オルタネータ、交換
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
2
オルタ本体を前側に抜き取る為には、その手前にあるA/Cコンプレッサを退かさなくてはなりません。
ちなみに整備書にはろくな説明がないのでこれは各自判断しろという事と理解しましたw
まず右ストラット近くにあるエアコン配管のブッシュクランプステーの10mmボルトを外してステーを浮かせてなるべく配管が大きく動いてくれる様にして、それからA/Cコンプレッサ本体四隅にある12mmのボルトをそれぞれ緩めます。
ここ、本体底面側と天面側でボルトの長さが違います!
戻す時に間違えない様にして下さい。
ボルトを抜いてA/Cコンプレッサを揺すればゴロンと取れますので、プーリーに傷が付かない、配管を曲げさせてしまったりどうにか何とか無理がない位置に引っかけて下さい。
自分はどうにか水ラインに引っかけました。
ちなみに、A/Cコンプレッサにカプラー付いてますが今回は抜いてません。
純正でカプラーにリード線をUターンしてテーピングして切れ抜け対策してますので、そもそもいじらない様にしました。
そう、ここ凄く大事で、作業してて引っかけて惨事にならない様に注意して下さい。
引っかけてないか、ちょこちょこ確認しながら作業!
3
バッテリーの端子切り離しがされているのを確認してから、オルタ本体のカプラーを抜きます。
爪は向かって右側です。
カプラーの右側に力を入れて押し込んで引く。
それとB端子はカバーを開けて、中のナット12mmなので取り外して、端子引き抜き。
これも切り欠きの合いがあるので、戻す時にどうなってたかちゃんと見て覚えておく。
入る様にしか入りませんが。
4
いよいよオルタネータの引き抜きです。
バールの様なものでもいいし、自分はストレートメガネを横やら縦やら向きを変えたりしてテコの原理で手前へとグイグイ引っ張り寄せました。
上からも写真の様にしたり、下からも同じ様に引っかけて引っ張り寄せて、外れる時は急にごろん!と出てきますので下で作業してる時は注意。
オルタはそこそこ重いので顔面直撃なんかしたらまずすぎます。
片手でキャッチできる様に構えておいて下さい。
5
お約束の新旧比較!
なんですが、ディーラーで取り寄せてもらったものは品番がサフィックスAとかなし。
改定とかなく、設定時から何もされてないみたいです。
単純に新品になるだけですね。
ちょっとだけ面白くない…w
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後は大体、逆の手順で戻していきます。
気を付けるべきは、A/Cコンプレッサのボルトが天面底面で長さが違う物を使っているところ。
オルタネータ本体は先に本締めをちゃんと済ませてからベルトテンショナーを付ける事の2つですかね。
テンショナーを付けてからだと、何とギリギリボルトへアクセスできません。
スパナで何とか入りますが、そんな狭いところをスパナで本締めしきれるか…微妙です。先に締めましょう。
という自分はやらかしました!
後で本締めができなくて組んだテンショナーをまた外す手間を増やしてしまいました…w
それと、テンショナーは六角部分にメガネ掛けて、フルストローク3回やってからベルト張りです。
フルストロークさせることによってダンパー内のエアを追い出し摺動性を良くさせます(整備書にも記載)
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締め忘れがないか要確認。
オルタは上下ボルト。
テンショナーの上ナット下ボルト。
ずらす為に外したA/Cコンプレッサはボルト4本。
最後にエアコン配管を動く様にさせる為に緩めたステーのボルトを付けてステー固定。
8
後は邪魔だからと避けたホース類があればそれを元の位置に戻してやればエンジンルームの作業は完了です!
最後に、バッテリーを外してしまっているの初期化の必要な項目があります。
1)ISC初期化
アイドルスピードコントロール、です。
昔はスロットルのネジをいじったり~でしたがフル電子化によって放置で自動学習だそうです。
ボンネットを閉じた状態で電気無負荷でエンジンが完全に熱くなるまで(具体的にはサーモスタットが開いて循環するまで)放置する。
ラジエターアッパーホースが熱くなったらエンジンオフ。
続いて学習状況の確認。
エンジンスイッチをイグニッションオンにしてから5秒以内にi-stopオフスイッチを3秒以上長押し。
i-stop警告灯オレンジ色が点灯したらエンジン始動。
i-stopスイッチを1回長押し。
そのi-stop警告灯がオレンジ色点滅からグリーン色の点滅になったら学習成功状態という事だそうです。
これは…ちょっと、1回やらないと学習がちゃんできてるって状態の結果が出ませんでした。
2)ステアリング舵角センサ初期設定
ヘッドライトのAFS絡みの項目です。
これもバッテリーを外してしまうとリセットされてしまうとの事で、AFSが適切に左右、ハンドルを切った量に対して動く様にします。
これは簡単で、エンジンが掛かってる状態でステアリングをロックトゥロック、左右にそれぞれ1回ずつやってエンジンを切るだけ。
3)運転席パワーウィンドウスイッチ、オート操作
オフになってしまっています。
これを標準のオンの状態にする為には、運転席ウィンドウのスイッチを下げきって、スイッチを上げっぱなしにして窓が閉まってから2秒そのままスイッチ引いたまま。
で、スイッチを離します。
これでオートがオンになります。
4)ナビのオーディオ設定と、車両本体の時計
これは各自バッテリー切り離し前に必要であれば写真を撮っておいて、修復作業。
ガソリン関係のデータも一部リセットされてしまいますので、記録を取ってる方はその辺も注意です。
交換での必要な作業は以上です!
細々としたのがあるので地味に時間は掛かります。
やるまで買ってから3ヵ月寝かせてしまいましたが、大変というよりかはやっぱり面倒だったという感想ですw
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