目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) ![](/images/icon_difficult_on.svg) 中級 |
作業時間 |
6時間以内 |
1
エボ購入時からリアのブレーキローターが偏磨耗しているのがずっと気になっていたのですが、ブレンボ車のローターってけっこう高価なんでので放置していました。。
が、運良く程度のイイ中古品を2枚5000円と格安で手に入れることができたので早速交換していこうと思います。
画像ですが、見て分かるようにグズグズという表現がピッタリかと思います(笑)実質半分くらいしかパッドと接触していない気がします。去年の車検時に行った制動力テストもリアが極端に低い値だったのもこれが原因っぽいんですよね。。
2
では早速ジャッキアップして馬を掛けておきます!
エボをジャッキ1基で上げる場合、リアはデフケースにジャッキをかけます。フロントはアンダーカバーを外さないと無理なのでいつもジャッキ2基を左右にかけて上げてますが・・・(汗)
3
タイヤを外して~っとここで重大な事に気付きました!
「ん?ネオバのパターンがいつもと逆な気がする・・・」ローテーション表記を確認すると、見事に逆向き。実は画像1をよく見るとパターンが逆向いてるのがよく分かります。
以前外したのは・・・リコールだ!!
僕が全く確認していなかったのもあるのですが、3月頭から今までリアタイヤを逆回転で使っていたようです。。
まぁ500キロくらいしか走ってないんで何もなかった事にしておきますっ♪
4
今回ローターを交換するにあたり用意した工具等です。
ピン抜きのポンチはちょうどイイ径のものが無かったので2本用意しました。東急ハンズにある物が丁度イイとか。
ノギス、パッドグリース、エアラチェは無くても大丈夫ですね~。
あと、トルクレンチはあったほうがいいと思います。
5
ローターを外すにあたり、まずキャリパーを外す必要があるのですが今回はパッドもローターに合わせて偏磨耗しているはずなのでパッドも一度取り外して凹凸を慣らすために外していきます。
ローターだけ外したい場合はパッドを必ず外さなければならないという事ではありません。
パッドを外すにはブレンボのロゴがある面に2ヶ所見えるピンの頭をポンチとハンマーを使って裏側へ向かって打ち込むとパッドを固定しているピンが外れます。
6
ある程度打ち込んだら画像のようにピンを押さえている板バネを押し込んで縮めておきながら、裏側からピンを引き抜きます。
7
ローターが磨耗していない物ならプライヤー等でパッドの耳を掴んで引き抜けばパッドを取り出せますが、ローターの外周部に段ができるくらい磨耗しているとそのまま引き出そうとしてもなかなか出てきません。
そこで、ディスクブレーキピストンツールを使ってパッドを押し出しているピストンをキャリパー側に押し戻していきます。安いものでは3000円台からあるようなのでDIY派の方は持っておくと便利ですよね!
使い方は板状の部分をパッドの耳にかけてハンドルを回して板を広げていきます。本当はピストンに当て物をして板部分を掛けて広げていくのが正しい使い方だと思います。どちらにしろこの時注意しなければならないのが、エンジンルームにあるブレーキフルードのタンクです。
ピストンが押し戻されると、その分だけフルードがタンクに戻されますのでタンクからフルードが溢れないように作業します。ブレーキフルードは塗料を侵す性質があるのでエンジンルームでこぼしてしまうと厄介ですね。
それからパッドをキャリパーから抜き出す時、純正のシムは左右非対称形状なのでどの向きでシムがパッドに付いていたかを覚えておいたほうがいいですね。
8
右が外してそのままの状態です。予想はしていましたが、かなり凸凹していますね。
このまま取り付けるのは気が引けるので、平らな板の上に紙やすりを置いて左側の状態になるまで表面を削ってみました。
中央の溝に溜まっていたダストもしっかりと清掃しておきました。この溝が詰まると固有振動数が変わって鳴きの原因になったりするみたいです。(と1級課程の授業で聞きました!)
リアだけでも4枚あるので指が痛くなりますね~(汗)
続きは②へどうぞ!
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