siecle / ジェイロード MINICON  

以前から気になっていた、シエクルのMINICONシリーズ。
MA36S/46Sが適合車種に入っていたので、いずれはMA37Sも…と思っていたら、
いつの間にか、しれっと適合表にMA37Sが追加されていました(笑)

K12Cエンジンは圧縮比12.5でレギュラーガソリン仕様。
ということは、燃調がかなり濃いめなのかな？と勝手に想像していました。
ならば、ハイオクを入れて薄めの燃調が決まれば、もっとパワーが出るのでは？と…

青い山賊には、納車からずっとハイオクを入れていて、
純正交換タイプのスポーツエアフィルター(SPRINT FILTER)も入っているので、
もっと燃調を煮詰められたら…と、ずっと思っていました。

そこで、こちらのMINICON。セッティング済みというのが有難いですね。
手動で調整できる上位機種、MINICON PROもあって、そちらも面白そうですが、
薄くし過ぎればノッキングが起きて最悪エンジンブローなわけで、
まずは安心感を選んで、普通のMINICONにしてみました。

適合品番は「MC-S12P」です。

装着はカプラーオンなので、車両側の接続場所さえわかれば超簡単。
MA37Sソリオの場合、圧力センサーのカプラに付属ハーネスを噛ませます。
あとは本体を固定して、余ったハーネスをまとめるだけ。

設定は、本体のスイッチで以下の3モード(含ノーマル)から選べます。

　1　基準のセッティング
　N　ノーマル状態
　2　1より薄めのセッティング

薄めが希望なので、とりあえず2を選択してご近所を軽く流してみました。
あまりアクセルを開けない状態でも、以前より滑らかにクルマが進む感じがします。
今までよりもわずかですが少ないアクセル開度で前に出るように感じます。

青い山賊はPIVOTのスロコンを装着済みで、常にSP7(最も早く開く)にしていることもあり、
ちょこんとアクセルに足を乗せる感じで、スムーズにクルマが前に出る感覚です。

もうちょっとフィーリングを確かめたく、せっかくなので1も交えて、
街乗りメインですが、時折アクセルを大きく開けたりしながら少し走ってみました。

あくまでも私の個人的な感想ですが(常時ハイオク給油なのであまり参考にならないかも)、
ひとことにまとめると、1は力強いフィーリング、2は滑らかなフィーリング。

低～中回転時、1は「アクセル開けてるぞ！加速してるぞ！」という感じが
伝わってきますが、2はいつの間にか回転が上昇して速度も速くなっていく感じです。
そして、高回転の伸びも2の方が滑らか。1は頑張って回してるようにも感じます。

ハイオクを入れてガンガン回す私は2のフィーリングが好きですが、
あまり回さない人は1の力強い感じが気に入るかもしれません。
いずれにしても、もうノーマルには戻れません(笑)

1万円ちょっとでこの大変化(しかも2モードから選べる)はコスパ抜群かな？と思います。

商品詳細ページ
http://www.siecle.co.jp/products/minicon_v2.html