2016年12月27日
正式な契約書にハンコを押して終了となるはずだったのですが、この後、他の書類を作成したりなどで、少し待ち時間ができてしまいました。そのため、営業のM氏のご厚意で、「もし出かけられるようなら試乗車のデリカに乗っていっていただいてもいいですよ」との勧めもあり、用事を済ませるために一度店を出ることにしました。
借りてきた試乗車のデリカは、これまでにも何度も乗った車両(Dパワーパッケージ アルパイン9インチナビ装着車)です。私が契約したのとほぼ同じ仕様のモデルです。また、これまではいつも営業のM氏が同乗していましたが、今回は私一人で試乗車のハンドルを握ることになりました。
そこで、いつもは全くノータッチだったオーディオ関係をじっくりと試してみることにしました。
早速、いつも聴いている音源(SDカード)を持ち込んで再生してみると、なんだか音がずいぶんとショボい。イコライザーなどをいろいろと調整して多少はマシになりましたが、普段聴いている自分のデリカ(ロックフォード)とは雲泥の差です。低音・高音域が全く不足していて、全体に厚みがないペナペナなサウンドです。もちろん、ロックフォードサウンドシステムと比べれば、多少は音質が下がるのは覚悟していて、場合によってはスピーカーの交換などを考えていました。しかし、ここまで劣るとなるとスピーカーを交換したぐらいでは追いつかないのではないだろうかと不安になってきました。
カーオーディオは満足な音を得ようといろいろやり始めると、底なし沼にはまるようにお金がかかっていきますが、私の小遣いを考えると、そこまで回せるような資金はないと思います。ですから、最初からある程度満足のできるオーディオでないと、後々、「やはりロックフォード付きにしておけばよかった」と後悔するのではないかと心配になってきました。とはいえ、今さらグレード変更するといっても、もう正式な契約書にハンコを押してしまっているし…。
どうしたものかとしばらく考えていましたが、とりあえずダメもとで担当セールスさんに相談してみることにしました。ハンコをついたのはまだ数時間前だから、まだ間に合うかもしれないという期待もありつつ、電話を入れました。
結果は…、
すんなりOKでした。
ただ、すでに契約してしまったあとなので、値引きなど含めた金額については提示されたものをそのまま受け入れるしかありません。ああ、今での交渉はいったい何だったのか…?
変更後は以下の通りとなりました。
●デリカD:5 Dプレミアム
OP ラグジュアリーパッケージC、カーテン、コーナーポール、ドアバイザー、スリーラスター、メンテナンスパック他
値引き額 34万5千円
総支払額 416万円
下取り額 115万円
デリカで35万円引きというのは、やはり物足りないですね。しかし無理を言っているのはこちらなので、文句は言えません。ちょっと高い買い物になってしまったな…。
Posted at 2017/01/26 15:10:57 | |
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クルマ購入 | 日記
2016年12月27日
購入を決めたとなれば、正式な契約書の作成です。
ところが、この時に重大なミスが発覚したのです。
当初私がオーダーした内容では「ラグジュアリーパッケージC」というメーカーオプションを入れていたはずでした。しかし、どの段階で抜け落ちてしまったのか、最終的に提示された見積書の中には、このOPが含まれていないということが判明したのです。
もともと私は、商談の途中から「ラグジュアリーパッケージが入っていないなぁ」と思っていました。しかし見積書の中に「OPT 062 46440円」という項目が入っていて、てっきりこれがラグジュアリーパッケージのことだと思っていました。というのも、9インチのナビを付けると、インパネ部の木目パネルが装着できなくなるので、その分を引いて安くしてくれているのだなと勝手に思い込んでたのです。ですので、ここまで特に確認もせずにきてしまいました。しかしいざハンコを押す段階になって「念のため」と思い確認してみたところ、やはりこれが抜けていたということが分かった、というのが顛末です。
これにはM氏も真っ青な顔になっていました。ちょっとお待ちくださいと言い残して事務所の奥に引っ込んでいくM氏。
10分ほどして、再び戻ってきました。しかしその表情は非常に険しいものでした。
M氏「すみません、ラグジュアリーパッケージは外したと思っていました・・・。」
私「私もラグジュアリーパッケージが入ってないなあとは思ってたんですが、見積書にある『OPT 062』っていうのがそれだとばかり思い込んでました。」
M氏「本当にすみません・・・。」
私「ということは、今出ている数字にラグジュアリーパッケージ分が上乗せということになるんですよね?」
M氏「非常に心苦しいのですか、そうなんです。ただ、それだと300万円超えてしまうんですよネ・・・。奥様にも300万円を切るということでご納得いただいたと思うので、なんとか300超えないようにしたいところなんですが、もう限界までやってしまっていて、本当にダメなんです。申し訳ありません・・・。」
この後、ひたすら謝り続けるM氏でしたが、裏を返せばそれだけギリギリのところまで頑張ってくれたという証拠でもあるわけです。そんなM氏に対して、相手のミスに乗じてさらに値引かせようというようなこともしたくはありません。ここは「気付いてたのに確認しなかった私にも落ち度がありますから」と言って金額アップを快く受け入れました。
ということで支払額は300万円を超えてしまいましたが、正式な注文書にハンコを押して、ようやく契約成立です。
でも、なんとまだこれで終わりじゃなかったんです。
Posted at 2017/01/26 09:37:42 | |
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クルマ購入 | 日記
2016年12月27日
本日、改めて一人で三菱のお店を訪れました。
最後にもうひと押ししてみるつもりではありますが、これ以上粘っても難しそうなところまでは下がってきたので、本心としては仮に前回と同額だったとしても契約するつもりでいます。
M氏「あれから奥様とはお話しされましたか?」
私「ええ。ただ、私がはじめに『デリカだったら50万くらいは軽く値引くんじゃないの?』みたいなことを言ってしまったから、先入観でまだいけると思ってるみたいなんですよ。」
M氏「うーん、もう本当にいっぱいなんですよ…」
私「端数切るのもムリという話でしたから、納車時ガソリン満タンとかそういうのももうダメですよね?」
M氏「すみません、もうどうにもならないんです。」
私「そうですよね、もっと安くしろと言ったら、隣のお店(中古車販売部門)にどうぞってことになりますよね。」
M氏「そういうこともあろうかと、実は、今日は新古車の見積もりも用意していたんです。」
なんと、まあ手際の良いこと。
たまたま、隣の販売店に新古車のデリカが何台か入っていて、その見積書を作っていてくれました。それによると、元試乗車で1年落ちで走行距離が約3000キロ、Dパワーパッケージの9インチナビ・リアモニター装着車、シルバーツートン、ブラック内装8人乗りという車両でした。これが下取り込みの支払い額で約265万円という金額になっています。新車と比べると約30万円安くなるという計算です。
しかし、1年乗っているということ、内装色が自分の欲しい色とは違うということ、さらに将来の下取り価格の差というところまで考えると、決してお買い得という印象はありません。
新車と新古車の見積書をテーブルの上に置いてしばし熟考したのち、
私「分かりました。これで!!」
そう言ってM氏に1枚の見積書を差し出しました。
・・・新車のほうに決めました。
M氏「ありがとうございます!!」
きっとM氏は、私の背中を押すためにあえて新古車の見積もりを用意していたんだろうな。
というわけで、ようやく、私のクルマ選びも幕を終えました。めでたしめでたし・・・。
・・・と、この時は、M氏はもちろん私もそう思っていたのですが、実はまだ紆余曲折あったのです。
Posted at 2017/01/18 16:58:09 | |
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クルマ購入 | 日記
2016年12月25日
ようやく購入車種を確定したところで交渉開始です。現在の見積もりは以下の通りです。
●デリカD-Powerパッケージ
(関東三菱オリジナルパッケージオプション装着車)
付属品値引き 29万7677円(本体値引きなし)
下取り車 108万5190円
支払い額 312万291円
今回の購入では9インチナビとリアモニターなどを装備した関東三菱オリジナルの「スーパーデイパッケージ」を考えています。Dプレミアムのロックフォードサウンドシステムは捨てがたいのですが、もしオーディオに不満があればスピーカーなどを交換してグレードアップすればいいかと思い、今回はDパワーで商談を進めることにします。
私「デリカってもうモデル末期も末期ですよね。それで30万引き程度だとちょっと買う気になれないですよ」
M氏「おっしゃることはごもっともなんですが、ディーゼルだと意外と値引けないんですよ。これがガソリン車であればもうちょっと頑張れるんですが…。」
私「でも、今のデリカを買った時は40万円以上も値引きしてもらってるわけですから、ディーゼルが搭載されたとはいえ、当時からほとんど進化していないのに値引きが7年前より少ないというのは、ねぇ」
M氏「そうですよねぇ…」
私「ズバリ、値引き60万、下取りを120万円、支払い額270万円にしてくれれば今日決めてもいいですよ。」
M氏「分かりました。ちょっと待っていてください」
私と奥さんを商談席に残し、事務所の奥へと下がっていくM氏。
私「結構無茶な条件を言ったつもりだったんだけど、なんか意外とあっさり下がっていったね。『こんな条件絶対ムリですよぉ』ぐらいなことは言われるかなと思っていたんだけど。」
奥さん「うん、最初っから無茶な要求だったら、持ち帰ったりしないよね?」
私「もしかしたらOK出るのかなあ? そしたら今日決めてもいい?」
奥さん「どっちにしても買うんでしょ!?」
そんな話をしていると10分ほどでM氏が戻ってきました。
M氏「・・・これでどうでしょうか?」
差し出してきた見積書を確認します。それによると…。
値引き 48万6947円
下取り 115万円
支払い額 296万9705円
さすがに要求額はそう簡単に出ませんでした。それにしても、あっさりと持ち帰った割に要求額にはちょっと遠いなぁ。期待していただけに、思わず奥さんと見積もりを見ながら「えっ!?」と顔を見合わせてしまいました。
M氏「正直、こんな金額出したことありません。私が社員割引でデリカを買った時よりも良い条件ですよ。」
私「あともう一息なんですけど、もうちょっともムリですかね?」
M氏「もういっぱいいっぱいですよ~。」
奥さん「端数切るのもできないんですか?」
M氏「奥様の言う端数って、9705円じゃないですよネ!?」
奥さん「もちろん! ぴったり290万円で!」
M氏「いや~、すみません。ここまでくると9705円も切れないんですよ。」
険しい表情のM氏を見ると、どうも本当に難しそうです。この後もいろいろと交渉してみましたが、1円も下がることはありませんでした。
本日はこの後仕事があったので、商談は時間切れとなってしまいました。M氏とお店側に検討の時間を持ってもらうという意味も込めて、明日改めてお店を訪れるという約束をしてこの日は家に帰りました。
契約は持ち越しです。
Posted at 2017/01/13 10:01:00 | |
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クルマ購入 | 日記
2016年12月25日
本日は奥さんと一緒に、三菱のディーラーを訪れました。奥さんにはこれまで、カタログなどで候補のクルマを見せていましたが、実際にクルマを見に行くのは初めてです。私自身、アウトランダーにするかデリカにするか未だに迷っているところがあるので、奥さんにも実車を見せて意見を聞き、クルマ選びの参考にしたいという思いもあります。
開店直後にお店に着きましたが、店内にはすでに3~4組のお客さんがいました。年末年始を目前にした日曜日ということで、帰省などの遠乗りに備えて愛車の点検に訪れる人が多いのかもしれません。
商談席に案内されてほどなく、担当のM氏が出てきます。
M氏「おはようございます。今日は奥様もご一緒ですね。」
私「ええ、今日は妻の意見も聞いてみようかと思ってるんです」
M氏「そうですか。ではクルマの用意もできていますので、早速お乗りになりますか?」
ということで、今日はまずアウトランダーPHEVから乗ってみることにします。静かな点や買い替えた感が大きいので、奥さんとしてはアウトランダーのほうが気になっている模様。特に、コンビネーションのシートの出来栄えには感心したようで「このシートなら遠乗りも楽にできそう」と言っていました。
奥さんも気に入っているようだし、これはやはり、アウトランダーが有力かなぁ。
続いて、デリカの試乗です。奥さんは、「(今乗っているのと)同じクルマなのに、試乗する意味あるの?」と、試乗前から後ろ向きな発言。まあまあとなだめながら助手席へと座らせます。しかしこの時点で、私も「やはりアウトランダーかな」という気持ちに傾きかけていました。
ところが、です。
お店を出発して通りに出て、クリーンディーゼルを搭載するデリカのアクセルを踏み込んだ瞬間、「あっ、やっぱりこっちだな」と思ってしまった(笑)のです。
前回の試乗ではデリカ→アウトランダーという順番でしたが、今回はその逆。後から乗ったほうが印象に残りやすいと思うのですが、前回の試乗後はどちらも甲乙つけがたいという気持ちでした。しかし今回ははっきりと「デリカのほうがいいな」と感じたのです。今のデリカはコストダウンで色々と装備が削られ、モデル末期であるにも関わらず「熟成」とは全く逆行し、明らかに安っぽくなっていることは百も承知です。しかしそれでも、やはり自分にはデリカが合っているということなのでしょう。この時点で私の気持ちはすっかり固まってしまいました。
お店に戻り、再び商談席につきます。
M氏「どうですか、試乗されてお気持ちは決まりましたか?」
私「はい、やっぱりデリカにします」
M氏・奥さん「!!」
営業のMさんも奥さんも、えっ!という顔をしています。そりゃそうです、試乗中は私も奥さんも「やっぱりアウトランダーかな」という雰囲気を漂わせていましたから、Mさんもすっかりアウトランダーだなと決めていたようです。
Mさんはともかく、奥さんからは反発されるかなと思っていましたが、もう好きにしたらと言わんばかりの顔で、私の考えをあきれつつも容認してくれているようです。
ということで急転直下、私の次期愛車選びはデリカ一本に絞って交渉を進めていきます。
Posted at 2017/01/10 08:21:46 | |
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クルマ購入 | 日記