siecle / ジェイロード レスポンスブレード  

エアフロセンサーに当てる風の流速を上げる、導風板みたいな部品です。薄い鋼板で出来ていて、加工精度は非常に良好。取り付けは容易です。

HKSのレーシングサクションリローデッドとNOPROハイカムを組んでるんですが、サクションパイプの管径がノーマルよりも太くてエアフロセンサー検出値が実際のMAFよりも小さく出るので、とくに2000回転未満では燃料が薄くてトルク落ちが激しく街乗りしづらい、という状況の改善を試みるために導入。

本来サブコンやPCUの書き換えで補正するのが常道ですが、ゴム板とファンネルに続いて物理的な手段を試しました。

試走してOBD2モニタで見ると、MAF値が1～2割ほど大きく出るようです。高回転ではもっと大きくなるかもしれません。
マニュアルには4000回転以上は燃料が濃すぎるかもとありましたが、NCは4000回転を境にDジェトロへ切り替わるので大きな問題は無いでしょう。

低回転域での街乗りはとてもしやすくなったし、ファンネルも外せました。
長期的な影響はこれから。