ガイドブックの後書き　(藤屋)

ビーナスラインでは凍死するかと思っていましたが、今では熱中症に気を付けなければなりません。

　さて、今回は愛知県豊田市十塚町のレトロな食堂藤屋さんにお邪魔しました。

　昭和の雰囲気がたっぷり楽しめます。










焼きそば・うどんは300円！　安いですね～

何でも創業ははっきり覚えていないみたいですが1964年(昭和39年)頃だそうです。

この年は東京オリンピックで日本は活気がありました。

新幹線の開業や高速道路や空港等、ある意味革命でした。

こちらの食堂も近くに病院があり、毎日満席で忙しい日々を送っていたそうです。

ウハウハ状態だったんでしょうね～ｗ









ご主人がある日突然、食堂を開業するぞ！と突然決めて奥さんは必至になってついて行ったそうです。

その後、ご主人が亡くなられておかみさんがお店で料理を作っています。

左側がおかみさんで右側が息子さん。
（宣伝しといてね！)












　このテーブルも50年以上使っているそうです。
　中々貴重なテーブルでした。











　こちらも、もうあまり見かけないな～ｗ

　緑色の消毒液もシッカリ入っていました。

　入っていない店も多いです。

　余談ですが開業する時は保健所が手洗いがあるかどうか、検査に来ます。

　









　僕の地元では醤油は醤油といいますが、こちらでは[たまり]といいます。











　店内はこんな感じです。












ウハウハ状態は長く続かなかったそうです。

病院は移転となりその日から客足は減りましたが

3人の子供を養う為、おかみさんは頑張ってきたのです。

　また、開業当時のメニューは20円でした。

やがてファミーリーレンストランや丼物のチェーン、弁当チェーン、徐々にコンビニエンスストアーの影響で売り上げは更に低下。













　このショーケースには肉じゃがや冷奴が並んでいました。

昔は全て完売でした。

最近ではスーパーも弁当を販売しているが、昔のスーパーは弁当を販売していなかったみたいです。

でも、今は細々とやっているがそれでいいみたいです。

年も取って落ち着いてきたので、のんびりやっていくから、また来てちょうだいと言われました。

　初めて訪問しましたが色々なお話が聞けてよかったです。







　

何故、缶ジュースが逆さまになっているのか？

答えはプルタブに誇りがつくからです。

この質問をしたのは、僕が初めてだそうです。ｗ

日本の景気は徐々によくなっているので、まだまだ続けてほしいですね～

次回訪問した時はどてめしを食べたいです。

いつまでもお元気で～ｗ　　(＾-＾*)