SPOON リジカラ （リジッドカラー）  

巷で大評判（？）のリジカラを入れてみました。

量産車のボディとサブフレームの締結部分は、生産組立効率上の観点から遊びや隙間が存在します。その隙間を埋めて締結強度を上げる役割をするパーツです。
リジカラ開発元のSPOONの話では、BMWは組立精度が高いのか、締結部分の隙間（ガタ）も国産車に比べると驚くほど小さかったそうです。
（やはり、BMWを始めとするドイツ車は、製造公差の許容限界（目標）が厳しいんでしょうね。）

装着後、一般道から高速までひと通り走りましたが、たしかにステアリングの「据わり」や直進安定性は向上しましたね。
まあ、リジカラの仕組みを考えれば、何ら不思議なことではないんですが。
でも、今回は一緒に車高調装着で狂ったアライメントも取り直したので、そのおかげかも知れません（汗）

あと、皆さんがよくおっしゃっている『乗り心地が良くなった！』というのは感激するほどの変化は得られませんでした。
段差を通過した時のショックが『変わったかなあ？いや、変わってないかも…。』という感じ。
過剰な期待をしなくて良かったです。
（ちなみに私は、自分で言うのもおかしいですが、これでもかなり敏感な方です。）

脚回りをオーリンズDFVに変えた時点で突き上げ感はかなり改善されていたので、もしかするとこのリジカラってヤツは脚回りと相性があるのかも知れませんね。

E9ｘ向けリア用リジカラも早ければ来年１月にも発売されるそうですが、この程度の変化なら僕はフロントだけで十分かも知れません。

ただ、今後アライメントのズレは発生しにくいと思いますし、やはり気分的にはとても安心できます。

関連情報URL：http://www.rigidcollar.jp/