと思います。
まあ、どちらのパッドもダストと音が凄いのでそれを我慢できるならという条件ですけどね。
あと、ロータも直ぐ減りますので消耗品と考えた方が良いです。
----- 追記:2014/10/26 ここまで -----
----- 追記:2014/9/22 ここから -----
約4000km走ってのインプレッションです。
ハッキリ書きます。
街乗り主体ならHC-CSの方が扱いやすいです。
効かないと言う訳じゃありません。
効くんですよ。
でもパットが程よく温まると更に効くようになります。
つまり冷えているときと温まっているときの効き味に違いが出ます。
サーキット走行ならウォームアップで温度上げられますが
街中だとパッドの温度が変化するのは間違いないのでその癖を
どう受け止めるかだと思います。
まあ、ブレーキラインがテフロンになったのでよりシビアに感じて
しまうという側面は有ると思います。
HC-CSだと其処までシビアじゃなかった印象でした。
初期もHC+よりもマイルドなので街中では扱いやすいと思います。
※ただ、HC-CSは寒い地域にはおすすめできません。
>適正温度が50~800度と下が高いので。
あ、普通の速度域、街中だとノーマルよりは遥かに効きますw
あくまでもスポーツパッドとしての話です。
効かないというわけじゃないですので誤解なきよう
HC-CSもHC+もスポーツ走行前はウォームアップした方がより
その性能が発揮できます。
余談になりますがパニックブレーキの際はHC+は凄い助かりました!
先日、駐車場(の入り口側)から飛び出してきた車が居たのですが
ノーマルパッドなら間違いなくぶつかっていましたw
あまりの急制動で危険回避したのに家庭内財務大臣にこっぴどく
叱られたくらいですw
(´Д⊂グスン
----- 追記:2014/9/22 ここまで -----
----- 追記:2014/6/6 ここから -----
取り付けから約100km走行しました。
街乗り中心ですが流す程度にハーフウェットの低速ワインデングも走行
制動時の音は結構あります。
一応車庫入れ時に出ていた音の様子をYoutubeにもアップしましたがあの動画は音出てないほうですw
キィ~とかキャァ~とか結構鳴ります。
都市高速の高架下とかトンネルとか、結構響きます。
静音、静粛を求める方にはやはりお勧めできない逸品です!
さて、100kmちょい走って当たりも付き始めてきたようです。
このパッド、制動の立ち上がりがHC-CSと比較しても早く鋭いです!
ローターにパッドが張り付いているって感じでブレーキングポイントがHC-CSより一呼吸奥に取れる感じです。
ブレーキが温まってくると鋭さがグングン上がります。
そうなると踏めば踏むほど制動力が増していくって感じです。
これは効くw
そして、今回はラインも入れたのでコントロール性も良いです。
ブレーキを踏むというより親指あたりで押すと言う感じで細かいコントロールが可能です。
※この部分はHC-CSだともっと良くなりそうですけど。
コントロール性を犠牲にしたという部分がラインを変えたことで相殺以上の効果を出したと思います。
勿論ガツンと踏むと一気にABSが効くレベルの制動まで立ち上がります。
街乗りでも十分に使えるし懐が広いパッドだと感じました。
HC-CSよりも昔のHCシリーズの印象に近いかなと思いました。
個人的にはこっちの方が好みかな。
タイヤ、足回りの性能をワンランク上げたくなる衝動に駆られる感じw
キャリパーキットは買えないけどそれなりの制動力は欲しいという人には丁度いいんじゃないでしょうか。
音さえ気にならなければw
※Sタイヤ&サーキット仕様の脚だと物足りないかもしれません。
また何か感じたらアップします。
----- 追記:2014/6/6 ここまで -----
定価は前後セットの価格です。
マッチング型番(前後セット型番)
BR9A (2.5i S-Package limited除く):FR91414
関連情報URL:http://www.project-mu.co.jp/ja/products/pad_hcplus.html
関連動画:http://www.youtube.com/watch?v=vG2e7ycdLKk
定価 | 44,000 円 |
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購入価格 | 24,494 円 |
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入手ルート | ネットショッピング(その他) ※平野タイヤ商会 |

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