2回目のアライメント調整

足回りの仕様変更の為
連休を利用してDIYにて車高調の仕様変更とリアのアーム3種導入し車高を下げたのでショップにて2回目のアライメント調整をしてもらいました。

調整ヶ所は前後キャンバー角、前後トー角、リアのキャスター角(トレーリングロッド)の計6ヶ所。

フロントはピロアッパー部全倒しで4度半。
ZZ-Rの限界です。
これ以上はキャンバーボルトや同BLITZのミラクルキャンバーアジャスターが必要になりそうです。

リアはBLITZのミラクルストロークアジャスターを取り外し、代わりにCUSCOのアーム3種を入れたのでキャンバー角とトー角に加えトレーリングロッドでタイヤハウス後方へズレてしまったホイールのセンターを前方へ戻しタイヤハウスの中心にしました。

キャンバー角 前後4度半
キャスター角 前後0㎜
一般的にキャンバーをつける(ネガティブキャンバー)と僅かですが車高が上がります。
フェンダーアーチとホイールの隙間が狭くなるので車高が下がったと勘違いしやすいです

今回の足回りの仕様変更に伴いWORK CR2Pはリバレルに出して代わりに予備のホイールADVAN TC-4に履き替え。
タイヤサイズが違うので足回りの仕様変更で車高を下げて更にタイヤサイズでも車高が下がりました。

総括
今回は車高とアライメント調整をした後にホイールのオフセットの限界値を計算してホイールをリバレルに出しました。
ただ、リアのキャンバーを寝かした際に思っていたよりも内側へ入らなかったのは少し誤算でした。
フロント側はナックルとロアアームの接続部を支点にキャンバーが変化するのに対し、リアはアッパーアームが純正でロアアームを伸ばしてキャンバー角を調整しました。
この場合ナックルとアッパーアームの接続部を支点にキャンバー角が変化するのでホイール上部は余り内側へ入りません。
本来ならロアアームを純正でアッパーアームを短くする事が出来れば、よりホイールのオフセットが攻める事が出来、より深いリムにする事が可能です。
ですが86/BRZのアッパーアームは鋳物で構造変更が出来ない模様。
CUSCOからもアッパーアームは販売されていますが競技用部品で構造変更が出来ず車検に通らなくなります。
もし、アッパーアームも構造変更可能な物が今後出てこればより太い、より深いリムのホイールが履ける様になります。
尚、フロントとリアでキャンバー角が変化する支点が違うので前後のオフセット差がより多くなります。
純正でリアのトレッドが片側5㎜広がったので前後差片側5㎜。
前回の仕様変更で車高を下げてキャンバー角2度半で前後差片側約8㎜。
今回の仕様変更で前後差片側約10㎜となりました。
この10㎜の差をキャンバー角を起こせば解消されますがキャンバー角は前後揃えたいのでホイールのオフセットを前後で変えるか、フロントにスペーサーを噛ませる必要が有ります。