
この記事は、
My favorite Drummer 「Jeff Porcaro 」について書いています。
↑は1981年にCHARがリリースした「USJ」というアルバムです。
ご存知の方も多いと思いますが、
バックは当時バリバリのTOTO!
そのアルバムの1曲目がコレになります。
前にも上げましたかね(汗)
まあこのアルバム、当時のCHARのインタービューではあまり良い事はおっしゃってはおりませんでしたが、僕にとってはこんなにカッコいい楽曲・演奏なので、タマにガンガン聴いております(笑)
で、昨日のSONGSの余韻もあって、
今日はコレも聴いておりました。
う~ん、カッコいい!
どうしてもタイコ中心で聴いちゃいますが、
このペダル(バスドラ)ワークが素晴らしくカッコいい。
で、前にも書きましたが彼は演奏だけではなく、
楽器の響きにかんしても相当いろいろ研究していたようで、
バスドラのステージ側のヘッド(皮)に中心からOFFSETさせて小さな穴を
空けることで、音符の長さをイイ感じにしていました。
60年代はキック側とステージ側にヘッドを張り、
ド~ンというような音でしたが
70年前くらいからROCKではステージ側を付けずに、
中に毛布みたいなものを詰め、
若しくはステージ側のヘッドに大きな穴を空け、
ダッ
と、アタックの強い短い高めの音質で。
で、前述したようにポーカロさんは
ドフッ
というアタックと空気の抜ける音が合わさり、
適度な低音と音符の長さを表現してました。
(僕が勝手にポーカロ考案と思っているかもしれませんが・・・)
なので1980年前後の一般的なタイコの録音は
カナリ違う感じに聴こえます。
あと画像のドラムはパールというメーカーのモノですが、
タイコの支え方はパールのモノではなく、
他メーカーものもです。
パールはタイコの胴体にパイプを挿入させますが、
その共振を彼は嫌い他メーカーの挿入しないタイプに替えております。
又普通バスドラの上にタムなどをセットしますが、
やはり共振や干渉を嫌い、
ラックでタムを支え、
バスドラとは完全セパレートさせています。
結果セパレーション良く鳴り響いている感じでしょうか。
全てが彼の考案したモノかは判りませんが、
そういうドラムキットをいち早く採用していた事でも
彼の音楽に対する姿勢が伺い知れますか。
まあ、当時はドラムに限らずギターでしたらトレモロアームが凄かったり、
ピックアップがいろ出てきたり、
そのちょっと前ならシンセの和音が弾けるようになったりと、
凄い時代だったのかもしれません。
追記
サバト~ラさんのご指摘がありまして、
このアルバムのTOTOからの参加ミュージシャンは、
ギターのルカサーとタイコのジェフポーカーロさんのお二人だそうです(滝汗)
いかにいい加減に聴いてるかバレテしまいました。
Posted at 2011/05/19 19:29:37 | |
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