『告白』日本アカデミー賞記念1000円だったので観てきました。題材はともかくいろんなものが兼ね備わってる映画なんですね(*ﾟ▽ﾟﾉﾉﾞ☆

今更ながら
『告白』
を観てきました。

近所の映画館で
日本アカデミー賞記念1000円だったので。






実際公開している時期に観ることもできたのですが・・
確か６月くらい？

題材がどう見ても、映画館を出るときに楽しく出れるような映画ではなかったたため
避けました。

けど、こんだけ賞を獲って騒がれてしまうと・・どうも見に行かねば・・っと思うのがこのオッサン。

どう考えてもDVDを購入して家で観たい映画ではないので・・・ (笑)

内容は、予告通り自分の娘をクラスメートに殺された中学校１年生担任　森口悠子　の最後のHRの言葉から始まります。この担任を松たか子さんが演じてます。

さてさて、この告白時のクラスは完全に崩壊してるんですが、このときのカメラの動き方がすげーっ。
１つの部屋での映画を展開するときには、かなり映画としては難しいんだと思うんですが、それだけ脚本と撮影のカメラアングルがきちんと考えられているんだな～と感心してしまいました。

そして、１つ１つ内容が明らかになることで、いろんな姿が明らかになっていきます。
どうしても映画でよくないのは
ナレーションで喋ってしまう
登場人物に喋らせてしまう
といったことをするのですが・・それがない。

１つの部屋でのハマった映画は下に（笑）

そして、映画の途中にして、担任の森口が教室を去っていきます。
『えっ？』
時間にして１時間くらいで終わった？

そうではなく、告白はこの事件に関係する多くの人の告白であったのです。
これは完全にストライク！

１つの事件をいろんなひとの見方から作った映画は面白い作品が多く好きなつくり方です。こういうのを群像劇というんですが、うまーく作られてます。
これもまた、下に名作リストを（笑）

もちろんですが、多くの人が告白するごとに事件のことが浮き彫りになってきます。
最後にはどうして、この事件が起きたのかがわかってきます。


映画のテーマである少年の犯罪ですが・・。
なぜか途中、昔見た
リリィシュシュのすべて
を思い出しました。




ただ見終わってみると、映像的には『告白』のほうがグロかったですが
内容的にはこの映画の方がグロかったです。

確かに昨年映画館で観た邦画の中で、作り方、見せ方、話題性
ともにピカ１かと思います。


この中島哲也監督ってすごいですね。

下妻物語では笑い


パコと魔法の絵本では泣き



この告白では考えさせられました。
１つの監督でこれだけ違うものが作れるってのはすごいですよね・・。

★★★★★ですね。

ただ、怖くて家では見ないと思います。
あと生徒の修哉の子役、めっちゃ演技うますぎです。


 





１つの部屋の中で脚本が書かれたハマった映画は以下の通りです。
 少ないですが、うまいです。

12人の怒れる男



レザボアドックス



タランティーノの映画はほとんど主題歌・挿入歌もはまってサントラ買ってましたw

レッサー・エヴィル



クリムゾンタイド




いろんな人が主人公！群像劇名作リスト！

パルプフィクション


映画おたくになった記念すべき作品です(笑)

ジャッキーブラウン



マグノリア