2014年09月22日
人間の感覚
今日は写真とか一切無しです。
ここ数ヶ月、86のトラブルと向き合ってきました。
顕著に症状が現れたのは、リジットマウントや強化ブッシュの導入によるものでしたが、
それが起因して発生したものではなく、
元々、発生していたものがブッシュ等で判り難くなっていただけ。
原因としては
(1)強化クラッチを導入したことによる伝達効率のUP
これでデフの負担が上がってしまい、デフのバックラッシュを大きくしてしまった。
バックラッシュ調整がカラーが潰れる方式だが、そのカラー自体の剛性が不足し
LSD等を入れると、簡単に潰れすぎてバックラッシュが規定値以上になる。
(2)デフのバックラッシュが大きくなった状態の上、車高が低い為、ドライブシャフトがバンザイ状態となり、
CVJやアウターベアリングへの負担が高くなった。
左側は特にエキゾーストの熱害を受け易い
(3)純正のドライブシャフトの製造品質。品質管理が悪く、新品なのにバリがある。そのため、フリクションロスが高く、動きが悪い為、更にデフへの負担がかかった。
新品でSTIドラシャを購入したが、アウター側のゴリゴリという抵抗が大きいので判明
(4)実際に外したドラシャのアウター側、特に左側は異常に硬くなっていた。
(5) (2)~(4)により、デフのバックラッシュ対策として、シム調整式にしたが
デフの唸り音が消えたものの、LSD以外のガガガガという異音が大きくなる
で、今回、WPC加工して、CVJにはセラミック球、専用グリスで対策したSTIドラシャを装着。
(1)結果、ドライブシャフトの捻り剛性UPにより、アクセルパーシャルからの加速フィールが非常にスムーズ!
(2)各部のWPC処理等により、フルクションロスが低減され、デフ付近からの異音が無くなった。
(3)俄かには信じられないが、とにかくシフトフィールが凄くよくなった!!
先日、ミッションオイルを交換したばかりなので、単純にドラシャ交換との差がわかるのだが
ミッションマウントを交換したり、カラーを入れるよりもハッキリ判る。
これによりミッションの負担が軽減されるでしょう。
結論として
強化クラッチや機械式LSDを入れると、私のように各部の対策は
遅かれ早かれ必要になるでしょう。
① LSDを組むなら、最初からシム調整式カラーは必須
② ドラシャを交換するなら、WPC処理+@は絶対推奨!
以上、今、悩んでいる方は参照ください。
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86 | クルマ
Posted at
2014/09/22 22:32:06
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