FIT　リアドラムシュー　調整

先ず最初にホイールナットを少しだけ緩めます。
（1回転位)

サイドブレーキを緩める為、タイヤストッパーをします。

ジャッキアップをして後輪を浮かせます。

リジットラックをかけ、ここでホイールナットを全て緩めます。

ゴムハンマーがあれば軽く叩いてブレーキドラムを外しますが、長年乗っていると中々難しいでしょう。
２ヶ所穴があるので8mmのボルトをラチェットで押し込んでいきます。

この時にサイドブレーキを解除し回転させてみてください。
シュルシュルとかザラザラとかシャーとか無音の車種もありますが音がすると思います。
初めて作業する方はスマホで音量をMAXにし録画して後で確認しましょう。

ぱかっと外れた状態。ダストがかなり多いのが分かる。

赤丸にあるギザギザのアジャスタボルトを2ノッチだけマイナスドライバーで回します。
その後、ブレーキドラムを回し音を確認します。
この時、上でも説明しましたが微妙に音が違ったりするとドラムにブレーキシューが当たっていて走行中に引きずった感じになりブレーキが熱をもちます。

こちらが拡大写真、ハブプレートのような物があり分かりづらいですが赤丸のアジャスターを2ノッチ回してブレーキドラムを嵌めて、回します。シューが引きずっていなければ大丈夫だと思います。
この時サイドブレーキがゆるければこの作業を繰り返します。

何度も面倒なので一度に20ノッチ位回すと
シューが出てきてドラムが入らなくなります。
こうなると余計な作業が増えて大変です。
裏側のアジャスターレバーを解除する必要がありますが
作業は全て自己責任で行ってください。
あくまで参考程度です。

おまけ画像ですがこちらは1000円程度で購入できるツールです。

シグネット 47159
ドラムブレーキ調整ツール 200mm SIGNET