黄の７号のブログ一覧

　５日間わたってお送りしてきた新カテゴリー「虚構タイムス」ですが、明日より不定期連載とさせて頂きます。今後ともご愛読よろしくお願いいたします。タイトルは、「虚構」とはいえ、身の回りに起きた事実をもとに書いてまいりますので、11月からもご期待ください。だいたい、ネタにできそうな出来事なんて、そう毎日起きたら大変ですwww。
　今月はPVの伸びも悪く、９ヶ月ぶりの10000PV割れかと思いましたが、お陰様で大台突破しました。ありがとうございました。11月は忙しくって、自分のブログ更新だけで精一杯になるかもしれませんお許し下さい。

では、今日の没ネタを一つ。

　市内に住む、自称・発明家、黄の7号さん(44)が全く新しいハイブリッド（HV)カーを考案し、近く、大手自動車メーカーと共同開発に乗り出すらしい。
　エコカー減税なども手伝って、一気に広まったHVカーだが、他のドライバーからは「燃費計ばかり気にするのか、制限速度以下でノロノロ走り、渋滞を巻き起こす。」「挙動不審なドライバーが多く、後続の車間距離は3倍必要」「優越感からか、黒いプ○ウスはだいたい凶暴でマナーが悪い」といった声を耳にする。
　マツダが開発した新型エンジンSKYACTIVはHVカー並みの燃費で好評だが、「でも、HVじゃないし〜」という声にはぐぬぬである。そこで黄さんは、動力ではなく、燃料に着目した。
　黄さんのアイデアはこうだ。「プ○ウスのバッテリーとモーターを取り除き、新たにハイオクガソリン専用のタンクを設ける。給油口も新たに設ける。そうすれば、重いもモーターとバッテリーから開放され、レギュラーガソリンとハイオクガソリンの「燃料ハイブリッド」となる....。

とまあ、こういう具合の話なんですが。所詮、没ネタです。

　
愛車の上で一晩を過ごす迷惑な猫に対して、市の「よろず相談」に対し、単独提訴を目指していた、同市在住の黄の7号さん（44）が、今年になってからの被害は無いことから、提訴を断念する方向で調整に入った。

　黄さんは、昨年冬より、ガレージ内に駐車している自家用車（いすゞ・ビークロス、平成11年式）のボンネットや屋根の上で一晩を過ごし、足跡や小傷をつける外飼猫、「ルイ」｛メス・推定８歳。）の被害に悩まされてきた。猫よけグッズや超音波猫よけ機等、予防策を講じるものの、決定的な効果はなく、飼い主も「ウチの猫ちゃんがやったという証拠がない。」として取り合わず、黄さんは市の「よろず相談」への単独提訴を目指し、防犯ビデオの設置、対地攻撃用衛星兵器SOLの導入を検討していた。

　ところが、例年寒くなると現れるルイを最近見ることがなく、今年の被害はゼロ。調べた所、ルイはこの夏に死んでいる事がわかった。ルイには、母親にあたる「ミーヨ」｛メス・推定１２歳）がいるが、こちらは太りすぎでビークロスの上に乗ることさえままならないことから、黄さんは「危機的状況は回避された」として、単独提訴を見送ることにした。今後「次に実害があれば、最終決戦兵器である、ラジエター液入り猫缶を迷わず投入する」としている。

　しかし、ミーヨによる敷地への侵入、金魚強奪やジュウシマツへの威嚇行動等の迷惑行為は続いており、黄さんの家族は取材に対し、「ICJへの単独提訴を見送った、外務省や政府党並のヘタレ対応と何ら変わらない。一家の主としての品格を疑う。」と怒りをあらわにしている。自治会長は「外務大臣と同様、現場のことはよくわからない。」と話した。

　娘が年頃になると、父親は、臭いだの、洗濯物は別にして欲しいだの、トイレが長いだの、毛嫌いされるのはどこの家庭も同じようだ。ある生物学者の話によれば、娘は近親相姦を避けるため、父親のフェロモンを拒絶するように予めできているのだという。一家の主といえども、本能的な拒絶と思えば、少しは気が楽になるだろう。
 
 　昨日、市内に住む会社員、黄の7号さん｛44）の娘・奈々子さん（17歳・仮名）はそんな父親のちょっとした異変に気づいた。帰宅した父から、いつもの体臭ではなく、女性の移り香がする、というのだ。気になった奈々子さんだが、父親の浮気を疑うものの、確証をつかむことができなかった。業を煮やした妻が黄さんに詰問し、事の真相が明るみに出た。黄さんは、こともあろうに、娘のシャンプーに手を出してしまったのだ。
 
　黄さんは、取材陣に対し、「いつも入れ物はヴィダル・サスーンなのに、中は詰替え用のメリットといった「野良シャンプー」ばかり使わされてきた。こないだはヴィダルにサンスター・トニックシャンプーが入っていて、殺意を覚えた。40を過ぎ、毛根的に焦りを感じていた。リガオスは高くてなかなか買えず、つい、「姉シャン」に手を出してしまった。迂闊だった。」と話している。黄さんは、以前も妻に内緒で「ピンク石鹸」を注文するなど、不可解な行動があり、関係者は、黄さんに「リガオス」を与え、毛根の回復を待って事情を聞くことにしている。

 黄さんに支給されたリガオス。
 

いつまでたっても浪費癖の治らない、市内のダメ会社員・黄の7号さん(44)宅に、今月も「イモゾン」なる人物から、心あたたまる贈り物が届いた。1年以上前から、届くこの謎の贈り物、毎回、コーヒー豆やキャラクターグッズ、お菓子など、黄さんの好みを熟知しているのか、バラエティに富んでいながらも、ドストライクな内容で、黄さんにとってはもはや「精神的な支え」らしい。

　しかし、今回は些か趣が違ったようだ。問題となったのは、同梱されていた1枚のメッセージ。このメッセージが世紀の大発見に繋がる可能性が出てきたのだ。


広告の裏に書かれた謎の文書。「スケベイス」という文字が見える。
一般的に「スケベイス」といえば、ロシアのボストーク湖に生息すると言われる、幻の二枚貝とされる。「イモゾン氏の妻が描いたという、「スケベイス」の絵は、ロシアの二枚貝研究の権威・P.マラネンコ教授が1889年に発見、その後、第二次世界大戦で行方不明となった、同種の標本と酷似している。
 
　
 
ある大学教授は今回の文書について、「この文書が「横浜南部市場まつり」のチラシの裏面に書かれており、イモゾン氏がこの市場で何らかの形で「スケベイス」を入手しようとしたが、失敗したのではないか」と推測する。
 
　イモゾン氏と接点がある、黄の7号さんは「イモゾン氏とは2年ほど前、ネットで知り合ったが、実際にあったことはない。「スケベイス」なんて座ったことも、使ったこともない」などと意味不明なことを話しており、今後、同氏から送られたという、謎のオブジェとの関連性も含め、慎重に調べていく。


 
 ということで、イモさん、今回もありがとうございました。いつもお心遣い痛み入ります。大変なときに恐縮ですが、ネタにさせていただきました。

今日未明、市内に住む黄の7号さん（44）の妻から、「朝起きると、夫がいない、」との連絡があり、当局が調べたところ、黄さんの自家用車が無くなっていることがわかりました。
　広告の裏に「gifってくるわ」という書き置きがあり、当局は事件事故の両方から操作を開始しました。

　
 その後、航空自衛隊岐阜基地近くの駐車場に黄さんのものとみられる自家用車が止まっており、まもなく、基地内にいる黄さんを発見、保護しました。
　黄さんの自家用車を発見した、近所に住む農業・原 かがみさん（78）さんは、「あんまり目立つ車なのですぐにわかった。まさかこんな近くでこんなことが起こるとは」と話していました。

　保護された黄さんは、「岐阜へ行ってくる」と書きたかったのだが、岐阜の「ふ」の字が書けるかどうか、怪しかったので、ローマ字にした。また、「逝ってくる」だったか、「行ってくる」だったか、どちらが正しいのか、よくわからなかった。」などと意味不明なことを話しており、当局は慎重に動機を調べている。
 　専門家は「ネット生活が長いと、正しい日本語とネットスラングの区別が付かなくなっている、これは黄の7号さんに限ったことではない」と話している。
 

2年ぶりの岐阜基地航空祭。生憎のお天気でしたが、迫力ある展示飛行でした。チョット早めに切り上げました。