1990年に一念発起して日産サファリY60を新車購入し、以来14年に渡ってY60を気に入って乗り続けていました。しかし、ディーゼル規制によって2004年に手放さざるを得なくなり、『次は違う車にしよう!』と家族ともどもクルマ選びを行って色々なクルマの試乗までして徹底的に検討した結果、次も日産サファリになってしまいました。拙宅にとって、他に代わるクルマがなかったようなのです。
この最終型Y61は日産最後の直列6気筒4800ccもあるビッグエンジンTB48DEエンジンを搭載し、見た目とは裏腹にこれまでのサファリのイメージを一新する加速とブレーキ性能を実現しています。
この最終型Y61の日本向け「サファリ」は2004年~2007年の間に651台が生産されたそうです。そのうち、この車の”グライナイトブルー”は34台だとか。とてもレアなクルマになってしまいました。
最終型Y61は2004年以降に全世界へは10万台以上が出荷され、2010年に後継のY62が販売されている現在でも、根強い需要に応えてY61は平塚で現在も生産が継続されています。このおかげで、まだまだ部品供給が途絶える不安が無いという点でも稀有なクルマです。