あらためてブログにするほどではないかもしれませんが、リーフオーナーが最近増えてきたように感じるため、誰もが信憑性に疑問をもっている
「航続可能距離表示」
こちらについて、今日一日の変動を見ながら考察したいと思います。
バッテリー残量が、3メモリくらいになって、ドキドキして充電したくなってしまうオーナーに、ぜひ、「あと1歩」前に進んで欲しいな~なんていう気持ちもあります。
まず、航続可能距離に関して、たいへん重要なのが、
走行ルートの高低差
です。
これが、リーフには大きく影響します。
登りは、電気が位置エネルギーに変換されるため、「とにかく電池減る」
下りは、位置エネルギーが回生(充電)に作用するため「案外電池が減らずに走れる」
これが、基本になります。
すべての道路が平坦なら良いのですが、この高低差があるために「正確な航続可能距離表示」をすることはたいへん困難です。
そのため、リーフに長く乗ると「航続可能距離表示をまったくアテにしていません」
アテにできないということは、いつ充電していいかわからず、どうしても、メモリが減ると不安に駆られる・・・ということにつながります。
ぜひ、今回の検証などを参考に、興味をいただいた方は、ご自身で試してみてください。
①まずは、高低差を先に確認しておきます。
今回のコースは、スタート地点が標高20m。一番高い位置が標高150mで、高低差は130m。
この区間を、上がって下って、戻ってくるドライブです。
走行距離は、全部で40kmの予定。
②高低差がわからない・・・そんなときは、こちらをチェック。
リーフのメニューから情報画面で呼び出すことができます。
MC後のリーフのSグレードの場合も、GPS情報を出せればわかりますし、最近のレーダー探知機などにも標高を調べることができるものがあります。
これは、わかると便利ですよ~
③では、今日の検証スタート
残り 4セグ 航続可能距離表示 59km
これから、40キロの往復をするわけですが、「充電したくなりませんか?」
この状態で40km、走る前に急速充電や、自宅充電したくなりませんか?
では、これが、どのように変化するか・・・検証です。
途中・・・
一番標高が高い地点に到着~
④標高の高い地点から戻ります(この検証は片道切符では意味がありません)
そして、ゴール!
バッテリー残量 1セグ 航続可能距離表示 17km ここまで走行した距離 39,3km
ゴールの2km手前で、残念ながら「バッテリー残量低下表示」が点灯してしまいました。
⑤ここで検証・・・
朝、航続可能距離表示は・・・59km
夜、ゴールしたときの結果は・・・39,3kmプラス残り17km=56,3km
お、結構正確な結果になってません!?
朝、リーフが表示した結果からは、2,7kmほど少ない結果になりましたが、これは、標高差が130mあったことを考えれば、これを標高差における「誤差の範囲」と言えると言えます。
平坦だったら・・・59kmぴったり走れたかも・・・
ということは・・・この、標高差がどのくらいあるかで、この「誤差の範囲」を推定することで「どのくらい走行できるかが読める」ということです。
結果、4セグあれば、このルートだと余裕で50kmくらい走っても、電欠にはならないと考え、ドライブができる、ということになります。
⑥その際の注意点があります
この結果は「1人乗車」であるということ
2~4人乗ると重くなりますから、航続可能距離は減ります
バッテリー温度が5~6セグであるということ
3~4セグの冬や、オーバーヒート気味では航続可能距離は減ります
また、冬の3~4セグでは、目に見えて「回生充電量」が少なくなり、走行中の電気回収が減ります
エアコンはオフであるということ
夏のエアコン、冬の暖房、当たり前ですが電気使いますので航続可能距離は減ります
冬の暖房は、とにかくやばいです(笑)
走行スピードが法定速度であること
スピードをあげればあげるほど、バッテリーは減ります。その分時間を手に入れるわけですから・・・
今回の検証は、外気温が15~20度
外気温が下がると、タイヤとの摩擦も変化し、距離を走れません・・・
などなど、自然を感じるリーフならではの「航続可能距離」の変化があります。
結果、「どれだけ走れるかわからなくて、無駄にドキドキする・・・」ということになるわけですが、それを楽しむことができるのが電気自動車オーナーならではの特権ではないでしょうか?
走って当たり前のガソリン車とは違う楽しみ・・・
ぜひ、参考に。
そうそう、翌日も32kmくらい走行しますので、現在残り17kmで、登りのスタートなので充電しないと走破できません。
よって、素直に自宅で普通充電します~
明日は、満タンスタートです!!
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Posted at
2013/09/28 00:43:19