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2016年09月14日

新幹線(中国)に乗ってみよう! (上海~無錫)

新幹線(中国)に乗ってみよう! (上海~無錫) 上海出張での鉄道事情(あのリニアは鉄道ではないですね)について書きます。

20年ぶりに上海に出張しました。20年前はテレビ塔が竣工した年です。さらに、高速道路は環状線くらいでした。

上海での打ち合わせの後で、無錫の国家施設に打ち合わせに行くため、新幹線を利用しました。

上海駅です。とにかく大きい。


駅前の広場も半端ない大きさです。年に数回、民族の大移動が起こる国です。こういう広さが必要なんです。この日は空いている方なんですが、それでも新宿並みに人がいます。人が多くても少なくてもTDLのようにジグザグに歩いて入口へ行きます。

入り口で待っているのは、手荷物検査と、パスポートチェックです。


当地では新幹線に乗るには身分証明書が必要です。現地の方たちはIDカード(マイナンバーカート゛と一緒ですね)でタッチしてます。我々はパスポートです。
空港と一緒の手荷物検査台に鞄を出します。
都市部の地下鉄にはこうしたチェックはありません。
リニアモーターカーは地下鉄扱いでチェック無しです。

上海→無錫は40分~50分ほどです。値段は、、、安いですね。
(リニアモーターカーに至ってはなんと50元でした)
ちなみに切符は乗車の際に必要ですが、降車の改札では手元に帰ってきます。


実は中国の新幹線の駅では、駅舎に入った後に、プラットホームにはすぐにはいけません。改札は出発の○分前と空港の搭乗口形式です。
上海では乗車客が多いので15分前に改札開始します。乗降客と書かなかったのは、新幹線駅では、乗車のお客と降車のお客は入り口出口が別だからです。
待合所は早めに来ないとイスがふさがってます。新幹線に乗る前30分くらいに来ないと、道路事情もあって心配だそうです。


サイトの借り物の写真で規模を感じてください。(お借りもの)


基本的に2階で改札してエスカレーターを降りてホームへ行きます。降車ではさらに地下へ下りて地下道をくぐって地上へとなります。
駅の規模がでかいので、とにかく延々と歩きます。


天井が高く、雨では役に立たないでしょうね。とにかく大きい、広いです。


今回乗る和諧号です。ハーモニーの意味です。国策のモットーがハーモニーだから、いろいろ車種がありますがすべて和諧号となってます。


往きはビジネスクラス(VIP)でした。車両種類がいくつかあるのですが、VIPカーの仕様はそれぞれで異なります。グランクラスをパクったなという豪華なイスです。このVIP室は5名定員という贅沢な造りです。ちらっと見えるきれいな尾根遺産がサーヒ゛スしてくれます。


オレンジジュース(ペットボトル)と写真のクッキーパイをいただきました。


窓を見ると少し心配になるものがあります。
窓を割るハンマーです。
時速300キロで走る新幹線の窓を割らなければならないシーンは想像したくないですね。(これ、リニアモーターカーにもあります)


さて乗り心地は?
とても快適です。ほとんどいやな揺れはありません。(揺れないということではありません)とにかく、まっすぐに突き進みますので、揺れるはずがありません。
トンネルもありません。(上海はたまたま平地だからかも知れません)
広大な大地も300キロで走ってます。私が乗ったものは300キロが最高速でした。
さすがに土地収用に国家権力が出てくる国です。高々10年程度でこれらのインフラを作り上げてしまうんですから。今までの住民は、ある日、「壊」と連絡が来たら、新地へ引っ越します。というような国には勝てないかもしれませんね。

無錫で政府系の機関と打ち合わせをして、サクッと上海に戻ります。

改札までの待合です。無錫は5分前に改札開始。
ケンタッキーフライドチキン(肯徳基)とマクドナルド(麦当労)とスターバックス(星巴克珈琲)はよく見かけます。
コンビニはファミリーマート(全家)が主流です。


上海よりは規模が小さいのですが、それでもでかいです。


復路は車両が違ったのですが、特等室でした。先ほどのように革張りではありません。定員数も若干増えます。

新幹線は日本からパクったと思っていましたが、実は日本との合弁のほかに、ドイツとの合弁やフランスなどいろいろあったんですね。
日本でのマスコミ報道は必ず偏っていますね。
復路は日本との車両でしたが、こちらは若干ボロかったです。


日本より安く、早く、快適。後発のメリットを最大限に活かしてますね。
はっきり言ってあの国民性は日本人にはかなり緊張を強いるのですが、
インフラ整備のスピードと規模に関しては圧倒的に負けてます。
日本人は理由もなくアジアの各国に人々を蔑視することがありますが、国民性と文化は大きく違えど、世界の覇者となるには、ああいう感じでなければなれないのであろうなというのは、直接接してみるとよくわかります。
日本人(の大層)は先の大戦で負けた以降はまさに平和ボケですね。


次回はリニアモーターカーについて書きます。これも素晴らしいものでした。
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Posted at 2016/09/14 22:48:06

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この記事へのコメント

2016年9月15日 18:31
こんばんは。
私も一度だけ乗ったことがあります。
上海の駅は空港ではないかと思う位に広いですよね〜(^o^)

窓のハンマーはいつ使うんでしょうね?
車でもないから、車内に閉じ込められるシチュエーションは考えられないのですが、、、
(^ ^)
コメントへの返答
2016年9月15日 20:33
こんばんは。ありがとうございます。
とにかく広いですね。新幹線だけでなく、地下鉄の駅も広いので乗り換えにたっぷり10分かかりますね。

あのレスキューハンマーはないですよねぇ。普通に線路上に停まっているときには使いませんから、以前のあのときのように、
高架から飛び出したり、自分の車両が宙吊りだったりした時のためですね。
必要なときに、自分が使えるような状態とはとても思えませんね。
2016年9月18日 0:29
ご無沙汰しております。
この路線は、開通当時蘇州まで中国製E2で往復しました。
当時は在来線にそのままでしたのでかなりスリリングでした。
先月、広州から深圳まで乗ってみました。それはボンバルディアでしたね(笑)
んん、ローカルのエンジニアに事情聴取してみましたが、かの地では完全に二極化しており
一定層以上はVOPで海外の情報を入手、バブル崩壊後、如何に生き抜くかを模索
それ以外の人々は.....
ま、日本でもそうですけどね
コメントへの返答
2016年9月18日 0:36
こんばんは。ありがとうございます。

上海よりも蘇州や無錫の方が観光には適してますので、次回はそちらに宿をとりたいとお願いしてきました。
50分ほとでしたが、快適だと思いましたね。

わが社が入る栓抜きビルの横に更に高いビルが建ち、景気足踏みを感じない勢いでした。

私たちも力強く生きないといけませんね。

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