Stoptech BBK遅まきのインプレ

STOPTECK BBKを取り付けてやがて1ヶ月になります。


今日はちょいと時間もあったので、チェックショップに寄って、気になってたエア抜きと踏み代の調整をお願いしすこぶる良い感じになりました。

メカニックのＹユキさんは、突然お伺いしたにもかかわらず、いやな顔ひとつ見せずじっくりと調整いただき感謝です！！






さて、取り付け直後から、先月は本業が鬼のように忙しくて、クルマに乗ってる機会が少なくて、距離が伸びす、本来の製動力になるまでに、結構が時間がかかってしまいました。

今回取っ付けたＳＴＯＰＴＥＣＨのローターは、最近自社生産に切り替わったばかりで、以前の物と比べてもきちっとあたりが付くまでに、時間がかかるのかもしれません。

それはともかく、ここ数日都内、首都高含むチョイ乗りを度重ねて、おおよそ５００ｋｍいよいよ本格的な効き味になってきました。。


さて、取付直後のBBK ってどんな？
試走の段階で、期待に胸を踊らせまくり、いきなりバキューーって加速して、バコっとブレーキ踏んでみて驚いた！！

スーーーーーーーーーーー♪あぁーーっ止まらん。怖っ♪
　
なんとなく分かってましたが、思ってたより止まらない・・・（滝汗
あたりが付いてからじゃなきゃダメです。

とにもかくにも、新品のＢＢＫ取付後暫くは、安全な車間距離を取り、違和感が取れるのを待つのみですね。

あたりの付け方も、ショップに聞いてみたのですが、ブレーキ踏みっぱなして引きずったりせず、普通に乗ればいいそうです。。


その後は、ちょっとマージンを取った運転をこころがけてましたが、取付交換後からの効き味の推移は、距離的に２００ｋｍを超えたあたりでようやく違和感が取れはじめ、３００ｋｍを超えたくらいでマトモな製動力となって着た感じ。
そして、先週末ぐらいからは、違和感もなく踏めば踏んだだけ止まってくれる感触がひしひし・・・
11月に入り、ローターの表面も歪みのない奇麗な鏡面になってきました。真円度平面精度も高い証拠なんだと思います。

ショップへの帰り道、微妙に混んでる首都高もちょっと速いペースで流してきましたが、きっちり止まるんで、楽しく走れるようになりました。


皆さんの話と一致するように、ブレーキタッチが好ましく、踏んだ分だけ効く感じでコントロールがしやすい！
高速域でも周りをリードするような流れで、突然のブレーキングにも安心感は絶大です！


ただ、STOPTECKに元から採用されてる、セラミック系（？）のブレーキパットの影響かと思いますが、純正ブレーキのガックン系とは異なり、スムーズタッチのパットのようで、初期、低速時の制動は緩やか目です、しかし高速域で踏んでみると、ちゃんと止まってくれます。

とにかく、普通に載ってる分にはあまりにも普通で自然。パニックに近い状況の時だけよーーく止まる！という感じ。。

バツロク５０は総重量は２．５Ｔもあるクルマで、ノーマルブレーキでもある程度大型のものが入っており、取り付け前の状態と比較しても、熱が入るまでは悪いものでは無かったと改めて感じました。

純正ブレーキは、高速域から急停止をしなければならない時など、イメージしている静止位置よりやや突っ込んだ位置にまで止まらない感じでした。
それが、それはりの踏力でブレーキングした場合はきちり止まるようになりました。

BBKにはステンメッシュホースや沸点の高いブレーキOILも含まれてるので、当然カチッとした感触も併せ持っていて、ハードブレーキングを繰り返しても、全く感触もかわりません。

まだ超超高速は試せてませんが、１◯０ぐらいからの制動でも安定して減速する感じはひしひし。。

他社のBBKを積んだ個体に乗ったことがなくて想像の域を出ませんが、X6ほどの重量級の車の場合、単純な制動力ではB社のφ４００mm超の方が制動距離は短いのかもしれません、ただ専用のマスターシリンダーによるブレーキタッチの自然さと、現在の円高によるC/Pは抜群で、私にとってはこれがベストな選択だったと思います。
ちょと浮いた差額とはいえ流石にホイールまでは逝けませんが、３～４日の旅とか洋服やら、モディがバレた時の費用には充てられるか？（爆

シルバーのキャリパーで目立たないので、先ずバレないと思いますが・・・

思わぬ副産物として、乗り心地が思いがけず良くなったこと。
何故かって考えましたが、実測したわけでもなく、手に持った感じですが、純正ブレーキローターもキャリパーも鉄の塊で、見た目の印象よりかなり重くて驚きました。箱詰めして家に持ってかえりましたが、一人で上層階に運ぶのに死にそうになりました。ＢＢＫは大口径にも関わらず軽いのではないかと思います。バネ下の軽く乗り心地が軽快になりました。

加えて、Stopteck Standerd Kitに付属しているパットのせいか、ブレーキダストが目立ちません。
純正パットの場合はほんの１０ｋｍ程度乗った後でも、ドス黒い粉塵がホイールを汚し制動力を確保するには仕方ないことだと、諦め加減でしたがこれは嬉しい誤算です。


フロント


リア



クルマの3様子、走り・曲がり・止る。。

これで全て整ったとほくそえんでいます！がはは♪