FINDERの叙景　（前編）

　

　ようやく春を感じる季節になってきました。

　有名な砂紋の朝日の撮影場所は閉鎖されフェンスが張られ入れなくなり朝日を撮りに来るカメラマンの数はめっきり減りました。

　昨年は訪問出来ませんでしたが、今年は少ないカメラマンが朝早くから頑張っていました。














　暗いうちから、そこらじゅうに懐中電灯の光がチカチカしていましたが全員、スタンバイが完了し

　レンズは東に向いています。

　ちょっと明るくなったぐらいに一人のカメラマンが砂紋を歩き出しました。

　どの位置に三脚を設置しようか迷っています。

　ふと彼は右側を振り向きました。

　なんて綺麗なんだ！　　そう思った事でしょう。

　彼は3分間だけ東の方角を見ていました

　いや、見とれていました。


　それがこの写真です。


　カメラマンの多くは一斉にシャッターボタンを押した

　カシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャ　←シャッターのキル音


　必然的に被写体となってしまいました。



　僕が思うには彼はもう写真を撮る必要がないと思います。

　

　何故なら、この絶景は彼の脳みその奥に確り焼かれているからです。
















　景色を撮るつもりで広角をカメラに装てんしていましたが彼が立ち止まったので急いで

　望遠に・・・・











　朝早く必殺仕事人をテレビでやってるがエンディングの光景のロケ地はここみたいです。

　太陽が登る前から徐々に満ち潮になってました。













　漸く設置場所が見つかったようです。ｗ

　帰ってPCのモニターを観るのが楽しみだね～












　眩しい～ｗ
　

　目がやられます。ｗ

























　肉眼はレンズが一枚だからこのような光景は見えないけどカメラのレンズは20枚くらいあるから

　レンズどうしで反射してこうなります。
















　

　最後にオマケ画像。

　カード会社のイメージポスターだったらこうかな～

　

　幾らお金を持っていても時間をもてないとこの光景を見る事は出来ないと言うキャッチフレーズ。




　

　このブログに出てくる団体名は全てフィクションであり、すべて架空のものです。ｗ