
「自分で出来たらいいなあ・・」
「面白そうだし、いつかやってみたいな」
と、前々から思っていた
塗装。
でも、エアコンプレッサーの出力やタンクの容量など、クリアしなければいけない問題があったり、
エアカップガンなどの必要物資を考えると、始めるまでの初期投資が結構掛かるのも事実。
道具を揃えたところで上手く塗れる保証も無いし・・・
そんなわけで、今までは「やってみたいな・・」と思いながらも手を出せずにいたのだが・・
気付けばエアコンプレッサーも、サブタンクもある。
あとはエアカップガンを揃えるだけの状況。
「じゃあ、やるしかないじゃないか!」と思っていたところに、ちょうどA山君よりGCのフロントバンパーを純正に戻したいという話が出てきて・・
塗装デビューが決定しましたw
自分一人では勝手が全くわからないし、塗料も入手出来なければ、調色も出来ない・・・
そこで、
だ いさんにお願いして塗装講習会を設けて頂きましたw
ホント、お忙しいところありがとうございました!!
ガンも融通してもらい・・
自分用のエアカップガンまで揃えることが出来ましたw
ちょっとバタバタしてたんで、説明書なんかをじっくり見る暇すら無かったんだけど、中々良い物のようで・・・
他にも色々と道具を揃えて頂いて・・
ホントにありがたい・・・
お互い多忙の中、何とか都合を付けての講習会。
運よくこの日は夕立も無い晴れ。
このためだけにアッチから帰って来たようなモンなんだけど、久々の下界はちと暑すぎるな・・・
直射日光がキツ過ぎるので
例の簡易屋根を設営。
準備が出来たら早速作業に取り掛かります。
先ずは先生のお手本を見ながら、アシ付けや傷の軽い補修をします。
86Fのこのバンパーを74Fのブルメタに塗装します。
ちょっとレアカラーの86F。
結構キレイなバンパーだったんで、自分の予備に取っておきたいところだが・・
A山君用に買ったバンパーなので、心を鬼にしてアシ付け作業を進めます。
キズの補修によって、下地の色が出てしまった所には軽くサフェーサーを当てて・・脱脂も済ませたら下準備完了!!
調色済みの塗料に硬化剤、シンナーを混ぜ、塗装準備をします。
イキナリでバンパーはさすがに無謀すぎるので、先ずは小物のグリルで練習を
塗装面に対して常に正面から狙っていくのですが、これが中々難しい。
アタマで判っていても、「次はドコの部分だ?」なんて、イチイチ考え込んでしまう
単純なんだけど難しいんだ
バンパーはさすがにイキナリチャレンジはキビシイので、先生のお手本をしっかり見てみます。
メタリックカラーはムラにならないように、だけれど垂れないように半ツヤに持っていく必要があるらしい
ちょうどこんな状態ね
しかし・・ これがかなり難しい・・・
部分的にツヤが出てしまったり、逆に塗りが薄くてザラついた感じになっちゃったり・・・
そして仕上げのクリヤー。
コイツがまた難しい・・・
先生に
「もっと攻めてもいいんだけどなぁ・・・」と言われ続けてしまったよw
何だろう、スプレー缶塗装歴10年のクセは中々抜けないもので・・・
もちろん?スプレー缶塗装も全く持ってキレイに塗れませぬ!
ちょっと欲をかいて、一気にツヤを出そうとした時のあの垂れる感じ、そしてその垂れたクリヤーがメタリックを一緒に流すあの感じ・・・
アレが軽いトラウマになっているようで、イマイチ攻め切れない・・・
で、結局仕上げも含め、ほとんど先生に塗ってもらってしまったw
お陰様でこんなにキレイwww
ほとんど見てただけみたいな感じになっちゃったけど、今回はこれで良し!!
何よりも、実際の作業を自分の目で見てみたかったのだ。
いくら本を読んで勉強したって、実際に見ないと判らないことは沢山ある。
特に、イメージ優先で生きているオレは、その作業の一連の流れをイメージできないと、絶対に出来る気がしない。
今回の講習で得たモノはとてつもなく大きい。
塗料の硬化剤との配合、塗装面の下準備、塗装のコツ、手順、塗装環境、実際、思ったよりも攻め込んでも垂れないこと、陽射し避けの屋根が暗くて、塗装面の反射の確認がし辛かったことw などなど・・
知りたかった色々な事が、ようやく理解できた気がする。
今では次はキレイに塗れる気がするもん。
↑大袈裟 失敗するパターンwww
それだけ一連の流れは掴めたって事なんだと思う。
ま、いきなり複雑な形状なGCのバンパーは無謀だったなw
しばらくは、インテークダクトやミラーなどの小物で練習したいと思いますwww
後はA山君が取り付けに来るまで保管!
塗装って楽しい
Posted at 2011/08/23 23:49:49 | |
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