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今朝、ディーラーに連絡を入れました。
納車の時間は当初、夕方ぐらいにという話をしていたのですが、担当セールスのＫさんが急用で夕方に外出してしまうとのこと。というわけで、納車はそれよりも早く、１４時にディーラーに行くことが決まりました。




となると、レガシィ君の身支度を整えなければなりません。
お昼食べてからやればいいやと思っていましたが、
時間が早まったため、早速手をつけました。

ガランとしたトランクルーム。

そんな積んでいるつもりはなかったのですが、改めて荷物下ろしてみると、
こんなにもたくさんの物を背負わせていたのかとちょっと驚きました。

からっぽになった荷室に、今度は夏用のタイヤを積み込みます。
はじめは純正ホイールはオークションに出品しようかとも考えましたが、
ヤフオクを見てもあまり良い値段は付いておらず、
また入札自体もほとんどないような状態だったので
クルマとセットで手放すことにしました。

いよいよお別れだ～（悲）。

今朝、本融資確定の連絡が金融機関からありました。
予定どおり26日の実行ですので、早ければ明日にもデリカ納車が実現しそうです。


もちろん、出会いがあれば、別れもあるわけで・・・。


先日、奥さんから
「新車買ったのに、なんかあんまり盛り上がっていないみたいだね。」
と言われました。

確かに、デリカが来るのはとても楽しみです。
スペースギアを手放してからずっと、デリカへの想いを持ち続けていましたから。

ただ、その一方で、４年間付き合ってきたレガシィとの別れを思うとちょっと辛いのです。
ヤフーオークションで「つなぎ」のつもりで買ったレガシィですが、
４年以上も乗っているといろいろな思い出ができて、さすがに情が移ってきます。

デリカが来る嬉しさとレガシィとの別れの辛さ、
差し引きするとプラスマイナスゼロで素直に喜べない、
というのが現在の心理状態なのです。

元来、モノが捨てられない性格でして、ましてやクルマのような大物を手放すとなると、
それこそ我が子やペットと死別でもするかのような辛さを毎回感じてしまいます。
前愛車スペースギアを手放す時は、一台目は生活苦、二台目はディーゼル規制と、
いずれも自ら望んでの別れではなかっただけに、
しばらくの間、かなり鬱な気持ちになっていました。

今回はD5への乗り換えということですので、スペースギアを手放したときほどの
落ち込みはありませんが、それでもやっぱりレガシィを手放すことへの辛さはあります。


夕方、レガシィ君を綺麗に洗ってあげました。
今までありがとう、という想いを込めて。
どうせ手放すからといって汚れた姿のままお別れするのでは、彼もかわいそうですからね。

今日は一日休み。
特にすることもなかったので、どこかにドライブに出ようと思い立ちました。

・・・とはいえ、どこに行くか？

こんな時、いつも眺めるのがヤフー地図。
自分の家を起点にどのあたりまでいけそうか見当をつけ、
気になる道や場所を探します。

で、今日の目標は｢松姫峠」。
何でもその峠の名は、武田信玄の娘「松姫」が織田信長の軍勢から逃れるために
この峠を越えていったことに由来しているとか。

ルートとしては、府中街道を八王子方面に向けて走り、
あきる野市、桧原村と過ぎ、奥多摩周遊道路を経由、
国道139号で松姫峠に至るという道を想定。


10時過ぎに準備を整え、自宅を出発。
予定どおりのルートで奥多摩湖方面を目指します。

あきる野市に入ると、秩父・奥多摩の山々が眼前に迫ってきます。
よく見ると、上のほうは木々がうっすらと雪化粧しています。
このまま進むと、この前の箱根よろしく、雪景色を楽しむことができるかもしれません（喜）。

ところが、桧原村に入った辺りで予定外の事態。
何と、奥多摩周遊道路は積雪のため通行止めと標示が出ているではありませんか。

夜間は閉鎖されてしまう奥多摩周遊道路は、地元の生活道路でもないため、
ちょっとでも雪が積もれば真っ先に閉鎖されてしまうことは知っていました。
しかし桧原村あたりでは残雪もなかったため、完全に油断していました。
そこでクルマを脇に寄せ、急遽カーナビ画面とにらめっこ。
他に良いルートはないかな・・・？

そして出たのが、甲武トンネルを抜けてそこから県道18号に入り、
鶴峠越えで小菅村吉野から国道139号に合流するという道。

甲武トンネルあたりではところどころにシャーベット状の雪が現れ始めましたが、
鶴峠付近まで行くとあたりは完全に真っ白。路面は圧雪状態になっていました(写真)。
また、鶴峠前後は勾配がかなりきつく、夏タイヤではもちろんのこと、
2WD車ではチェーンを付けていてもかなり苦労しそうな坂道でした。

鶴峠を過ぎて急勾配の坂を下っていくと、
途中ヘアピンカーブの先に1台のタウンエースノアが道路の真ん中で停止しています。
何をやっているのかと思いながらも、その後ろで止まろうとブレーキに足を乗せた瞬間、
ガガッ、とABSが介入。
まあここまではよくあるのですが、ABSがガリガリ作動したまま坂をズルズルと下がっていきます。

「あっ、これ止まらない!!」

勾配がきつく、もはや坂の途中でクルマを停止させることができない状態に陥っていました。
しかし幸いなことに、タウンエースの横にクルマ1台通り抜けられそうなスペースがあったので、
そこにレガシィをねじ込んでやり過ごすことができました。

ちょっとヒヤリとした瞬間でした。


鶴峠を無事に(?)過ぎ、吉野の集落に入ると国道139号にぶつかります。
これを左折すれば松姫峠・・・、と思って左にウインカーを出すと、
なんと左方向目の前に「通行止め・迂回路ナシ」の非情な看板とゲートが。
しかもゲート前には警備員も立っていて完全封鎖の様相を呈しています。

カーナビで迂回路を探してみますが、「迂回路ナシ」の案内はホンモノでした。
迂回して反対側から松姫峠を目指そうとすると、青梅街道で笹子トンネルの向こうに回るか、
今来た鶴峠に引き返し、延々上野原まで戻らなければなりません。

今回は時間的にそこまで遠回りをする余裕がなかったので、
残念ながら奥多摩湖から青梅に出て帰路につくことにしました。

しかし自宅から下道で２時間も走ればこんな秘境めいたエリア(住んでいる方、ごめんなさい)
があるのですから、関東地方といえどもあなどれませんネ。

銀行のマイカーローン申請も無事通過し、デリカ購入資金の調達もめどがつきました。
あとは納車を待つだけなのですが、レガシィクンがお別れにヘソをまげてしまったのか、
本日、突然のトラブルに見舞われました。


今日は仕事が休みだったので、午後からレガシィで買い物に出かけました。
はじめはいつもどおり快調に走っていたのですが、自宅から10キロほど離れたところで最初の異変を感じました。
ステアリングをこぶし1コ分動かすぐらいのゆるい右コーナーで、なんだかステアリングからの反力がかすかにいつもと違うような気がしたのです。
「アレッ?」と思ったのですが、まあ気のせいだったかなと思い、そのまま進行。しばらくまっすぐ行き、交差点を左折した時です。ステアリングを大きく左にぐいっと切った瞬間、角度にして40度ほど切ったところでしょうか、「あっ!!!!」。
明らかにハンドルが重いのです。全くパワステが効いていない感じでした。


実は昨年5月ごろ、このレガシィ、パワステポンプをリビルト品に交換していたのです。ですので、まず脳裏を横切ったのは「リビルト品のパワステポンプに何らかの異常が発生したのでは?」ということでした。


そこで走りながら窓を開けてみると、エンジンルームのほうからかすかに「キュルキュル」という音がします。これってベルトか?と思いながら、そのまま安全な場所までクルマを移動してボンネットを開けてみました。

果たして、キュルキュル音はやはりベルト緩みが原因のようでした。しかも完全に緩みきっていて、ベルト自体がブルブルと大きく振れてしまうほど。で、このベルトの通り道を確認してみると、やはりパワステポンプを経由しています。

「これか・・・」

急にステアリングが重くなった理由が分かりました。しかし事態はより深刻でした。このベルト、パワステポンプだけでなく、なんとオルタネーターにも回っているではありませんか。
かろうじてオルタネーターのローターは回ってはいましたが、見るからに回転数が低そうです。このままいけばバッテリー上がり→立ち往生のパターン。


これは買い物に行っている場合ではないと判断、すぐにUターンして自宅に戻ります。
ハンドルは重いですが、何とかこのまま家までたどり着ければ・・・と思っていたのですが、そう簡単にはいかないようです。
少し走るとまず、電圧の警告灯が点いたり消えたりし始めます。やはりうまく発電されていないようです。さらに行くと今度はABSの警告灯が点灯。そしてそこから、ものの数分でカーナビ画面が完全に消えてしまいます。
状況はどんどん深刻になっているようです。

そしてついにはメーターパネルが完全にブラックアウト。
「あ～、もうダメだ」とあきらめかけた瞬間、遠くに六連星のマークが見えるではありませんか。そう、スバルのディーラーを見つけたのです。


「助かった～」。

盛大にキュルキュル音を響かせながら、なんとかディーラーまでたどり着いて駐車スペースへ。
エンジンを止めるとややこしくなりそうなので、とりあえずエンジンはかけたまま店の中にＳＯＳを求めて駆け込みます。
すぐにメカの方が見てくれたのですが、エンジンを停止させると、もうそれっきり再始動させることはできませんでした。完全にバッテリーが上がってしまっていたようです。

メカニックさんがエンジンルームをのぞくと、すぐに原因を見抜きます。さすがプロですね。

どうやら、ベルトテンショナーを固定するボルトが完全に折れてしまっていて、それでベルトが緩んでしまったようでした。
取り外した部品を見せてもらうと、太さ1センチほどもあるボルトの先端部が、まるで最初からそういう形だったかのように綺麗に折れていました。おそらく、最初にステアフィールの異変を覚えたその直前ぐらいにこのボルトが切断したのでしょうが、その瞬間は異音や異常な振動などは感じられませんでした。

しかし困ったのはその修理。
修理には欠損した部品を発注する必要があり、それが来るまで数日かかるとのこと。
あと一週間もすればデリカが来るわけですから、ここで部品を待ってまで修理をするのもバカらしい。かといってあと一週間クルマナシというのも不便だし・・・。

メカニックさんにそのことを伝えると、笑顔で「なるほど、分かりました。それじゃあ代わりになりそうな部品が工場にないかちょっと探してみますね」。

結局、代用品が見つかり、それで修理をしてもらいました。しかも「代用品での応急修理ですから、お代は結構ですよ」とのお言葉。部品はともかく作業工賃が発生しているはずなのに、何とタダで修理していただいてしまいました。

「・・・ごめんよ～スバルさん、次に来るクルマは三菱なんだよ～。」

でも困ったときにこういう親切な対応をしてもらうと、本当にそのメーカーのファンになってしまいますね。帰り道、ちょっと本気でデリカの契約をやめてレガシィに乗り続けようかという考えが頭をよぎりました。

神奈川スバル株式会社　新百合ヶ丘店さん、
今日は親身な対応をしていただき、本当にありがとうございました！！

前日からの大雪情報に触発され、行ってきちゃいました。

仕事はこの日1日だけの休みだったので、どうしようか迷いました。
しかし、お天気はこちらの都合を聞いてくれはしないので、
大雪が降っている今がチャンスとばかりに、強行してしまいました。

行き先は雪の降り方が強い新潟方面に確定。
2日は仕事の終わりが23時半とかなり遅かったので、仕事が終わったらそのまま出かけられるように支度を整えて出社します。
用意万端と思いきや、こんな日に限って残業です。結局、出発できたのは3日の深夜2時半ぐらいになってしまいました。

八王子ＩＣから高速に乗り、圏央道→関越自動車道と経由して一路、月夜野ＩＣを目指します。
中央道は八王子から先は1000円高速の対象エリア、しかし関越道は東松山までが大都市近郊区間に指定されています。圏央道を経由するこのルートは、果たして1000円高速の対象になるのかどうか？と心配していました。　

ドキドキしながら月夜野ＩＣで降りると・・・、




「料金は、1000円です」

やったー！
賛否両論ありますが、やはり通行料が安いのは嬉しいですね。


さて月夜野で降りてからは、国道17号で三国峠を越えます。
大雪の時は猿ヶ京のあたりから道路にも雪が積もり出すことが多いのですが、今回はそこよりもさらに上ったあたりから雪が現れだしました。

久しぶりの雪道に少々緊張しながらも、今シーズン初めて見る雪景色。やっぱり綺麗ですねぇ。


苗場、湯沢と過ぎ、そのまま野沢温泉へと向かいます。
これまでにも何度か野沢温泉に行ってみたいと思ったことはあるのですが、なかなか機会に恵まれず、今回初めて訪れることができました。


野沢温泉のあたりもドカ雪で、当然、一面の銀世界。
温泉街をクルマでぐるりと一回りしたあと、せっかくなので一人でも割と入りやすそうな入浴施設で温泉を味わってきました。


写真はその帰り、国道を外れ、まだ除雪が入っていない裏道に踏み込んでみたところ。わだちは付いていましたが、そこにうっすら新雪が積もっているような状態でした。

車高の低いレガシィで走ると完全にラッセル車と化してしまい、途中で走行不能になるのではと心配になります。
「これは引き返したほうが良いかも・・・」
しかしそんな不安をよそに、レガシィ君は何の問題もなく、こんなに雪の降り積もった道を無事に走りきってくれました。