高速道路の廃道区間をたどってみた!~その2
投稿日 : 2012年04月29日
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フェンスで区切られていますが、旧道の様子は現道(フェンス右側の道)からよく観察することができます。現道として舗装も新しくされた旧上り線と、放置されるがままの旧下り線の対比が面白いです。
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白地に緑色の文字で書かれた「栗原橋」の表示。これは高速道路にかかる跨道橋ではおなじみの表示ですが、一般道として転用された今でもこんな表示が残されたままとなっています。他にも高速道路時代のものと思われる遺物がいくつも残っています。
それを紹介する前に、この栗原橋の上に上ってみましょう。
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栗原橋の下をくぐって少し行くと、橋の上にアプローチする道が接続しています。
まずは橋の上から下り方向(大月側)を見てみます。
そこはちょうど現・中央自動車道と旧道の分岐場所でした。かつてはここで大きくカーブしていた中央道が、現在ではより直線的に整備され直されていることがよく分かります。
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今度は上り方向(上野原側)です。
高速道路時代の路面と白線がそのまま残されていることが良く分かると思います。
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高速道路時代の名残、その1。
「非常駐車帯の道路標識」
写真でパジェロミニが止まっているあたりでガードレールが路肩側にぐっと張り出しています。今は砂利敷きの単なる余白スペースのようになっていますが、高速道路時代はここに非常駐車帯があったのでしょう。
ということはもちろん、ガードレールも高速道路時代に使われていたものがそのまま残っている、というわけですね。
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名残その2。
「枯れ草に囲まれたガードレール」。
つやのないねずみ色をしたガードレールは、確かに高速道路でよく見かけるように思います。
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名残その3。
「速度の注意喚起標識」。
この辺りは上野原ICよりもだいぶ高い位置にあります。ICに向かって延々と下り坂が続いていたのでしょうね。
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名残その4
「急カーブの注意喚起標識」。
一般道となった今では、全く緩やかなカーブなのですが、高速道路時代には事故が多発する危険なカーブだったようです。
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