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2022年07月13日

九州まで下道で行ってみた~復路編①

九州まで下道で行ってみた~復路編①


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九州まで下道で行ってみた~復路編②

九州まで下道で行ってみた~復路編③

九州まで下道で行ってみた~復路編④



 門司周辺の散策を終えると、ここからは進路を180度転換して、自宅への帰路につくことにします。

 帰り道といっても、来た道をそのまま戻るのは面白くありません。九州までは瀬戸内海沿いの国道2号線を中心に走ってきましたが、帰りは国道9号線などを使い、日本海側を回っていこうと思っています。

 

 

13時30分

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 門司を出発して、本州へと再上陸します。クルマで本州と九州を往来できるルートは、関門トンネルと関門橋のふたつがあります。九州に渡って来る時には、国道2号線の関門トンネルを抜けてきたので、帰りは関門橋を渡ってみようと思います。

 関門橋は高速道路の橋となっていますので、門司港インターから高速道路へと上がります。ちなみに、関門橋は九州自動車道になるのか、それとも中国自動車道の一部なのか疑問に思っていましたが、実は関門橋を含む下関インター(本州)と門司インター(九州)間9.4kmは、「関門自動車道(関門道)」という全く別の区間になるそうです。

 

 門司港インターを過ぎて高速道路に入ると、いきなりトンネルをくぐります。和布刈(めかり)トンネルです。このトンネルを抜けた先、壇ノ浦の目の前に「めかりPA」というパーキングエリアがあるようなので、まずはそこに立ち寄って、それから関門橋を渡ろうと思っていました。

 が、なんと門司港インターから関門道に入った場合、めかりPAには行くことができません。パーキングエリアに行くためには、門司インターから関門道に乗る必要があるので要注意です。

 

 ということで、「めかりPAで壇ノ浦の景色でも眺めながら、九州との別れを惜しんでいこう」という目論見は外れてしまい、1068mの関門橋であっという間にまた本州に戻ってきてしまいました。

 

 当初は下関インターチェンジで降りて一般道を行くつもりでしたが、下関ICで降りそびれてしまい、ひとつ先の小月ICで高速を降りました。ここからは再び一般道です。

 小月ICを出ると国道491号線にでます、この道を北上して日本海側を目指していきます。途中、「道の駅きくがわ」から先は、木屋川沿いの山口県道34号線に入ってさらに北へ。

 このあたりの道は「風波(かざなみ)のクロスロード」と命名されるほどのドライブルートで、ゆるやかなカーブを描きながら山間を抜けていく気持ちの良いルートとなっています。



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 豊田湖を過ぎてしばらく行くと、「長門・俵山道路」という高規格道路が現れます。

 これは山陰自動車道の無料区間で、看板の表記では「山陰道」とされていて、山陰自動車道とは区別されているようです。山陰自動車道は日本海側を通る国道9号線にほぼ並行するような形で作られていますが、まだ未整備の箇所も多く、全通するにはしばらく時間がかかりそうです。そんな山陰自動車道の先行開通区間の多くが無料解放されていて、下道ドライブ派にとってはこれがかなり「使える」有効な道となっています。

 今回の帰路では無料区間の山陰道を利用しながらの道中となりますが、その第一弾として利用させてもらうのがこの長門・俵山道路というわけです。長門・俵山道路はトンネル3本分、距離で5.5kmとたいして時間・距離を稼げるわけではありませんが、この先もこうした高規格道路を利用して行く予定にしています。

 


15時00分

 日本海に面する長門市に出ると、そこから今度は国道191号線で東へと進んでいきます。旧三隅町にある三隅ICから無料の山陰道へ入り、萩までワープします。

 萩は中学校の修学旅行で訪れた時以来の訪問です。当時の記憶などほとんど残っていませんから、懐かしさなどはありません。唯一覚えているのは、「萩本陣」という宿に宿泊したということぐらいで、何を見たか、どこへ行ったかなどは全く覚えていません。ちなみに、萩本陣は現在も営業しているようです。

 

 その萩で、ぜひ訪れてみたいと思っていたのが「萩反射炉」です。反射炉とは、鉄などの金属を溶かして精錬するために使われた炉の一種です。近世の反射炉として現存しているのが、伊豆の韮山反射炉とこの萩反射炉だけということで、大変貴重な遺構となっています。

 

 また、萩市内にてドライブ中3回目となる給油を行いました。下関や門司市内を回った影響もあったのか、燃費はそれほど伸びませんでした。


★3回目給油

走行距離 354.0km

給油量 28.70リットル

燃費 12.33km/l(満タン法による計測)

 

 

 

15時30分

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 こちらが萩反射炉。


 日本に押し寄せる西洋列強に対抗するため、鉄製大砲の製造が急務となっていた長州藩において導入されたのが、この反射炉です。現存しているのは煙突部分の遺構ですが、萩反射炉は試験炉であり、実用炉は築造までには至らなかったとされています。

 また、現在の萩反射炉周辺は、ちょっとした公園のように整備されています。一応、世界遺産に登録されているのですが、あまり観光地化されていないのは良いところですね。

 

 萩反射炉を後にし、再び国道191号線を東へと進んでいきます。


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 ドライブの途中で、「ゆめタウン」が現れると、「ああ、西日本に来てるんだな~」と実感します。

ちなみに、ゆめタウンというのは、関東エリアでいうところのイオンやイトーヨーカドーのような大型のショッピングモールです。関東以北や中部、信越エリアあたりでは見たことがないので、西日本でしか展開していないのかもしれません。


 途中、誤送金のニュースで有名になった阿武町を通過、そして益田市に入ったところで、道は国道191号から国道9号線へ。今朝がた下関で離脱した9号線とここで再開です。

 

 益田市から9号線をしばらく走ると、山陰自動車道の「石見三隅IC」が現れます。ここから浜田市の「浜田IC」までが高速道路の無料区間となるので、これを使って距離を伸ばしていくことにします。

 

 浜田ICの一つ手前に「相生IC」というインターがありますが、今回、私はこの相生インターで降りました。というのも、ちょっと寄り道して見ていきたいものがあったものでして・・・。


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Posted at 2022/11/05 09:52:43

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