キングピンベアリング交換作業①

ジムニーの持病である、激しいハンドルブルブル病を治します。
ほとんどの場合、キングピンベアリングが原因ですね！

今回はハブベアリング近辺をバラさない方法でやりました。

まずはベアリングを準備。
一時しのぎ用のベアリングシムもいいのですが、オークションであれ買うならベアリング買っても値段変わりません（笑）
自分でシム作るなら安いですけどね。


ってわけで、キンピンベアリングを４つ買いました。
オークションで買うと送料合わせて3500円くらいしますが
Monotaroってサイトで買うと、送料合わせても2700円くらい。安い！

ちなみにNTN製
品番は4T-30302　Monotaroで1個548円でした。
もちろんベアリングにはアウターレースも同梱してます。

品番アップ。

ジャッキアップしてタイヤ外してキャリパー外します。

キャリパーは17mmのネジ2本で止まってます。

キングピンを外します。上側だけ。
下側も外すと後でえらい目にあいます（笑）

12mmのネジ4本で止まってます。

バックプレートを外します。10mmのネジ8本で止まってます。
外すときにプレートやフェルトの向き覚えておきましょう。

ネジ側からプレート、フェルト、シール、プレートの順に収まっています。
外側のプレート＆フェルトは縦半月の向き
シールはまん丸なので向き関係なし
内側のプレートは横半月の向きで止まってます

まぁ、ネジ穴がはまる位置ですね（笑）

プレートやシールなんかが外れたら、下のキングピン外します。
上と同じく12mmのネジ4本で止まっています。

ナックルをよっこらしょっとって感じでズラしてください。
あんまり引っ張るとやっぱり悲惨な目にあうので、ベアリング抜けるくらいで止めてください。
あんまり引っ張ると、シャフトがデフから抜けてしまい
ナックルの重さに耐えながらスプラインをあわせながらシャフトをデフに挿すという筋トレがまっています（笑）

あとは適当な棒状なもので取り除いてください。


ここでベアリングがパッサパサのサビサビであった場合・・・
そっとナックルを元の位置に戻して思いっきりジャッキアップさせて車を傾かせてください。
デフオイルが出ない状況にしてからナックルをある程度引き出し、作業スペースを確保して
内側からアウターレースをタガネなんかでシバいて抜いてください。
で、外したアウターレースをあてて新品のアウターレースを装着させてください。
まぁ、ベアリングがさびてても、アウターレースが手で触ってわかるくらい傷があるとか、変形してるとかじゃない限り
再利用OKだと思います。そんなにデリケートな部分じゃないでしょ。
だって、錆びててもハンドルきれるんですから（笑）


このへんはどこかのサイトをご覧ください。今回はお手抜き方法なんで、説明も手抜きです（笑）

下側はナックルをずらすとボトっと落ちてくるので、下で適当なもので受けてください。
ベアリングを守る気はないですが、ガレージの床が汚れるのは嫌なんで（笑）

ちなみに新品ベアリングとレース、今までついてたベアリング。
うん、グリスがすごくて違いがわからん（笑）