10速専用フリーボディを加工して9速スプロケ使えるようにする

カンパホイール用シマノ１０速専用フリーボディです。

これには９速カセットも8速カセットも装着不可なのです。

セレーションの高さが高いのです。

9速メインの私にしてみれば、何とも不便この上ないのですが、

ボディがアルミなので、とーっても軽いというメリットもあるのです。

通常出回っているシマノ８～11速フリーボディの外径は、

約Φ３４.５mmですが、

この１０速専用フリーボディは

約Φ３６.５mmあります。

中に入っているベアリングの内径が、Φ１７mmなので、

Φ１７mmの芯棒に、Ｍ１６のネジを切って用意します。

旋盤に芯棒を取り付け、

フリーボディを、Ｍ１６ナットで固定して削ります。

8～9速スプロケ総幅に対して、

１０速スプロケ総幅は、1mm狭いので、

８～９速フリーボディに１０速スプロケを使用するときは、

1mmのカラーを入れる必要があります。

つまり、

１０速フリーボディを、8～9速フリーボディに改造するには、

横方向にも、1mm削る必要があります。

外径を

Φ３６.５　→　Φ３４.５　に

段付幅を

３４mm　→　３５mm

に削ります。

アルミ製なので　サクサク削れます。

加工後、

これで、９速が使える軽量アルミフリーボディになりました。

アルミなので、スプロケの噛み込みが心配されるけど、

スパイダーアームのスプロケを使ってるから、

まあ大丈夫でしょ

アルミボディで、ロックリング取り付け部分の肉厚が必要な為

ロックリングは、シマノ製ではなく

カンパ製を使うのです。

ネジ径が小さいのです。

右がシマノのアルミロックリング

左がスチールのカンパロックリング

ネジ径も、ネジ長さも

工具の入るセレーションの長さも違うなー

シマノ９速スプロケに

カンパのロックリング