壁にＫＩＳＳ

新年初出勤、その瞬間は訪れました…（あ、ゴマめったわけではないですよ！？ｗ

もう除雪に恨みすら沸き始める自宅前の氷の傾斜。隣家のマナー…それを避けるのでますます踏み固められていく道路。

また立ち往生しました…。あかん、騒いだらまた父親に怒鳴られる。そう思いながらゴニョゴニョしていると「壁とバンパーくっついてるやんけ！！」

自宅前でこれかよ＿|￣|○　ロードサービスしかないと思ったその時。。。

父が駆けつけてくれました。

「また怒鳴られる」「また罵声を浴びせられる」そんな風にしか思っていませんでした。通りがかりのオジサンと押してくれて…仕事から帰ってきたら道が広くなっていて「人の手じゃとても無理」という状態の路面を馴らしてくれていました。

氷塊どころじゃないですよ？　腰痛いハズなんですよ、きっとスコップで突くたびに電気が走るような痛みだったに違いないんです。

それを目の当たりにしたとき「頭を下げよう。親の機嫌次第で祖父母を怒鳴るなど許せないことがあったとしても、今この状態を見て感じることは感謝しかない。そして怒り任せに蹴りを入れてしまったのも今でなければ一生謝れない気がする。」

父は正月中に具合が悪くなった祖父の付き添い、目の手術後通院が必要な祖父母の道の下見、毎日の買い物に食事の用意。僕が気づかなかった、見えていなかった、過去までさかのぼればもっともっと…。家庭の外でのことももちろんあったでしょう。気に入らないことがあればすぐ怒鳴ったり態度に出しますが。

自分は天狗になっていたのでは？

着替えもままなならないまま部屋に駆け上がり頭を下げました。こんなに深く長い時間人に頭を下げたことはありません。許しを得られなくとも「下げなければならない」と同時に「言葉が帰ってくるまで面は上げない」覚悟でした。

正直悔しかったです。言い分は僕にもあるけど「人のためにここまでやれる人にすべき対応ではなかった」という気持ちが勝りました。

父はたった一言「それは割り切っているから」と。

わだかまりが完全に溶けたわけではないし、「それとこれは別（言った通り数か月後には出ていけ）」という意味かもしれませんが…自分の行動を改めて見つめなおそうと思いました。

車の傷は見つめたくないけど＞＜

でもご近所さんの前で爺さんばあさん含め怒鳴るのは勘弁してほしいなあ…

てゆーかすっごい予算投入してるんだから道をキレイにしてください(´･ω･｀)