フロント ブレーキローター・ブレーキパッド交換(75,897km)

リアに続いてフロントのブレーキローター、パッドを交換します。
まずは、ジャッキアップポイントの確認から。
写真の小さい矢印のちょっと凹んでいるところ、ここがジャッキアップポイントです。
カバーごと持ち上げるのに抵抗はありますが、そういうものみたいです。
一応、ジャッキにはゴムのシートを挟みました。

作業自体は、リアとほとんど変わりません。
キャリパー外したところで、パッドセンサーを確認すると、見事にすり減ってました。
そりゃ、摩耗限界超えてるって怒られるわけだ・・・

ピンぼけ＆わかりにくい写真で申し訳ないですが、センサーのカプラーを抜いたところ。
左前のホイールハウス内にあります。
パッドセンサーは、左前と右後の2か所のみ。

キャリパーブラケットは18mmのボルトですが、これが110Nmという強大なトルクで締め付けられてます。
しかも、ネジロック剤が塗られている可能性もあり、絶対にここで手こずるのが予想されたので、新兵器を投入することにしました。

ババーン！
とうとう買ってしまいました。
中古ですが。
前々から欲しかったんですが、この機会に思い切りました。
リアの作業で使った、バッテリーに繋ぐタイプのやつでは、絶対に力不足だと思ったのと、そもそも、バッテリーに繋げるとフロントまで届かない。
一応、シガーソケットでも給電はできますが、ドアを開けとかなきゃいけないとか、そもそもコードが煩わしいし。

このクルマの作業がきっかけで購入に踏み切りましたが、今後の使用頻度は、圧倒的にもう1台のクルマの方が高くなるでしょう。

それでも、角度的に厳しかったりもしましたが、難なく外れてくれました。
その後は、リアローター同様に、当て木の上からブッ叩いてローターも取外し。

写真は、ある程度キレイにしたところ。
ただ、ここまでキレイにするのも相当大変でした。
とにかく、パッドから出たダストがそこら中に堆積してます。
キャリパー、ブラケット、バックパネル、これらをワイヤーブラシで掃除してた時間が一番掛かったと思います。
あと、ハブの錆もまーまー酷かった・・・

で、いきなり完成図。
キャリパーのダストは落とし切れてませんが、この後まだシャコシャコこすりました・・・
締付トルクは、
・スライドピン　30Nm
・ブラケット固定ボルト　110Nm
リアと同様、スライドピンにはシリコングリス、ブラケット固定ボルトにはネジロック剤。

パッドセンサーも新品交換して、忘れずに装着。

リアと同じく、ローターはPDtype、パッドはプレミアムタイプ。

エラーコードの消去は後程。