後期LED付きヘッドライトへのコンバージョン④
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助手席側のユニットを取り付けた後は、運転席側のユニットの取り付けです。
AFSのキャリブレーションの方法は、後日アップしますが、助手席側のユニットではキャリブレーションできたのが運転席側ではキャリブレーションできません。
フォルトコードがクリアできないためです。
フォルトコードは、AFSの駆動モーターが断線していると。
ここで、2日間の作業タイムは終了。
エラーを残したまま、課題としたのでした。
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さて、翌週の休日です。
その間に、ショップへの交渉も行ないました。
ショップでは、AFSのモーター異常よりも、ボールジョイントの破損が気になる様子。
発送中の破損ということで、有償で部品を送るかといわれましたが、簡単に交換できる場所ではないし、AFSのモーター異常の方が重大なので、どうでも良い話と(汗)
AFSのモーターは、既存品と交換しては?とのこと...
やはり、保障に対する考えは日本の常識は通じないですね。残念ながら僕の交渉力では、まともな回答が得られませんでした。
まあ、あまりごねて、今後日本には売らないとなっても困りますので(汗)
なので、自力解決の方法を探ります。
作業までに、問題を整理すると、以下のチェック点を考えました。①AFSのECUのピンの破損が無いか?②ヘッドライトユニット内の配線の異常は無いか?③AFSのモーターを交換する方法はどうか?④スイベルセンサーに異常は無いか?
そして、ECUをチェックしましたが、ピンも基盤も問題がありません。
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分解方法の詳細です。
ヘッドライトのレベライザーのモーターを取り外します。
これは、部品の供給が可能で、交換も出来るパーツです。
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そして、このレベライザーのホルダーも取り外します。
このホルダーは、光軸調整の機構に繋がっており、その機構で奥にずらすことにより、レベライザーのホルダーが外れます。
外し方ですが、一部ロックがかかる場所もあるので、そのロックをこじりながら奥に動かします。
これは、作業スペースを広くするための作業です。
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緑の四角に有るボールジョイントからプロジェクターユニット部分を外します。
はずし方は、樹脂部分をドライヤーなどで少々温めながら押すと外れると思います。でも、樹脂が破損する可能性がゼロとは言えないです(汗)
次に、赤い四角の部分のネジを外します。
この部品は、スイベルセンサーでして、プロジェクターヘッドライトが左右に動く角度を検知している部品です。
そして、青い部分のネジを外しますが、このネジを外すときに、スイベルセンサーのカバーになっている部分を浮かしながらネジを緩めるわけです。
このネジを外すと、配線カバーが外れます。
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こんな感じにずらしながら作業するわけです。
この場所は狭いので、ドライバーは無理です。
小さなトルクスレンチを使いました。しかし、結構強く締め付けられているので、外すのに難儀しました。
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プロジェクターまでの配線は、ヘッドライトの中で、コネクターにて接続されていました。
このコネクター、きっちりはまっていたので、ヘッドライト内でコネクターが抜けていたなどの配線の異常はありません。
このコネクターは、白い場所のピンが、AFS駆動モーター。朱色のコネクターは、スイベルセンサー。水色のコネクターは、ハイビームのソレノイド駆動線です。
このコネクターからのピンを外せば、モーターの配線を入れ替えなくてもモーターの交換が出来ます。
ピンを抜くときは、ピンのロックをピックツールで押しながら引っ張れば抜けます。
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これが、AFS駆動モーターです。
ネジ2本で止まっていますので、取り外せば交換が出来るでしょう。
ただし、このモーター単体ではDさんからの部品供給は不可能です。なので壊れた場合の選択肢は二つ。①中古ヘッドライトを手に入れれここに記載した方法で、モーターを入れ替える、②ヘッドライトASSYを購入の上、新品と交換。
なお、左右で異なる形となっています。
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