祈願のモノローグ　(子守神社)

2023年〈令和5年〉2月13日に松本先生が宇宙に旅立ちました。今まで本当にありがとうございました。
ひょっとしたら今頃は999に乗車して車掌さんやドクターバン、それにナレーターの声優の城〇也さんも御一緒だと思います。
長い間お疲れ様でした。

動画サイトでは今日まで「ありがとう 松本零士先生『劇場版 銀河鉄道999』期間限定公開」を無料で公開しています。
是非ご覧になってください。

















さて、今回は鳥取県の鳥取市青谷町八葉寺に行ってきました。
と言ってもかなり前のお話しですが歴史のある苔が見たかったのです。
















実はここは3回目なのです。
1回目は家を出た時は晴れで安心していましたが鳥取県に入ると大雨で
2回目はここに着いてマイカーのドアを開けたらこれまた大雨でフロントガラスを見ながら待っていても止まないので諦めて帰りました。


灯篭も苔だらけ、年季が入っています。














苔の世界が広がります。














こちらは子守神社になりますがその歴史は古く今はひっそりとしています。

子守神社の「子守」の語源は「籠もり（参籠）」であった可能性がありますが定かではありません。
でも多分そうでしょう。

「八葉寺」という地名と絡めて推察するに、巨巌の岩陰の前面に展開する階段状平場群を仏教寺院の遺跡ではないか、と先生は考えられたようです。
つまり、古代には平場に八葉寺という寺院があり、その跡地に神社が置かれた、あるいは、寺院境内地の聖域（岩陰）に神社が祀られたのかもしれません。
















苔の階段と灯篭。















橋も苔だらけ、歩くのがもったいない。ｗ














この灯篭も昔はローソクで明かりを灯していたのか？

風が吹くと大変だね～













雰囲気は抜群によかった。

鳥居の後ろにあるのは銀杏の木かな？















それでは苔の階段を登ってみましょう。
ちょっとジブリの世界でもある。












そこには迫力ある岩崖！
今地震があったらちょっと怖い。














子守神社は、鳥居からみて左手に古社の本殿と拝殿、中央に小さな権現社、向かって右にやや大きな摂社が高大な石垣上の平場に並列しています。

『青谷町誌』によると、「子守大明神」は鎌倉時代の初期（1262年）に大己牟遅命(おおなむちのみこと＝大国主命？)を祭神として八葉寺東村に勧請と伝えられ、明治元年、現社地に奉還し、熊野権現、稲生（いなり）大明神、字大井手鎮座祭神大山祇命の山の神を合祀して、社号を「子守神社」と改称したそうです。



参考資料

子守神社

鳥取県鳥取市青谷町八葉寺 （はっしょうじ）