オリジナルKei専用網戸 試作初号機 1/3 (後席編)
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) 初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
先日、装着方法で頓挫した「オリジナルKei専用網戸 試作零号機」の続編です。
画像は、網戸装着位置を車外から車内に仕様変更した「試作初号機」の姿。
いまだに「試作」が取れず制式化していないのは、まだ不完全な部分があるからで、その点は後述します。
ちなみに、制式化は来年になるかも・・・。
2
「試作零号機」で悩んでいた装着方法ですが、結局、「ゅたパパ」さんのありがたいコメントにヒントを得て思い切って発想を転換し、車外から車内に変更することにしました。
この仕様の利点は以下の通りで、今となっては良い事ずくめな気がします。
1.車体表面塗装を傷める心配が無い。
2.急な雨でも外す必要が無い。
3.急な雨でも窓を閉めれば濡れることも無い。
4.汚れることも少ない。
5.後席に限っては、視界は悪いながら装着したまま走行も可能。
6.既存パーツを利用しての装着方法なので、追加出費が無い。(笑)
と言うわけで、まずは「試作零号機」で用意したネットを、今回はドア内側から仮装着します。
この時、できるだけカット箇所を少なくするため、ネットの上端はドア内側の塗装面上端に合わせます。
3
今回、ネットは車内側ウインドーのウェザーストリップ(ゴム)部分に挟んで装着するので、現物合わせで不要な部分をカットします。
サイズ的には、ほぼ塗装面と同寸ぐらいで良いでしょう。
画像中央下のハギレはカットした不要部です。
4
ネット後下端はウェザーストリップが無いので、ウインドー後端にある画像中央の三角黒パーツ(名称不明なので仮称)を外して挟み込むことにします。
この三角黒パーツは、上下2個のプッシュリベットで留めてあります。
プッシュリベットは、その名の通り中央部分を押すと緩んで外すことができますので、適当な棒状のもの(画像の竹製割り箸とかプラスドライバーの先端とか)で押し込んで外します。
この時、強く押し過ぎると、中央部分がドアフレーム内に落下してしまうので、慎重に加減しながら作業します。
(実際に1個、落下させてしまいました・・・orz。とりあえず代わりを買ってくるまで、口径5.5mm網戸ゴムのサンプルをカットして、ロストした中央部分を代用してました。)
5
プッシュリベットを外したら、三角黒パーツを前方にスライドさせるとツメ部分(緑丸)が溝から抜け、完全に取り外せます。
ネットを塗装面に巻き込んだら、緑矢印の溝にツメを引っ掛けるようにスライドさせて再装着します。
この時、ネット全体の位置決めをすることになるので、上下左右の調整をして、少しテンションをかけて再装着し、中心部分を引き出したプッシュリベットを押し込み固定します。
なお、ネットのプッシュリベットが入る部分には、棒か何かで穴を開けておくと楽です。
「ほつれ」が気になる場合は、薄いハトメで処理すると良いかも。
同様に、ネットの三角黒パーツ下にあたる部分は、ドア内張り後端にプッシュリベットがあるので、これも一旦外して内張りの隙間に巻き込み、再度プッシュリベットで固定します。
6
あとは、車内側ウインドーのウェザーストリップ部分を一旦外しながら、ネットを巻き込んで張っていきます。
画像のような竹製割り箸や、先端をマイナスドライバー状に削った竹串などを使うと効率が良いです。
特に削った竹串は、ドア前方の内張りの隙間にネットを巻き込むのに重宝しました。
7
ウインドー内側全体にネットを巻き込んで、とりあえず仕上がったところ。
画像ではドアインサイドハンドルがネットの下に潜ってますが、少しめくってネットの車内側に出しておいても問題ないでしょう。
あとは、反対側も同様に施工すれば、ひとまず後席分は終わりです。
「完成」と言えないのは、ネット下端がオープンになっているので、外側から強風が来ると、虫やゴミの侵入を許してしまうからなんです。
でも下端を長めに残しておいたので、ネットの左右方向を強めにテンションかけて張っておけば、日常使用なら大丈夫かと。
まあ、マッチョな蚊やアブ、ハチさん達に敵対的進入を試みられたら、その時はウインドーを閉めて篭城することにします。
なお、制式化にあたっては、真夏の車内温度に耐えられるようなゴムヒモ状のものを、ネット下側にあたるドア内張りに水平に張って、ネット下端を挟んで留めようと考えています。
8
後席に限っては、ネットを強めに張っておけばウインドーを開けても公道走行に耐えました。(保安基準NG?)
もちろんウインドーを閉めるのも、斜め後方の視界不良を除けば可能です。
でも、片側2車線以上や市街地で右左折が頻繁にあるような走行時は、安全のため画像のようにウェザーストリップ部分を外して巻き取っておいた方が良さそう。
なお春~秋のシーズン中は、収納・着脱の手間を省くため、プッシュリベット部分は装着したままで運用することにします。
後席編、完。
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