シート加工 2

続きましておしり側を受けの鉄板からスポンジを外します。

カバーは、下回りや背中と同じて鉄の留め金でとまってるので、同じ要領で外して行きます。

簡単にめくれます。

おしりのスポンジを削って行きます。

加工完了

約3cmのアンコ抜き。

S2000のシートは、背中とおしり部分のアンコ抜きをしても
「脚のホールドが今一やなぁ」
って思ってたのが、以前同じ加工をしたZ3のS2000の赤シート。

BEレガシィの純正シートは削りしろが多いせいか、仕上がりのホールドはS2000より良かったんですよね。

って事で、
片側しかないサイドのサポートフレームを加工。

ノーマルは乗る時にジャマにならないように高さが低くて外に開いてる(幅が広くホールドが悪い)ので、
高さを2cm上げて、受けの鉄板から直角真上(太もも部分がホールドする)になるよう鉄の棒を曲げて左右同じように溶接。

シートのスポンジを新しく溶接した鉄棒が入るように切れ目を合わせながら入れて、最後にカバーをつける。

写真のように鉄の留め金がついてた部分を全てタイラップで留めて行く。

これで、シートのホールドを上げる加工は完了

次はポルシェのフレームに合うようにシートレールを加工します。

位置が違うので、S2000のボルト穴をサンダーとタガネではずしちゃいます。

両方のシートは同じタイプの留め方で
前は斜め、後ろ側はフラット。

前側の斜めの角度と前後左右の位置を合わせて溶接するだけで完了です。

完成です！


ボクスターノーマルのホールドが20
として、ブリッドのCUGAが100とすれば(フルバケは除外)

ボクスター 20
S2000 ノーマル 45
BRIDE BRIX 55
RECARO SR-3 55
S2000 赤 Z3 改 70
レガシィ BH改 75
S2000 改 85
BRIDE CUGA 100

レザーじゃ無ければ90です。
完全に僕の主観なので悪しからず。

今まで改造したノーマルシートで一番良い出来です。

バランス的に助手席側も買って
作らないとですね(レールのみ改造)。

因みにシートベルトの受け側は、
少しだけキツめですが、ホンダ純正のままでとまったので、ポルシェ用に取り替え不用(^-^;！
新発見でした(^^)