レカロ、ベースフレームステー切断をしてポジションを下げる

レカロ社のベースフレーム（シートレール）は高さ調整が出来るステーになっていますが、一番下へ下げる場合はステーを切断してくださいと説明書に記載されています。
写真の通り3段階の調整が可能で、高い、真ん中は調整で行き来出来ますが、低いに関してはステーがブラケットへ干渉してしまうので切り飛ばさないと低い状態にできないという理屈。

当然切ったら戻せないわけで、一先ずそのままでー組んで早、ン年。
新年になったしそろそろ切るかーという事で外していきます。

ちなみに反対側はこんな感じでステーが下へ突き出るので切らなくてもいけます。

現状シートの高さ設定が、
前側：高い
後側：真ん中
なので、これを
前側：真ん中
後側：低い
こうしたいわけです。

前側も低い位置へ下げたいとなるとカットが必要ですが前側穴位置は真ん中穴でいいので、今回ステーをカットするのは後ろ側の左ステーだけで充分。

微妙なギリギリ具合に切って合わせてみたら当たるからまた切ってーとなるのが嫌だったとはいえギリギリまで切り過ぎましたねｗ

ヤスリ掛けして、触って指が切れない程度に断面が滑らかになったらタッチアップして防錆とします。

全体図。
写真右下のステーが1段分切り飛ばされて短くなっています。

写真が逆光で見づらくなってしまいましたが、カットした事で下げられる様になりました。
カットしてない状態でステーの先が干渉してる感じ（ここのページの写真1枚目参照）だったのでそれで攻め気味に切ったわけですがまぁ良しとしましょう。
一応、元の高さにも戻せます。

反対側、後側の右ステー低い状態へセット。
ステーは下へ突き出て逃げてます。
シートレールを前後させても干渉なし！

1段分低くなり、足は良い感じに逃げるようになりましたが、シフト操作すれば左肘がセンターコンソールリッドに当たるわステアがやっぱ上からは持ちにくくなるわで、ほーーんとBLアクセラのシートポジションは決まりにくいのが昔から嫌いな部分です…
この後の世代のマツダ車は純正で楽な姿勢取れるんですよね。全然違う。

前側右側のレール内側にくっついているナットが途中で空転して、あれ？ここって溶接とかでくっついてるんじゃなかったっけ？ってなったやつ。

ナット裏が穴部に引っ掛かる程度のツバがあり、それが溶接じゃなくて接着剤みたいなのでくっついていた跡がありました。

ナットのサイズ、14mmかと思ったら14mmより微妙に大きいし、場所が悪くて工具も入らないのでやむなし、ペンチで挟み込んでキャップボルト側を何とか締め込ませてナットを食わせて、締め付けられましたが…
お粗末じゃないですか造りが…

シート本体はともかく、レカロのレールは最初に組付けた時もあんまり印象良くなかったけど、またも印象悪くなりましたｗ

最初はステーを切断するんじゃなくて、外側へ折り曲げてしまうか？とも思ったんですが、かなり硬そう（切るのもそこそこ硬めだった）だったんで最初から余計な事せずカットして正解でした。

しばらく乗って気に入ればこのまま。
肘がやっぱり当たるのがーとか嫌になってくれば戻します。
調整できる様になりましたからね！