目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
入れ換えたオーディオでは、アンテナ電源がラジオに切り替えた時にのみオンになる(つまり、ラジオでない時にはオフ)のではなく、常時オンになる。
つまり、キーを回せば、すぐにアンテナが伸び、ラジオを聴いていなくても、アンテナは伸びっぱなし。
これはちょっとアカン、という事で、アンテナを固定アンテナにしようと思った。
まぁ、前からモダンなショートアンテナが良いかな、と思っていたので、やってみることにした。
いろいろ調べると、まずはアタマのメタルパーツを外すらしい。これはパーツの切り込みにラジオペンチの先を突っ込んで回す。「固くて外れない」と書き込んでいる人もいたが、ウチのは軽く回りました。
写真は、外した後。
で、この後、この黒い樹脂パーツを外す。樹脂バーツはねじ込み式なので、回せば取れます。
2
外したパーツ。
これは樹脂ではなく、本当に金属。最初は気付かなかったが、これが金属なのには理由があった。
実際、固定アンテナ用のベースでは、このような金属パーツは無いようだ。
3
外したオートアンテナ。
結構重たい…。
固定アンテナを取り付けるには、アンテナのベースが必要だが、オートアンテナはベースにあたるものが無く、このでっかい塊が直接ボディからアタマを出している。これを全部取り外すと、ただ穴が開いているだけ。
要は、ベース(4500円)を買わなきゃ話にならない…ように思えたが、もうちょっと考えてみよう。
4
まずは、ちょっと分解してみようと思い、でも、モーターや伸縮式のアンテナそのものは、今回無関係。外れるところを外そう、と思いアンテナが差し込まれているチューブを取り外してみた。
外したパーツは、金属のチューブのようになっていて、アンテナケーブルへのジャックが付いている。アンテナ側は、アンテナそのものとモーター本体。
という事で、最初に外したパーツが金属だった理由がわかる。アンテナ本体からケーブルへの接続は、アンテナロッドの一番太いところがさっきのメタルパーツもチューブの中を通され、それに接し、さらにこのジャックの付いたチューブに接することで繋がっている。
電波は、アンテナで受信され、それに接触するメッキのメタルチューブ、さらにそれに接触しているジャックの付いたチューブから、ジャックを通してケーブルへつながるというわけ。
このチューブパーツは最初にボディの上に出ていた黒い樹脂パーツにねじ込みで繋がるので、それを使えばこいつはボディに固定できる。
仮に、このチューブパーツに固定アンテナを取り付けるとすれば、ベースになるものをチューブの中に詰め込んで、チューブに固定すれば、このチューブパーツはボディに固定できるので、アンテナベースとして使えるのでは…???
5
と言うわけで、いろいろ考えたのが、コレ。
右はジャック付きのチューブパーツで、左にあるのは、固定アンテナ繋げるイモネジ(購入したアンテナに附属していた中で一番長いやつ)を取り付けた、延長ナット(M5とM6用を組み合わせ)、それにM6のネジに繋げたもの。
ネジにはナット2個とワッシャーを通しているが、このワッシャーがチューブパーツをアンテナ取り付けのベースとして使うためのカギだった。
6
この写真ではネジを外しているが、さっきの写真のように組み上げたものをメタルチューブパーツの中に通すと、ネジを通したワッシャーが、メタルチューブの径よりは大きく、ジャック付きのチューブの内径よりは小さいため、ジャック付きのチューブにはうまく入り、メタルチューブには引っかかる。
引っかかったところで、長さはメタルチューブパーツのアタマから固定アンテナを取り付けるのに十分な長さだけイモネジが顔を出すようになる。
で、そのイモネジをアンテナにねじ込めば、アンテナはメタルチューブパーツに固定される。
メタルチューブパーツは、ジャック付きチューブパーツにボディの上側から黒い樹脂パーツでねじ込みで固定できるので、これらが組み合わさって、固定アンテナベースとして使えるようになる。
これで、アンテナベースを買わなくて済んだと言うお話。
ところで、ネジやら延長ナットやら、ワッシャーやらは、全て伝導性の金属なので、アンテナからメタルチューブ、ジャック付きチューブは全て触れ合い、アンテナが受信するラジオ電波は、ケーブルを経由してオーディオセットに伝わる。
7
全て組み上げ、ボディに取り付けたところ。
トランクルームの中で左側に突き出しているのがアンテナジャック。
8
完成図。
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