ビルシュタイン B14 PSS Kit 47-167490 (HE5-G749)  

言うまでもなく、この自称Bilstein Editionの中心となるパーツです。
ブログで散々書いた通り、個人輸入品です。ビルシュタインのカタログ(英語版)からMazda2用を見つけ出して、イギリスの通販サイト(e-Parts.co.uk)から取り寄せました。取付はプリメーラ時代から懇意にしてもらっているショップに持ち込んで付けてもらいました。ショップでダウン量少なめで取り付けてもらって、帰り道の第一印象は相当ハードかなと思いましたが、300km前後走ったある瞬間から一変してハードながらも衝撃を一発で吸収する見事な収まりの良さを見せ始めました。
ただ、純正よりはバネレートがかなり高いので、橋の継ぎ目などの大きな段差では強い衝撃が来ます。取り付けた翌年に豚ちゃんからオートエクゼの前後タワーバーを譲り受けた後、乗り心地が激変しました。衝撃はそれなりに来ますが、ビル足にボディが負けなくなりました。
この価格(通関料・消費税込、購入当時の為替レート(￡=\125.051…カードで外貨決済したので相場より2～3円高い)によるカードでの送料込の支払額、工賃別途)で、この品質(ビルシュタイン謹製チューニング)、絶対買いです。大きな金額でリスクも大きく、自分の中でも数ヶ月躊躇しましたが、歴史的な円高を機に思い切ってポチってみました。得た物は大きかったです。
また、私の後でこれを取り付けたde.hayabusa様が指摘されましたが、そのまま取り付けるとトーアウトになって車検に通りません。ビルシュタインのセッティングポリシーの可能性がありますが、取り付けた後でトーを調整する必要があります。

ハードルは言語以外にもあります。保証やサポートがないのはもちろんのこと、部品仕様の微妙な違いによって取付自体が出来ないリスクもあります。素直にオススメとは言い難いので、評価は普通に止めておきます。そのハードルが問題ない人なら五つ星の買いです。少々の難しさを乗り越えてでも手に入れる価値は十分にあると思います。

取り付け直後に撮影した、後ろの下から覗き込んだ、左リアの写真が見つかったのでアップします。このカラーリングだけで個人的には星一つアップです。（笑）
（フロントのショックはシルバー…）
プリメーラでビルシュタインを入れて以来、すっかり信者になってしまいました。低速で凸凹道を走ると想像以上に揺すられるので、国内向きとはお世辞にも言えません。ところが速度レンジが上がると、想像以上に衝撃をバネ下でいなしてくれます。純正の脚も悪くはなかったと思いますが、もう今となっては思い出せないくらい全く違う車になってしまいました。

２０１４年５月上記一部修正の上追記：その後、大幅に円安に振れて、現状の邦貨は計算する気にもなりませんが、自分がこの車でもう一度車高調をどうにかする必要があったら、次回もこれを選ぶ気持ちに変わりはありません。

関連情報URL：http://www.bilstein.de/en/downloads/catalogues.html