今日は印刷屋に行き、親クラブであるダットサン会で販売している某商品の新パッケージの打ち合わせと
版下までを立ち会って作ってきました。
ニューイヤー当日にも販売しますので、興味のある方は買ってくださいね!詳細は現地で!(笑)
ちょっと探し物がありまして少し倉庫を漁ってたのですが、色々な物が出てきました!(笑)
ウチにある中でもあまり日の目を見ることが無い部品なので、せっかくだから今日は部品を載せてみます。

画像は910ブルーバードのサファリ仕様ワークスストラットと、大森スポーツコーナー(現ニスモ)製240RS用
ジュラルミンのアンダーガードです。
このストラットは市販品とは違うワークス品なので部品番号の設定がありません。(試作部番は有ります)
当時の厚木自動車部品(現日立ユニシアオートモーティブ)で製作されたようです。
サファリ用ストラットの最大の特徴は、良く見ると判りますが横に変な管が出ています。
ちなみにレッキカーに使われた物だそうですが詳細は不明です。

この本体から出ている管(右についてるS字の管)は一体何なのか?
実はこれ、トリップメーター用のケーブルの取出しなんです!
通常はミッションから出てるケーブルに分岐のギヤボックスを使って取り出しますが、サファリでは
リヤの空転も多く、SSではなく全てラリー区間な為、距離の誤差を極力少なくするように、このフロント
ストラットのスピンドルからケーブルが入り、ハブから直接回転を取り、ストラットの横から出て、そのまま
室内にケーブルを引き込むようになっています。これはバイオレットも910も240RSも同じ方式です。
このケーブルがハルダ(若い人は知らない?高価なトリップメーターです)に行っています。
スプリント(ターマック)用のストラットにはこの機構はついていません。
ちなみにこのストラットについているアッパーマウントは240RS標準装備でもお馴染みの、キャンバー、
キャスター調整可能なピロアッパーです。当時としては大変良く出来た機能だと思います。
フロントはどの車用も殆どが車高調になってます。

上の画像は240RS用のOPパーツリストに出ている物ですが910用とは管の出方が違いますが、やはり
サファリ用には装備されています。
ワークスと同じ機構ですが市販品として販売されていましたので、当時は普通に入手できました。
プライベーターをこれを購入してサファリに参戦したようです。
私の持っている物はショックとしてはすでに使えないのですが、それでも大事に持っています。
捨てることは出来ないですよね~、一生の宝です。
アンダーガードはいつかシルビアに付けようと思います。
「レース専用部品」と言う知る人ぞ知る、大森スポーツコーナーお約束のシールが良いでしょ!
ってことで、たまには違ったネタにしてみました。
でわ、また次回に・・・。明日は美容院でも行こうっと。
Posted at 2011/01/15 23:30:46 | |
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