
28歳の誕生日の昨日、無事チビ君と退院しました(^^)
今回女って凄いなーと思い知った
出産当日、予定日超過の為朝から促進剤点滴投与すると、二時間半で陣痛が3分間隔になったんだけど痛みは弱い
ところが赤ちゃんの心拍が低下し通常の半分以下になりアラームが
促進剤を停止して子宮口の開きを確認するとまだ2cm
まだまだこれからなのに今これだけ心拍がブレるということは何か異常があって赤ちゃんが陣痛に耐えられないかもしれないとのこと
再度促進剤開始するとまた心拍にブレが
赤ちゃんが可哀想なのでもう出してあげましょうということで緊急帝王切開に
じゃ20分後に始めましょう
て早!(゚Д゚)
看護士さんたち超バタバタでドンガラガッシャーンてやってて、まだ実感わかず他人事のうちは大爆笑
あれよあれよと真っ裸に手術着にさせられ手術台に
腰椎麻酔を打ったら、どうやらうちは腰椎までが凄く浅くて針が全然入らないらしく先生や看護士さんたち、浅!(゚Д゚)って驚いてた
腰椎麻酔って激痛って聞くけどうちは全然大丈夫だった♪
で、手術用のあのライトがついてうちから先生が見えないようにされて、まだ他人事のうちは、手術っぽーい!(゚▽゚)て興奮して先生に手術っぽいてか手術だからね(^^)なんて諭されちゃったりして
腰椎麻酔って痛みはなくても感覚はあるので、お腹切られるのも、開かれるのも、チビ出す為腹の中かき回されるのもわかる
うちは感覚が鋭いとかで、かき回されて引っ張られる内臓の気持ち悪さを脳が痛覚と判断して結構もがいて、終始肩を押さえられてたわ
手術開始からチビが出るまではものの15分程度
取り出した瞬間、膨れてたお腹がバサッと凹んだ!
(゚Д゚;)
次に胎盤とったけど掃除機みたいので中を吸われてたのが超気持ち悪いし、胎盤剥がれるベリベリという感覚が痛くて(という誤認識で)気持ち悪かったー!
で、チビの泣き声が聞こえて涙が出てきて
同時にやっと手術した実感がわき、出血による寒気に襲われて超気持ち悪くなってきて
助産師さんがチビの顔をうちの顔に触れさせてくれたら凄く温かくて、また涙が出た
そこで麻酔によって眠らされました
次に目が覚めた時は個室に寝かされ、旦那が手を握ってくれてた
麻酔がきれてきて腹部に人生最強の激痛が走っていて、少しでも腹筋を使うよーな動きはピクリともできず、痛みで声も殆ど出せない
何時間も同じ寝姿で腰も猛烈に痛いけど寝返りもうてず、定期的に見にくる看護士さんに頼んで向きを変えてもらう
これが激痛
傷に反応して38度超えの熱が出て、痛みで朦朧とするのか麻酔で朦朧とするのか熱で朦朧とするのかわからなかった
夢うつつに、バカボンドの宮本武蔵も切られて熱出してたけどこんな痛みたったのかな…
侍で切られた人は辛い思いをしたんだな…
こんな痛みの中死んだら成仏できないな…
とかくだらんこと考えてた( ̄∇ ̄)
麻酔が完全に切れる頃痛み止めが投与されなんとか耐えれる痛みになり、翌日には尿の管も抜かれ1人でトイレに行けと言われる
ベッド上で足をスライドすることすら手を使わなきゃなのに、立って歩いてしゃがんで腹筋使うとかマジ無理!(゚Д゚;)
と思いつつもやれと言われたらやるしかなく…
個室にトイレついてるけど遠く感じ、尿意が恐怖だったわ…
頑張る元気を貰う為に新生児室までチビ見に行ったら、Miykoさん歩いてきたの!?元気だね!(゚Д゚;)と看護士さんに驚かれた
歩けと言っても術後翌日は痛みで部屋で過ごす人が多数らしい
でもまぁ日に日に良くなるわけで、術後はもう子供産みたくない!って思ったけど痛みは忘れるね
抜鈎(傷をふさいでいるホッチキスみたいなやつ)の時、先生がうちの胎盤の写真を見せてくれた
通常へその緒は胎盤の真ん中についてるけど、うちはそれが卵膜についてる「臍胎卵膜付着」という発生率1~2%の異常で、胎児成長不良・早期胎盤剥離・胎児仮死等の可能性があったそうだ
さらにうちはへその緒の一部が細くて千切れそうになっていた為、41週まで無事に育ち生まれてくれたことがどれだけ凄いことか実感
生命の誕生、お産はマジで命がけなんだと、身を持って再認識させられた
そして人間の体の回復力!
あの地獄の苦しみから一週間、まだ多少の痛みはあるものの切腹してもほぼ日常生活ができるまで回復するんだもんなぁ…
十月十日で生命を作り、痛みに耐えて産み、またその痛みを体験してもいいと思える女はマジで凄い生き物だなぁと思う一週間でした
Posted at 2012/08/14 15:13:46 | |
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