
みん友さんおよびfacebookのお友達限定で告知をさせていただいていた茶話会を行楽地Sで開催しました。もっとも告知先をこれらに限定していただけでありまして、なんらかの伝手(つて)で開催をお知りになった方にもご参加いただきました。
この茶話会、敢えて集合時間や開催時間などは限定しませんでした。
食べ物や飲み物などもご自身で持参いただくことを条件にしておりました。
あとから合流いただいた方は「どこだ?どこだ?」と行楽地Sを走り回っていただいたことと思います。
ただ、どんなに行楽地Sが広いといっても限度がありますし、集まる車両は昨今ではほとんど見かけることが少ない車両ばかりですので、探し回っていただければ必ず見つけていただける、という確信はありました。
また、走行会ではなく茶話会でありまして、会場に来られた方々と車の話をすることを主目的に置き、走りたい方はおのおのの判断で走るという会でありました。
この日、茶話会の会場となる行楽地Sに私が到着した時、目の前でパフォーマンスをされているクルマがありました。
車を壊さないようにどこをぶつけることなく動けなくなる状態のパフォーマンスは、なかなか出来るものではありません。
日産サファリの伸びる脚、縮む脚をプレゼンテーションしながら底の泥の質によって本格M/Tタイヤですら泥ドーナッツになってしまったが故の状況でした。
記念撮影のあと、こちらのサファリで引っ張り出していただきました。
茶話会ではありますが、お互いが楽しむためにお集まり頂いておりますので無問題であります。
午前11時ごろ、だいぶメンバーが揃いましたので移動を開始しました。
先発いただいた斥候の方々が向こうのほうの会場周辺を入念に偵察している様子が画像を拡大いただくとわかると思います。こちらの行楽地はなかなか広いのです。
その後、何となく場所が決まりました。

多くの方にご参加頂いたこともあり、幹事の私も顔と名前が一致致しません(汗)
という訳でありまして自己紹介をしていただいたりました。
ご参加頂いた車両やスナップをご紹介します。
TB48DE搭載車、3台。手前の緑色のサファリはY61-3、その向こうの黒はY61-5、その隣の青はY61-4です。Y61-4とY61-5は外観上の違いはなく、車台番号でのみ判断できます。
こちらの3台とも型式は TA-WFGY61 と同じです。
TB48DE搭載の最終型サファリ(TA-WFGY61)とKE47搭載の三菱ジープ。
デリカ スターワゴン。今見ても魅力的な車です。
こちらはキュリアス誌の赤木さんの手を経由されたRD28TのY60サファリ
見れば見るほど細部に工夫が施された逸品でありました。
日産サファリY60ロング(VRGY60)とJAなジムニー。
丸目のジムニーとサファリが並ぶ画は平成1桁の頃は良くある風景でしたが、現在では貴重な状況かと思います。
こちらは日産サファリの前の日産パトロール60。
幌屋根こそが60であります。
ランクル40とは違う趣きがあります。
パトロール60の運転席を撮影させていただきました。
パトロール60は日産の海外進出の橋頭堡となったモデルです。
ランクルがトヨタの海外進出の橋頭堡となったように、日本車が海外デビューする足がかりは四輪駆動車によってつくられたのです。
このパトロール60は北米をはじめ世界各地へ輸出されて、世界のオーナーさんのこころを奪いました。
現在もアメリカにはこのパトロールのオーナーズクラブがありますし、世界各地のパトロールオーナーズクラブがあるのは、この60があったからこそです。
60のロングホイールベース幌屋根車がG60。
標準ホイールベースで鉄屋根ならばK60。
ロングホイールベースの鉄屋根車はKG60です。
長尺車に「G」をつけるのは日産の伝統なのでしょう。
Y60も同様で、標準ホイールベース(ショート)はY60.
ロングホイールベースはGY60です。
Y61も同様で、標準ホイールベース(ショート)はY61.
ロングホイールベースはGY61となります。
こちらはナンバーが付いて1ヶ月たっていない英国の貴婦人レインジローバー。
英国から日本へ来たそうです。
ランドローバー社の機能美あふれる2台がならぶ風景は心を奪われます。
左はランドローバーディフェンダー110。
そしてこちらもTB48DEエンジンを搭載する日産サファリY61(WFGY61)
こちらは4Lエンジンを搭載するTJと660ccエンジンを搭載するPJM
こちらは地元のディスカバリー
前からfacebookでやり取りはさせていただいておりましたがお会いするのは初めてでありました。今回、茶話会に沢山のお宝を差し入れていただき、参加いただいた皆様にお土産としてお持ち帰りいただきました。
そして遠路から参加してくださったプレオです。
ここまでこのクルマで入ってきたのは路面を読む能力の高さの証ですね。
Y60のRD28Tエンジンを拝見させていただきました。
RDエンジンはR32~R34 GT-Rに搭載されていたRBエンジンのディーゼル版です。
直列6気筒で排気量2.8L。 眺めていると本当に飽きない作り込みがなされたエンジンであります。
こちらは英国貴婦人のエンジンルーム。V8です。
こちらもいつまで眺めていても飽きません。
こちらはTB48DEサファリに搭載されていた出光のバッテリーです。
パナソニック カオスのOEM品であることを初めて知りました。
茶話会を行っている風景
茶話会ではありますが、目の前に走れるオフロードがあれば走りたくなるのは四駆乗りの性(さが)であります。ハプニングがあるのは想定内でありましたが、外したバンパーから大量の土が出てくる事態はちょっと想定外でありました。
こちらは夕刻に来られたランクル80STDのエンジンルーム。
素晴らしい車両を手に入れられましたね!
こちらはKE47エンジン!
ハリケーンとアストロンの間の貴重な技術遺産です。
液面が見えて点検しやすいキャブレターなど、見ていて飽きません!
奏でるエンジン音が行き届いた手入れを感じさせる絶品でした。
こちらはふたたびランクル80 STD。皆で見学させていただいています。
楽しい時間はあっという間にすぎ、日が暮れる前に撤収いたしました。
このとき、こちらではほかの方のパジェロミニがスタックしている、ということで仲間が牽引して救助いたしました。
お集まりいただいた皆様、ありがとうございました。
差し入れを下さった皆様、ありがとうございます!
四駆で繋がるご縁で楽しい時間を過ごさせて頂きました。
此れからも宜しくお願い致します。
またお会いしましょう!