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VG20DETのブログ一覧

2017年07月30日 イイね!

Y31グランツSVリフレッシュ整備 完了

リフレッシュ整備のために5月末から都内の整備工場に預けていた、わが家のY31グランツSV号が戻ってきました。

追加整備のために当初計画よりも多少時間が掛かりましたが、とても丁寧な作業ぶりに加えて、激変した愛車の様相に心底驚きました。



新車ラインオフから28年経過したタイミングベルト・ウォーターポンプ類が新品になりました。オルタネータも日産グリーンパーツのリビルト品に交換していただきました。



VG20DETエンジンのリアクランクシールからのオイル漏れも修理していただきました。作業を進めるにあたり、ヘッドまわりからもオイルにじみが確認されたので、修理していただきました。



RE5R01A型5速ATのオイルパンからのオイル漏れを修理していただきました。

追加修理で、今回山形から東京に向かう道中で不調になったATの原因も調べていただきました。加速のためにアクセルを踏んで負荷を掛けると、ATミッション周辺からガタガタと振動が出るトラブルです。

原因究明の結果、ATミッションに規定量を大幅に上回る量のATフルードが入っており、適正量に戻したら正常になったようです。整備完了後、500キロほど走行しましたが、不具合は収まりました。



高周波の異音が出ていた燃料ポンプも新品に交換していただきました。異音が無くなったことに加えて、精神衛生上の安心感が格段に違います。



時おり不動となっていたITエアコンのオートアンプも、手持ちの中古実動品に交換していただきました。

これまでは風量3段調整の28525‐14V00(アンプ上面に「3」の表示があるもの)が付いていましたが、交換後の28525‐1H211(アンプ上面に「5」の表示があるもの)は風量4段調整になりました。

ITエアコンのオートアンプは見た目は同じでも、部品番号の異なるアンプを接続すると正常に作動しないケースがあるようです。

かつて上面に「6」の表示のあるアンプ(28525‐1H100)を接続して動作を確認したところ、けたたましいブザー音が鳴り、慌てて元のアンプに戻したことがあります。

Y31のエアコンのオートアンプのことは分からないことだらけなので、今後も勉強しようと思います。



この度整備を依頼した整備工場様では、整備・修理のみならず、相当の時間を費やして実走テストを行っていただき、細部の不具合を洗い出していただきました。

上記エアコンアンプをはじめ、電装品の不具合などは、ヘリテージコレクションに収蔵してあるY31を用いて洗い出していただいたと聞いております。Y31オーナーとして、これ以上の喜びはありません。



夢のような環境で愛車を整備していただき、自分はもちろんですが愛車も喜んでいるように見えます。



7年間15,000キロ無交換だったスパークプラグも、新品に交換していただきました。

劣化していた各部のゴムホースも新品になりました。交換したゴムおよび樹脂製部品はやはり硬化が進んでいました。



見た目は何ひとつ変わらないはずの今回のリフレッシュ整備ですが、整備完了後の愛車は雰囲気がまったく変わりました。

昔サーキットや峠を走っていたとき、速い車は何となく雰囲気で分かったものですが、それと似ています。明確に説明出来ませんが、車のたたずまいがこれまでとは別格です。



今回のリフレッシュ整備に伴い、整備工場様のご厚意で整備作業の記録写真を1枚のCDに収めていただきました。膨大な作業写真が収めてあるこのCDは私の宝物です。

モーターファン別冊「日本の傑作車シリーズ第12弾」に取材協力をも行っている、整備工場様に作業を依頼して本当に良かったと思います。

今回実施した一連のリフレッシュ整備の流れは、下記に掲載しております。

2017 東京の旅   

2017 リフレッシュ整備     



名車のキャッチフレーズには、「若いというだけでは、手に負えないクルマがある。」とか、「誰だって、ふり返る。」とか、魂を揺さぶるフレーズが無数にありますが、「彼は、さりげなく、ぜいたくです。」というフレーズはまさしく、Y31グロリアのためのものだと思いました。

新車のY31にこそ乗ったことのない自分ですが、新車に迫るコンディションによみがえったわが家のY31グランツ号を、これからもより一層大切にして行きたいと思います。
Posted at 2017/07/30 18:17:05 | コメント(10) | トラックバック(0) | 日記
2017年07月02日 イイね!

極上KTサンバートラックを作る方法

6月中旬のよく晴れた日、みちのく旧車會の なめんなよ 氏からメールが届きました。

「知人の解体屋に外装バリモンのKTサンバートラックが入庫したそうです。前オーナーの情熱を引き継いでいただける猛者を探しています。」



添付された車両画像を見て、3秒後には購入の意思表示をしていたことは当然の流れです。



数日後、わが家に通算4台目となるKTサンバートラックがやって来ました。

昭和61年式、スノーホワイト外装/グレー内装の前期M-KT2型、4速MT、標準ルーフ4WD三方開、新車ワンオーナー、修復歴なし、改造歴なしのナイスガイです。



実車を目の当たりにして思わず悶絶しました。

30年以上前の実用車なのにサビ・キズ・ヘコミがほとんどなく、樹脂・ゴム部分の劣化もほとんどありません。下回りのフレームやサスなどは黒光りして、うちのY31グランツ号よりもきれいなくらいです。まるで昭和からタイムスリップしてきたようです。

これまでにKTサンバーは、前期・後期・営農・2WD・4WD問わず数十台見てきましたが、こんなのは初めてです。



当初、わが家の空調付ガレージで家宝にしている営農サンバーの部品取り車にしようと考えていましたが、あまりにもコンディションが良いので、仕上げて乗ることにしました。

しかしながら、今回購入したサンバートラック、ウイークポイントがあります。

エンジンと水回りのオーバーホールが必要です。

EK23型・水冷4サイクル直列2気筒OHCエンジンのヘッドガスケット周辺からエンジンオイルと冷却水が混じってしまい、エンジン内部およびラジエーター水回りに混合オイルが流れ込み、各部がドロドロになっています。一刻も早いオーバーホールが必要です。

というわけで、サンバートラックは来て早々に整備工場に向けて旅立ちました。



現在サンバートラックは、老舗の整備工場でエンジンオーバーホールおよび各部リフレッシュ作業中です。その間自分はバラバラに分解された部品を家に持ち帰り、洗って磨いてワックスをかけて仕上げています。



3万円で買った軽トラックに10倍近い金額と手間をつぎ込むなど、世間一般には到底理解していただけないと思いますが、かつて自分が多大なる影響を受けた、TOKYO中古車研究所TM福野礼一郎氏の「極上中古車を作る方法」をバイブルにして、サンバートラックを仕上げようと思います。



今年の秋口には公道復帰が出来るよう、精進したいと思います。



最後に、いつもながら有力な情報をご提供いただいた なめんなよ 氏に心より感謝いたします。
Posted at 2017/07/02 12:17:16 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日記
2017年06月04日 イイね!

ノスタルジックカー・ミーティング 2017 in さがえ

2017年6月4日(日)に山形県寒河江市で開催された「ノスタルジックカー・ミーティング 2017 in さがえ」にお邪魔してきました。当日は150台を超える展示車両と、多くの見学者で賑わいました。



↓ 今年の目玉企画はマツダ車特集とのことで、マットビハイクル(マットビークル)からユーノスロードスター、はたまたポーターキャブまで、多彩なマツダ車が目白押しです。


↓ ルーチェと比べると、ユーノス・ロードスターのコンパクトさがよく分かります。

ロードスターといえば、マツダが初代ロードスターのレストアおよびサービスパーツ供給の事業化を検討しているとのことで、これはマツダファンのみならず、スポーツカーやネオクラシックカーを愛好する者にとっても非常に嬉しい限りです。



↓ 当日は風があり肌寒い一日でしたが、会場にいたクラシックカーオーナーのみならずその同伴者も、往年のクラシックカーを目の当たりにしてニヤニヤが止まらない様子でした。


↓ ボンネットのパワー・バルジ!!サイド・プロテクターのあのエンブレム!!こ…こいつはシティはシティでも…!!シティターボだ!!

「よろしくメカドック」 の 「ブラック・シティの巻」 の風見潤ばりに叫んでみました。


↓ ニッサン勢も盛り上がっています。きれいなBCNR33も少なくなりました。


↓ 2シーター と 2by2 を比較する機会に恵まれました。MarZ 師匠に、ツーシーターとバイツーの相違点をかなり詳しく教えていただきました。

MID4を彷彿とさせる、リアテールのデザインが素晴らしすぎます。


↓ モデルさんの魅力を上回るエロマシンに遭遇しました。

前期グランツーリスモと#505ブラックの組み合わせは「神」です。前期純正エアダムバンパーと、前期純正アルミロードホイールだけで気絶しそうです。

今月6月17日で、Y31セドリック・グロリアがデビューしてから30年目を迎えます。


↓ 魅惑のスーパーターボにも遭遇しました。K10マーチ・スーパーターボと初代シティターボが展示されるという、本家ハチマルミーティングでも遭遇したことのないような様相に、かなり興奮しました。


当日の様相は、後日フォトギャラリーに掲載したいと思います。



会場でお会いした皆様、そして、nobu4284 様をはじめとするスタッフの皆様、大変ありがとうございました。
Posted at 2017/06/05 17:37:37 | コメント(5) | トラックバック(0) | 日記
2017年05月05日 イイね!

Y31グランツSVリフレッシュ整備

新車ラインオフから今年で28年目を迎えるうちのY31グランツ号ですが、各部リフレッシュ整備を行うべく、このたび整備工場に預けてきました。



日産ヘリテージコレクション収蔵車のメンテナンス等を行っている整備工場の工場長様とやり取りを行い、また、工場を見学させていただいたりして、以前から綿密に打ち合わせを進めておりました。

PGC10やZ432はもとより、戦前のダットサンの乗用車が平然と置かれているその工場、日産のコンセプトカーMID4のメンテナンスも行っている整備工場といえば、その強烈さがお分かりいただけるかと思います。



メーカーご用達の名門整備工場に、自分のような田舎者の素人が車を持ち込んで、果たして整備・修理などしていただけるのか、当初不安でしたが、工場長様からは快諾いただきました。

「今回ご依頼の整備・修理内容でしたら、お近くの日産ディーラー様でも問題なく対応可能だと思いますが、いずれにしましても、お任せいただけるのであれば出来る限りの整備作業をいたします。」

今回依頼するリフレッシュ整備の内容は、大まかに下記のとおりです。

① エンジンのリアクランクシールからのオイル漏れ修理

② タイミングベルトおよびウォーターポンプ交換

③ オートマチックトランスミッションのオイルパンからのオイル漏れ修理

④ 燃料ポンプ交換

⑤ オルタネータ交換(純正リビルト品にて)

⑥ スパークプラグ・デフオイル・LLCクーラントなど、各消耗品・油脂類の交換

⑦ 室内関連、ATコントロールコンソールのプラスチックカバー交換やストップラバー交換など、細かい内装部品の交換(製造廃止部品はワンオフで作成)

⑧ 新品タイヤ(ダンロップVEURO VE303 )205/65R15 交換


上記に加え、各部を点検して追加整備が必要な箇所があれば追加ということになります。交換が必要な部品は、可能な限り純正部品を使用します。

下世話ながら、金額については上記作業内容でおよそ50万円程度を見ていますが、わが家から整備工場に向かう道中で新たな不具合箇所が出てきたので、予算額を上回ることは必至です。



見た目は何ひとつ変わらない今回のリフレッシュ整備ですが、旧きよき時代の日産車を最良のコンディションで後世に引き継いで行けるよう、精進したいと思います。

整備が完了するのは、およそ一ケ月後の予定です。
Posted at 2017/05/27 21:57:29 | コメント(10) | トラックバック(0) | 日記
2017年04月29日 イイね!

2017 オールドカーフェスティバル in ゆらら

平成29年4月29日に山形県中山町で開催された旧車イベント 「2017 オールドカーフェスティバル in ゆらら」にお邪魔してきました。

今年で10回目を迎えるこのイベント、前日までの天気予報は雨予報でしたが、当日は奇跡的に晴天に恵まれ、テンションMAXで会場入りしました。



参加された150台に迫る車両すべてを掲載するのは不可能ですので、Y31とF31系のみを紹介します。

↓ 車検整備を済ませたばかりの港304号です。



infinitym20 先生の後期F31レパードアルティマターボです。ブラックパールメタリックのワントーンに加え、ナンバープレートがそそります。



↓ 前期Y31セドリック4ドアハードトップV20ツインカムターボグランツーリスモSVと、前期Y31セドリック4ドアセダンV30EブロアムVIPの並びです。

受注生産色ホワイトパールツートーン(#2F5)と、グリニッシュシルバーメタリックツートーン(#3F9)の車両の並びは超希少です。思わず悶絶しました。



↓ Y31セダンとSY31の並びは希少です。Cピラーの違いはもとより、細部の違いに思わずうなりました。



↓ ワイドバンパー・リップスポイラー・ボンネットマスコットは「三種の神器」だと思いました。

会場ではY31保存會の新東北ブロック長の MIYAGI31 様にお会いすることが出来ました。MIYAGI31 様、そして保存會の皆様、会場では大変お世話になりました。



↓ Y30とY31の並びです。フロントフェンダーのエンブレムバッヂはエクスタシーです。



会場では車種・ジャンルを問わず、多くの旧車愛好家およびみんカラ仲間とお会いすることが出来ました。

旧車を通じて多くの仲間と親睦を深められることは、本当にありがたいことです。このイベントを企画・運営されたみちのく旧車會の皆様に改めて感謝いたします。



お会いした皆様、大変ありがとうございました。
Posted at 2017/04/29 19:27:11 | コメント(11) | トラックバック(0) | 日記

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「@63グランツ 様、パワフルなオーナー様は山形にいらしたその足で青森に向かいましたwww」
何シテル?   05/01 17:45
古き良き時代の自動車を後世に引く継ぐべく、日々精進しています。
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