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terecoboostのブログ一覧

2013年07月05日 イイね!

C/Fコンバーターのフルオーバーホール

C/Fコンバーターのフルオーバーホール皆様こんばんは!!


気がつけば7月になってしまい…ご無沙汰しております。

もう夏ということで、各地で旧車イベントが元気よく開催されておられますが、あまりの激務の為土日の近場のイベントですら顔を出せない状態であります。


早く一段落しないものかと切に願っている今日この頃です。



さて。本日の本題であります。

今年の5月に私がお世話になっておりますお友達である港303様のブログに私が修理させて頂きましたC/Fコンバーターの記事を書いて頂いておりました。

その節は本当にありがとうございました。


私の本業が「電機」と社名に付く会社のメンテナンスマンである為、ある程度のものについては自分で修理を行うようにしております。

このC/Fコンバーターに関しても例外なく自分自身で修理を行う対象の部品となります。

ところが、この部品は簡単に修理をさせてくれる程生易しいものではありませんでした。

燃料タンクの上部に取り付けることを前提にされている為、基板面を黒いシリコンでスッポリと覆う構造となっており、正直なところ基板の部品の全てを解析するのは難しいと考えておりました。

その為、今までの修理はプリント面に施されている半田を全て除去し、電解コンデンサの交換、端子の腐食の酷い電子部品は他の電子部品を傷つけないよう細心の注意を払いシリコンを剥離し交換を行っておりました。
その他再利用が可能なものについてはしっかりと清掃、判定をした上で再利用しておりました。

もちろん、動作や精度に関しては新品と同等になるようにしておりました。


しかし。今までの修理方法ではどうしようもない物が私のもとにやってきました(笑)


それはとあるルートからコンバーターの修理依頼を頂いたのですが、私の手元に届いた時点で既に不思議な形をしておりました。

どう見ても自己融着テープでグルグル巻きにされているそのコンバーターはかなりの難易度を私にアピールしておりました(笑)


画像が無く申し訳ございませんが、この自己融着テープを剥離すると…予想通り基板の半分が破壊されており修復不可の状態にありました。





とうとう禁断の領域に突入してしまいました…修復不可だけはどうしても許せなかったのです。

全てのシリコンを剥離し慎重に各抵抗の抵抗値、コンデンサーの容量、使用されているトランジスターの型番を控える事に成功しました!!


言い換えれば、新規でC/Fコンバーターの製作自体が理論上可能になったということでもあります。


現在、すべての部品を新品に交換し動作チェックを行っておりますが、当然ながらしっかりとした精度が出ております。


心配な事は、トランジスターが現在作られていない物で一応代替品はあるのですが、いつまで手に入るかということです。

代替品でテストを行いましたが、熱量が若干多いため寿命が短くなるのではと懸念しております。


仕事が一段落すればこの辺りもテストしていきます。



私はご自身の車をご自身で修理をされることに対して良い事だど認識しております。

「素人だから出来ない」「プロしか無理」なんてものは正直ないものと考えております。

ブログにてこのような記事を書くのもこの思いがある為です。


しかし、何でも出来る訳ではありません。

設備、修練、場数…色々なものがついて回るのもまた事実です。


何を言いたいのかというと、何をするにしても確実に練習がいるということです。

そして最低限の設備です。

理論なんて後追いで構いません。理論は必要な時に覚えたら良いといつも考えております。

極端な話、電気の理論書を読まなくても修理は出来ます。

ただ、抵抗のカラーの見方、コンデンサーの容量の見方くらいは知っておかなければなりません。


ハンダ付けという行為も1日や2日でできるものでは残念ながらありません。

私も年に1回会社で判定試験があるくらいです。

腐食を起こしているハンダに新しいハンダを盛っても厳しい言い方をすれば何の意味もありません。
またいずれ腐ります。

ハンダが割れている部分にそのままハンダを盛っても長持ちはしません。


この記事を読まれてC/Fコンバーターの修理をされることがございましたら、行動に移される前にまずご自身の技術、設備が整っているか確認をお願い致します。


慣れれば簡単ですが、中学の技術の時間にハンダ付けを行ったことがあるという程度の技術では破損させてしまうだけです。


それでもやってみたい方は最低限の設備を充実させてからしっかりと練習してください。



最後に。

ご協力いただいた方々本当にありがとうございましたm(_)m

これからも宜しくお願い致します。


この記事は、レパード前期 CFコンバーターの巻について書いています。
Posted at 2013/07/05 07:12:08 | コメント(0) | トラックバック(0) | F31 | クルマ
2013年04月04日 イイね!

決断

決断こんばんは。


今年もとうとう4分の1が終わってしまいました。

皆様は計画通りに日々過ごされておられますか??


段々と暖かくなってくるのは嬉しいのですが、花粉症である私にとっては何とも難しい季節であります。


さて。レパードのエンジンご臨終から早2ヶ月。

決断しなければならない状況となりました。


そして…決断いたしました…。







JZA70スープラに乗り換えました。






ツインターボリミテッドです。

…。






冗談です(笑)



このスープラは私が日々お世話になっている方の御厚意で貸して頂いている大切なマシンですので、私の新車ではありません(笑)



本当は4月1日にエイプリルフールとしてアップしたかったのですが、遅くなってしまいました。

ビックリされた方…申し訳ございません。

ガッカリされた方…申し訳ございません(笑)


レパードはどうなっているかと申しますと、無事にY33に搭載されていたVG20Eを入手し、現在部品の移植を行っている状況です。


ヒーターコアを交換するためにダッシュボードの脱着等が残っておりますので、復活までにはもうしばらくかかりそうです。


実際、車両代替も候補に挙がっておりましたが、今後前期型の内装色茶色の程度の良いマシンが出てくる可能性が低いこと、折角ここまで潰されずに生き残った車両をたかがエンジンが駄目になっただけで乗り換えるのが嫌だったこと、そして最大の要因が…他車に乗り換えたところで…


またレパードに乗りたくなる。


ということで、修理で決断した次第です。





在りし日のゴールドツートンを見ていると…やめられませんね~(笑)


頑張ります!!!!!
Posted at 2013/04/04 02:52:43 | コメント(3) | トラックバック(0) | F31 | クルマ
2013年03月18日 イイね!

重なる時は重なるものです…パート2

重なる時は重なるものです…パート2こんばんは。

だんだんと暖かくなってきましたが、花粉や黄砂や何やらで生活自体は送りにくいですね。


さて。先日のブログにてヘッド抜けと言うお話をしておりましたが、どうやら真相は違いました。


なかなか時間が取れなかった為、原因を特定できずにいましたが、ようやく某所にてヘッドまで下ろすことができました。

ヘッドを下ろして確認していただくと、左側(助手席側)のヘッドにクラックが入っているようでした。


もうこの時点でかなり落ち込んでいたのですが、エンジン屋さんにテストしていただくことにしました。

結果、案の定、左側のヘッドにクラックが入っていることが判明しました。

加圧テストでしっかりと水が漏れていたようです(笑)

運転席側は異常なかったようです。


しかし、問題はこれだけでは収まりませんでした。





エンジン屋さんにブロック側も見ていただいたのですが、3番と5番にしっかりと傷が入っていると指摘を受けてしまいました…即ち…


「エンジンご臨終宣言」


をいただきました(苦笑)

正直、現在どのように動いていこうか悩んでおります。

F31用のVG20Eを探してもまず出てきません。

となると、

◎Y31やY33といった比較的最近まで製造されていた車のVG20Eを使用して補機類一式をF31用に交換する方法

◎逝かれたエンジンをフルオーバーホールする方法

◎VG20DETに換装してしまう方法

◎諦める

といった選択になってきます。


どうしましょうかね~現在悩み中です。

Posted at 2013/03/18 02:47:46 | コメント(3) | トラックバック(0) | F31 | クルマ
2013年03月02日 イイね!

重なる時は重なるものです…

重なる時は重なるものです…こんばんは~お元気ですか?


私は2013年になった瞬間から仕事詰めの日々でして…3月になりやっと落ち着きつつあります。

とはいえ、本日も出張先からの更新であります。


2013年は私のレパードにとっては厄年のようでして、1月からトラブルが続出であります。

まず1番最初に悲鳴を上げたのは↓




テンションロッドでした(笑)


2月2日にようやく等速ジョイントにガタの出たドライブシャフトを中古良品に交換し奈良県の山奥にテストドライブがてら夜中に車を走らせていた時の出来事でした。


突然…

ゴン!!

という快音(壊音)がしたかと思ったら

コロンコロン~♫

という不思議な音が聞こえてきました。


幸い夜中の十津川村でしたので後続車も無く即座に停車させることができましたが…



このような状態になっておりました(笑)

JAF様を呼ぼうにも僻地である為、いつ来てくれるか判りません。

ということで、100キロ近く加減速を極力控え自走にて帰還いたしました。


強化ブッシュに交換したことが最終的に破断へと向かわせたようですが、新品のテンションロッドと比べると、折れていない左側もまもなく破断するところだったことが判明しました。

やはり10万キロ程度で交換するのが良いのかもしれません。

純正のブッシュに戻すことも検討しましたが、シャープなフロントの応答は何者にも代え難い快感が私にはありまして…そのまま強化ブッシュで行くことにしました(笑)

強化ブッシュと新品テンションロッドの耐久テストを継続的にアップしていきますので、どなたかの参考になれば幸いです。


新品と破断品


交換後



2番目の不具合はその次の週、2月9日にやってきました。

この日は寒かったのですが、近所をドライブ中突然水温計が上昇を始めました。

緊急停車しリザーバータンクを覗くとヤツが空になっていました。

おまけにラジエータ内部も空になっておりました。


僅か2週間程度で4リッターがどこかに消えてしまいました。

どこに消えたのでしょう?


漏れた形跡もなく嫌な考えが頭を過ぎりました。

しかし認めるわけにはいきません。

ヤツを4リッター補充しテストを行いました。

結果、40キロ走行すると1リッターどこかに消えていることが判明しました。


嫌な予感が確信に近づいてきましたが、まだ認めるわけにはいきません。

ラジエータキャップを外し消えてしまったヤツを補充し2000回転でキープしてみました。


ラジエータから嫌な泡が見えてきました。エア抜きが不足していると言い聞かせその後30分覗いていましたが、泡が消えることはありませんでした…。


お察しの良い方なら「嫌な予感」でお気付きだったと思います。


そうです。

ヘッドガスケットご臨終

でございました(笑)


この機会にエンジン換装を目論んだのですが、諭吉さんとあまり仲が芳しくない私は人数に制限があるため断念せざるを得ませんでした。

ということで、18万キロのVG20Eを修理していくことにしました。

ただ、製廃部品で困っているものがあります。

ヒーターホース、ATクーラーホース、ファンシュラウド…この3点は交換したかったのですがね(苦笑)


頑張ります!!
Posted at 2013/03/02 03:41:37 | コメント(2) | トラックバック(1) | F31 | クルマ
2012年12月02日 イイね!

重い腰を上げました。

重い腰を上げました。みなさまこんばんは!!


今年も早いもので残り一ヶ月弱となりました…風邪などにはやられておられないでしょうか??

私は仕事が一段落し、11月はほぼ残業のない日々が続いておりました。


そんなのらりくらりな日々が続くということは時間があるということです。


この機会を逃すといつ時間が取れるか判りません。

車で通勤もしていません。


ということで、以前よりフルードがダダ漏れであったステアリングラックを脱着することにしました(笑)








画像を見ていただいたらお分かりのように、結構酷い状態でした。

今年の1月2日に車を引き取り、10日程でフルード漏れを起こしてくれた腹立たしいラックでもあります。

また、ラックはエンジンメンバーにブラケット2つ、ボルト4本にて固定されているのですが、その内1本が全くテンションの掛かっていない状態で鎮座しておりました…誰だこんな作業をしたのは!!



本来、ステアリングシャフトと結合するギアボックスのシャフト部分にゴムの蓋のようなものが付いているのですが、跡形もありません。



フルードはこのシャフト部分からタラタラと漏れておりました。



予定ではラックも自力でオーバーホールをする考えでしたが、一番欲しかったギアボックス部分のベアリングAssyが製廃となっており、今回はジャパンリビルトさんでオーバーホールをしていただくことにしました。






とても綺麗になって帰ってきました!!

オーバーホール代金は全込23000円とかなりお得でした!!


ここから取外しと逆の手順で組付を行うのですが、ここでもまた前オーナーが出していた車屋の悪行を発見してしまいました…





画像は修正後ですが、修正前はセンターが25分位ずらされておりステアリングセンターもへったくれもない状態になっておりました。


最近特に思うのですが、適当な仕事をするプロが多過ぎるように感じます。

もちろん全ての方ではありませんが、まともな仕事を出来る人の方が圧倒的に少なく感じます。

何の影響を受けているのかは判りませんが「面倒くさい」「テキトウ」を常用的に使用する人が増えてきたあたりから比例しているように思えてなりません。

特に、自分の好きなことに対しても「面倒くさい」「テキトウ」を使ってしまう方が私の周りにもいますが、何をしたいのか私には判りません。

人間を成長させるのはその「面倒くさい」ことであり、きっちりと遂行することにより技術や知恵は得られるものであると私は常に考えております。


「適当」ならまだしも「テキトウ」は自分自身の趣味に対しては絶対に使用しない言葉です。

よく、中国批判を見聞きしますが、批判をしている人に限って「面倒くさい」と「テキトウ」を常用句にしていたりします。

思っているほど両国に大差はないと感じてしまう今日この頃です。


話が大きく逸脱してしまい申し訳ございません。



取付時の画像も添付したかったのですが、大雨の中敢行した為、写真どころではありませんでした…申し訳ございません。



ラックと一緒にタイロッドエンド、ロアアームとテンションロッドのブッシュ、スタビのブッシュを同時に交換しました。


ちなみに、フルードは純正のPSWではなくマチックフルードCを使用し、ワコーズの漏れ止め剤を添加しておきました。



取付後、ディーラーにてサイドスリップの調整をしていただき無事作業が完了しました。



感想としましては、ステアリングのフィールは大きく変わりませんでした…どうしてフィールが向上していないのか考えていると…ステアリングシャフトに答えはありました(笑)



画像の丸部分にゴム製のこれまたブッシュが付いているのですが、完全にこちらもご臨終でした(笑)

近くオークションにて出品されている金属製に交換する予定です。


最後に。



プラグも完全にご臨終でしたのでイリジウムMAXに交換しました。

このプラグも…完全に締め付けトルクオーバーで外すだけで30分以上かかりました…


誰だ!!こんな仕事をした奴は!!(苦笑)

Posted at 2012/12/02 02:35:26 | コメント(0) | トラックバック(0) | F31 | クルマ

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「いろいろ壊れます… http://cvw.jp/b/726976/48479927/
何シテル?   06/11 00:38
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