目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
いろいろ面倒を見続けていて、それなりに快調を保っている、我がHN11s・黒ゲート号。
しかし、ボディの経年劣化のような
「あまり目に付かないところから忍び寄る老朽化」が、やはり心配ではある。
予防治療の意味合いも込めて、アース強化工事を行ってみた。
部材は結構以前に仕入れてあったのだが、どこらへんに括り付けていいものかイマイチ解らず、そのまま施工準備のままに放置されていた。
一応簡易的取り付けマニュアルもあったので、調べたこともあったのだが・・・
逆に言えば、どうやらセオリーめいたものはあっても、正解らしい正解はないものと考え、思い付くかぎりをやってみたわけだ。
その後、スパークプラグ交換検討・状態確認の折
工場の親方がこれを見て、いろいろ意見を頂けたので
それにそって修正を行っている。
ちなみに親方さんは、ワゴンRなどで施工の実績あり。
2
ターミナルはこちら。
親方「バッ直でもええんちゃう?」
ワシ「あー、なんかこの方法で、バッテリ台座下にもアースが行くらしいです」
親方「ほー、そういう考え方もあるんやな。」
3
第一ポイント;バッテリ脇・純正アースカッツケ場所
これは基本ですね。
4
第二ポイント;デスビ脇・シリンダヘッド
最初、ヘッドカバーへ括り付けられた
エアクリのステーの取り付け基部に行ってたんだが
親方「どうせならシリンダヘッド直のほうが効果的やろな」
ワシ「何か適当なネジ穴ってありますかねぇ・・・」
親方「デスビの片方に潜り込ませれば簡単。但しシッカリ締めときよ」
その結果が画像の場所。
5
第三ポイント;プレッシャーセンサー・スロットルセンサー類集中箇所
こちらは当初、ワイパーモーター部・バルクヘッドにしていたのだが
親方「だったらセンサー類の近くのほうが効果的なんとちゃうかな、これ結構効くでよ」
というわけで括り付けようとしたが
自家の資材不足でボルトが回らず(スパナはダメ、メガネレンチ必要)、とりま近所のネジに仮付けしている。
脱落はないだろうし、電気的には同じ位置にあるわけだが、のちのち矢印の部位に修正の予定。
6
第四ポイント;上手ヘッドライト脇・純正アース位置
タービン上のカバーから、ひょろっと伸びる純正アースが、まもなく腐食で崩壊しようかという状態。
すぐに停まるようなこともなかろうが、確実に導通を妨げることとなるだろう。
実はこれが気になっていたため、どうせなら・・と思ったのが、キット購入の経緯だったのである。
その近所ということで、一番長いケーブルは
この場所へ持ってきた。
7
効果はあったと思われます。
全般に、アクセルの踏み込み強さを抑えても
同じ感じで走ってますね。
軽四は「気筒あたりエネルギーが小さい制約された環境で最大限の力を発揮させる世界」と思っていますが、そのためか、このような些細な差異でも、すぐにフィーリングの差になって反映されますね・・・
親方曰く、
「10万㌔も走った軽四ならやっといて損はない」
自身のワゴンR(同じF6Aターボですっ)の経験から、いろいろ親身になって教えて下さりました。
本当に、ありがとうございました!
(フツーなら工賃取って工事にでもしてる所やもんねぇ・・・)
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